松沢呉一さん ( ライター)
上川あやさんを応援します!
月嶋 紫乃さん ( トランス☆プロジェクト代表)
あやさんと知り合って10年以上。あやさんが初めて立候補された8年前の事務所開きの時、トランス☆プロジェクトで「ハローワークにて」という寸劇を上演させていただきましたね。それはGIDの人のハローワークでの実体験を元にしたものでした。
行政の力でなけれが解決出来ない事がある。
あの時は当選されるまで本当にみんな祈るような気持ちでした。
見事当選された時がゴールではなくスタートだったんですね!
2007年の2期目での再選はあやさんが議会でされてきた事が正当に認められた結果としての上位当選だったと思います。
あやさんの凄いところは絶対手を抜かないところだと思います。
毎日短い睡眠時間で頑張っているあやさんを知って、議員さんってこんなに大変なんだとびっくりしました。
あやさんの取り組みは「ちいさな声、社会にとどけ!」という合い言葉に象徴されています。
なかなか表に出ない声を丁寧に拾って、それを改善する為に議会にあげ、きちんと成果を上げれおられる。
まさに粉骨砕身努力されているからこそ、周りの人を動かし、実現に結びついているのだろうと納得しています。
性的マイノリティとしての体験が、見過ごしてしまうような小さな声にも気付く力として発揮され、それをきちんと解決するべく邁進する行動力も持ち合わせているあやさん。 あやさんが議員さんでいる事は世田谷区民にとって本当に幸運だと思います。
「こんな人が議員さんだったらいいのに!」という思いを体現して下さっているのがあやさんだと思います。
小さなところから大きな変化へ繋げる事の出来る活動を地道にたゆまず続けておられるあやさん、信頼と自信を持ってみんなに勧められます。
あやさん、たまにはゆっくり休む時間も持って下さいね。
そして、ずっと世田谷区議会議員の上川あやさんを応援させて下さい。
坂元純さん ( 国立精神・神経医療研究センター外科/児童作家)
上川あやさん、
ぼくは病院の外科医をしていますが、病気で苦しむ人たちも、またある意味でマイノリティーです。仕事をやめざるを得なくなったり、生活費に苦しんだり、自分を情けなく感じたり。ぼくは、そういったマイノリティーの人たちが堂々と、自信を持って自分の意見を述べ、みんなで共生していく社会が築かれなければ、この国に真の民主主義は訪れないと感じています。他人の意見や立場に共感し、尊重していくことこそが民主主義なのですから。多数決は、民主主義のほんの一部に過ぎません。
上川さんの活動で、世田谷区が全国の1730の区市町村で初めて、「性の多様性と一人ひとりの尊厳」を学校教育の中で取り上げてゆくと表明したことは、ほんとうに誇らしいことです。「性同一性障害や性的指向などを理由とするいじめは絶対許すことのできない人権侵害であり」「万が一こうしたいじめを発見した場合には、被害に遭った子どもを絶対に守る」と、区教育委員会が公式表明したなんて、ぼくにとって涙が出るほど、新鮮な驚きでした。そうです、「絶対に守ら」なくてはならないのです。
その他にも、上川さんは力の弱い人たちのために、ほんとうにまじめに、真剣に取り組んでいらっしゃいますね。区議という枠にとどめておくにはもったいない、もしぼくが総理大臣なら、「男女共同参画担当大臣」に指名したいです!
これからも、世田谷区のため、マイノリティーのため、そして日本の民主主義のために、力を尽くしてください。心から応援しています。
針間克己さん ( 精神科医、はりまメンタルクリニック)
最近の政治を見ていると、社会を変えていくという志は、維持するのが難しいように思えます。
しかし、上川さんは8年前に立候補したときの志が、弱まるどころか、さらに強まっているように思えます。そのエネルギーの源は他者の気持ちを自分の問題として感じていく、共感の力が大きいからなのだと思います。
これからも、そのぶれない強い志で、世田谷区、社会のために力を発揮していくことを確信しています。
小山内美江子さん ( 脚本家、JHP・学校を作る会代表)
二期八年、あまり華やかな活動ではないかも知れないが、その支えを必要としている人がいて、コツコツと真摯に取組んでいる上川あやさんがいる。
私はそんな彼女を全面的に応援します。
障害を持つ人や、ひとり親の子たちの為に、ぜひとも、もう一期がんばって欲しくてエールを送ります。
虎井まさ衛さん ( FTM日本代表/作家)
上川あやさんを応援します!
