最後に話は変わり、東急大井町線での非常時対応についてです。
昨年春、電動車いすに乗る障害者の方が乗車した時のこと。車内で暴れる乗客がいたため、すぐ電車を降りるよう車内放送が入りました。
しかしスロープ板を持つ駅員が近くにいたにも係わらずサポートはなく、逃げ遅れました。
この件で当人が東急電鉄に問い合わせると、車内の非常ボタンを押していただけばサポートできましたとの回答。しかしボタンは未だ多くの車両で車いすの方には届かない高い位置にあるままです。
これでは事件、事故時に逃げられないとご当人は日弁連に人権救済を申し立て、受理もされたそうですが、その判断が出るまでには時間もかかります。区民の安全にも関わることで、区からも善処を求めていただけないでしょうか? 区のご見解を伺います。