次に話は変わり、区の外郭団体における職員処遇の平等です。
本年6月の区議会で、同性をパートナーとする職員にも扶養手当を払う等、職員給与を平等とする条例改正7本が全会一致で可決されました。
ならば、区の職員に準じて処遇される、区の外郭団体の職員についても、当然、その処遇は平等であるべきです。ところが区に確認したところ、現在11ある区の外郭団体のうち、既に改善が図られたのは2団体に過ぎません。
残り、9つの団体についても速やかな改善に向け、引き続きのご指導と点検を求めますけれども、いかがでしょうか?
続けて同様に23区の共通事務を取り扱う各組織、区と人事交流のある特別区人事・厚生事務組合、清掃一組など5団体について、同性パートナーのいる職員の処遇を確認したところ、3団体については今月中に改善予定である一方、特別区競馬組合と、臨海部斎場事務局については改善スケジュールが、未だないと分かりました。
この春、特別区人事委員会の判断が変わり、全ての区で同性カップルの職員給与は平等でなければならなくなりました。当然、区が職員を派遣する可能性のあるこれら2団体においても、その処遇は平等でなければなりません。区にも、その改善に向けた働きかけを求めますけれどもいかがでしょうか?
最後に、同性カップルに育児と介護の二つの休暇を認めてこなかった多摩川緑地広場公社の改善にも、取りこぼしのないよう対応を求めます。区の見解を伺います。