このページのずっと下のほうに昔の私が書いていますように、大学の後輩、自助グループの同輩として昔から知っていましたが、当時から真摯で努力家であることは全く変わっていません。そして初当選から数年経ち、いまや細い身体に風格さえ漂う、世田谷区のために燃える議員さんとなりました。
その緻密かつ大胆なこと、どこの区にも欲しいような議員さんです!どうかこれからも進んでいってください。
土田義男さん ( 特定非営利活動法人 悠声会 会長)
私は、喉頭摘出者の集まり、「悠声会」で活動をしております。
上川さんに初めてお会いしたのは2009年9月です。その際著書「変えてゆく勇気」を読んで、性同一性障害で幼い頃から悩みを持ってご苦労されて、区議員に立候補された時も大変な勇気を出された事も知りました。
その経緯から正に「ちいさな声 社会にとどけ」で障害者に関わる活動を重点に行っておられて、お会いした時に、私達喉摘者の失声での悩みについて良く勉強されている事に私はびっくりしました。
喉頭癌や下咽頭癌により喉頭摘出を受け声帯を無くすと、失声した場合は日常生活において大きな障害となります。
その難題に関して、上川さんがヨーロッパでは現在は殆どの喉摘者患者はシャント発声法で声を取り戻しているという実態を議会質問でとりあげて、シャント発声の際に必要な器具は、世田谷区では今年度より日常生活用具での給付が実施されています。上川さんのご尽力に心より感謝しております。
私達、悠声会として世田谷区で実施された実績を基に昨年は5自治体に働き掛けの活動を行い、今後も取り組んでいきたいと思っております。
今後ともご指導を頂く事が多いでしょうが、是非とも頑張って頂きたい。私は区民ではなく微力ですが出来るだけの応援をしたいと思っております。
高野茂さん ( 特定非営利活動法人 悠声会)
一昨年から始めた運動 「喉頭摘出者でシャント法にて声を取り戻した仲間が日常生活にて常に使用する関連装具の無償支給」については、上川区議の情熱とご努力のお蔭を持ちまして本年度(昨年4月)から世田谷区にて実施されています。
この日常生活用品認定は全国で3番目の自治体が世田谷区となり特に本州では始めての事例となりました。
この実績を元に我々「悠声会」は近隣自治体に世田谷区と同様に日常生活用品認定の陳情をお願いして回り始めました。
少なくとも世田谷区での実施は、我々の陳情の際に強力な実例となっております。
これからも世田谷区で実施されたような日常生活用品認定に向けて活動して行く所存であり、その礎を築いて頂き誠に有難く御礼申し上げます。
今後とも区議会議員として社会的弱者への援助・支援のご活躍を確信申し上げます。御礼と応援まで、「がんばれ あや!」
小熊英二さん ( 慶應義塾大学総合政策学部教授)
上川さんにお会いして印象に残っているのは、たいへん魅力的な人であり、また頭のいい人だということだ。
政治家は何らか魅力がないと当選することはできないが、上川さんの魅力と頭のよさは、人とつながりを持ち、自分の位置をゼロから考え直しながらでなければ、生き抜いてくることができなかったことからくるのだろう。またそのことが、人を結びつけ、世の中を変えていく力を生み出している。こういう人が政治の場にあることは、とても貴重なことだと思う。
竜超さん ( 『薔薇族』副編集長、「のばら共存舎」主宰)
性同一性障害を抱えて生まれてきた上川あやさんは、いわゆる「性的少数者」ではありますが、その部分へ必要以上に囚われる方ではないと信じています。もしも属性に拘泥し、そちら方面への過剰な利益誘導などに走れば、性的少数者への世の偏見はいっそう高まり、不名誉なレッテルがまた新たに貼られることになるでしょう。
性的少数者といえども「社会の一員」であることに変わりはなく、世の中全体が暮らし良いものとなれば、その生活だって必然的に向上していくのです。性的少数者である上川さんが広い視野から物事を見つめ、「性的少数者ではない人たち」の為にも大いに動き、成果を上げてくださることに期待します。そのときこそ、我々に対する誤解や負の先入観は覆されることでしょう。