大庭絵里さん ( 神奈川大学経営学部教授)
上川あやさんを応援します!
中村正さん ( 立命館大学教員)
老いること、病むこと、人と異なりがあること、生きづらくなること、休みたくなることを認め、生きていけるようにすることは、活動すること、一生懸命に働くこと、エネルギーをだして生きること、介護や育児で他者のために時間をさくことそれ自体とうらはらな関係にあると思います。
上川さんはこうした人間としての存在の肯定のために議員をしている、いや議員もそのための手段で、彼女の人生そのものがこのためにあるようだとかねてより思ってきました。
東奔西走する上川さんの日々をみていると、まるで天職のようにして、多様な生き方ができる地域を創ろうと考えるだけではなく、本気で行動しているのだなと思っています。京都から応援しています。
高田良実さん ( カウンセラー)
上川あやさんと初めてお会いしたのは、もう12年前、同性愛者の集まる街、新宿二丁目仲通りでした。
「二丁目で選挙演説?」と奇異の目で見ながら通り過ぎる人が多い中で、上川さんは一人で街頭に立ち、笑顔を絶やさずに、区議選へのチャレンジをアピールをしていました。なんて勇気のある人なんだろうと思いました。
誰もそんなことをしようとも、可能だとも、想像もしていなかった時に、たった一人で行動し、不可能を可能にしていった上川さんの信念と行動力を深く尊敬しています。
その気持ちはこの12年間のご活躍を拝見していて、ますます強まりました。
声をあげることがむつかしい、さまざまな人達の味方である上川さんは、これからも、世田谷、東京、そして日本の政治に、ぜひとも必要な方だと思い、心から応援しております。
拓海広志さん ( アルバトロス・クラブ代表/海洋&海事ライター)
僕が上川あやさんと初めて出会ったのは、2003年頃に環境活動支援ネットワーク「アルバトロス・クラブ」がTNJ(トランスネット・ジャパン:TSとTGを支える人々の会)の方々を招いて茅ヶ崎で開催したシンポジウムにおいてです。そこで自らの歩んできた人生について上川さんが語った真摯な言葉の一つ一つに、僕は非常に強い感銘を受けました。
人が人として、その能力や個性のまま受け入れられ、それぞれの努力の結果が正当に評価されるような社会、しかしそれによって全ての人の人権や尊厳が脅かされないような社会を僕は望んでいます。だから、世田谷を「誰もが、自分らしく暮らし、自分の能力を発揮できる街」、「子どもが健やかに育ち、誰もが安心して年を重ねられる街」、「偏見や差別のない街、弱い立場の人々の意見が尊重される街」にしたいと語る上川あやさんの政治活動を、2006年以降僕はずっと応援してきました。
社会的にマイナリティな立場に置かれている様々な人たちが自然に受け入れられる「多様性の中での共生社会」の実現を目指し、上川あやさんにはこれからもますますご活躍いただきたいと思います。
(※参考記事)拓海広志「そのままの自分と向き合うこと:上川あやさん」
西岡奈緒子さん ( com-pass女性筋疾患患者の会 共同代表)
上川あやさんと初めてお会いしたのは、2008年に私がNHKの「ハートをつなごう」という番組に出演した時のことでした。
小さな声に目を向けて、社会を変えていこうとする上川あやさんの行動力には、いつもパワーを感じています。
「変える勇気」の本を読んで、私も行動したいと感じました。勇気をくださり、ありがとうございます。
上川あやさんの今後のご活躍にも期待しています。心より応援しています。
杉山文野さん ( フェンシング元女子日本代表)
「ちいさな声、社会に届け!」という上川さんのメッセージの大切さを実感するこの頃です。特に目に見えないマイノリティはその存在をいないものとされてしまいますが「いない」のではなく、「言えない」だけ。是非声にもならないその声を、ひとつでも多く社会に届けてください!
応援してます!
森芳江さん
2010年に私が所属している会で上川あやさんのミニ講演会がありました。お話を伺って、その勇気に感銘した記憶がよみがえってきました。
上川さんが同じ悩みを持つ仲間のことだけでなく、マイノリティの人たちの声をくみ上げて地道に啓蒙活動をされている姿勢は多くの人達が賛同し、そして声援していると思います。社会的弱者の声を区政、ひいては国政に提案し続けるのは「継続は力なり」そのものです。しかし、少数派の提案はなかなか採用されません。
当事者の強い信念とその人を取り巻く環境のいかんによって左右されると思っています。
私は他区の者ですが上川さんの勇気を頼もしく思っています。上川さんの「小さな声」の支援者が増えて、世田谷区のみならず、他地区にも影響を与えるはずです。真の意味でバリアフリーになってほしいと願っています。応援しています。
山崎公士さん ( 神奈川大学)
社会的マイノリティの声を増幅し、世田谷区の行政に届けるご活躍に敬意を表します。
障害をもつ方、高齢者、難病の方々などの希望をくみ取り、現実の施策に反映させる―これは上川あやさんの得意技です。
するどい感性によって見えにくい課題を政策化し、誰もが暮らしやすい地域づくりを進める議員活動を、今後も期待します!
永易至文さん ( 特定非営利活動法人パープル・ハンズ事務局長、行政書士)
昨年末、自分が連載をもっているポータルサイトのインタビューで、はじめてじっくり、あやさんの話をうかがった。性的マイノリティの暮らしや老後の課題を取材テーマとしている私は、トランスの人の老後についても興味深い話をいろいろ聞くことができた。
同時に、やはり心を打たれたのは、さまざまな困難に直面しながらも、自分たちが声をあげなければ社会は変わっていかないという、あやさん自身の体験に裏打ちされた強い信念だった。
いまそのことは、自分自身や性的マイノリティの課題にとどまらず、かつての自分のように、社会の偏見を恐れて沈黙を余儀なくされている人のための活動へと広がっている。 小さな声がますますかき消されようとしていく時代だ。あやさんには、もう少し働いてもらわなければならないだろう。
小浜耕治さん ( 東北HIVコミュニケーションズ、レインボーアーカイブ東北)
東日本大震災を経験して、セクシュアリティは多くの生活・社会上の課題に影響しているのだと実感しています。
上川さんは、区議1期目から一貫して、性的少数者に限らず見落とされがちな生き辛さを抱える人たちに眼差しを向けてきました。
セクシュアリティがそうなように、多様性・個別性を持ち、様々な課題が互いに関連し合っているのだということを示してくれた先達です。
自分らしくあるために必要ななものに、今後も地域に根ざして大きな働きをして下さる方と確信しています。東北の地からも応援しています。