次に、都市整備領域の質疑で、交通政策課長が述べたご答弁に納得ができませんので再質問いたします。
2020年以降のコロナ禍で、交通弱者に配慮なく、駅改札の無人化と駅員削減を次々、押し進めてきた京王電鉄が、井の頭線の渋谷駅で、視覚に障害のある乗客を他社線の改札口まで引き継ぐリレーサービスまで、やめていたことが分かりました。
これでは、井の頭線を利用する区民障害者の移動の安全は保てないと、区に京王電鉄側に強く善処を求めるよう問いますと、「世田谷区といたしましては、利用者の視点でのリレーサービスについて、京王電鉄に伝えてまいります。」とまるで障害者の伝言を預かる伝書鳩のようなご答弁です。区の意思が見えません。
障害者の安全な移動を担保するリレーサービスの必要性について区は、昨年2月の私の一般質問に、「区としても必要不可欠なサービスと認識しております」と答えています。
ならばぜひ、区民の移動の安全をぜひ守りたいのだ!という区の意思こそ電鉄側に示し、善処を求めていただけないですか? 改めて区のご対応を問います。