杉本浩一さん ( 会社役員)
上川あやさんを応援します!
生江有二さん ( フリージャーナリスト)
ひとりは万人のために、万人はひとりのために。こんな当たり前のことが守られず、収入の多寡、お金儲けが上手であるか否かで人格が問われるひどい時代に成りつつあります。
声をあげたくともあげられず、悔しさを噛みしめるしかない人たちに、あやさんは少しでも寄り添うべく、行動を持って活動をしてきました。
あやさんを議会に送り続けることが、ひとりの、万人の幸せに繋がります。
あやさんにできうる限りの手を差しのばそう。
私はあやさんを支援します。
はんきー@陽性者さん
僕は、ゲイでHIV陽性者です。
「変えてゆく勇気」(岩波新書)に書かれていることは、HIVを持っていることがわかって、改めて自分は何者なのか、どうしてここにいるのかなんてことを考えながら、あっちこっちぶつかって歩いてきた今、僕が考えてることを同じことだった。会って、話したいと思った。
岩波新書の副題が「性同一性障害の私から」。
「障害!」という定義には、僕は違和感があるし、上川さんもそうだ。
でも、彼女は、そのことも十分承知して、したたかに「社会を変えて行く勇気」を持っている。
彼女は言う「ときには自分の「常識」を疑わなければ本当のニーズはわからないという思いを込めたものだ。そんなふうに考えるのは、私自身が「常識」から はずれ、苦しんできたからだ。制度のらち外に置かれ、「困っている」と口にすることすら難しい閉塞感が政治参加の原点になった。一方で私は性的少数者であったけれど、他の部分では多数者側に属している。だから思う。自分の思いこみを疑わなければ、埋もれたニーズには気づけない。」。
そして、当事者が声をあげる、動いていくことの重要性を語る。
でも、敵対するのではなく、「体温」を伝えるように動く。
完全なものを要求し、何一つ実現しないのではなく、実現可能なものから勝ち取り、実績を積み上げていく。
「変えてゆく勇気」の最後のフレーズ。
「誰もがのびやかに生きられる『寛容な社会』に向け ちいさな声、社会にとどけ!」
政策決定の現場に彼女がいるのと、いないのとでは、大きな違いがある。
僕たちも、今、「変えてゆく勇気」を持てる、と思った。