◆上川あや

最後に、話は変わりまして、乳がんの手術の経験者等に、区民健康村の温泉施設で気兼ねなく着られる入浴着の提供と環境整備はできないでしょうか。

手術で胸に傷がある人も温泉を楽しめるよう工夫された入浴着が静かに広がりを見せています。二〇一一年には国もその公共性を認め、着用して入れる温泉施設の拡大を推進し、自治体でもポスターなどで普及を後押ししたり、公営の温泉施設で貸し出す例などがありますが、区民健康村にこうした配慮はないままです。日本人女性の乳がん罹患率は年々増加し、今や十一人に一人ともされています。必要な配慮と考えますけれども、いかがでしょうか。

◎片桐 生活文化政策部長

区民健康村では、お話の乳がんや皮膚移植など傷跡をカバーする専用入浴着につきましては、これまで問合せや使用したいといった利用者からの声をいただかなかったこともありまして、現在利用の案内を行っておりませんが、専用入浴着の利用を進めていくことは、当事者が安心して利用いただける点や、これまで大浴場の利用を控えていた方の利用拡大にもつながっていくと考えております。
今後、専用入浴着の利用案内や施設での貸出しなどについて、導入に当たっての課題や他の利用者への案内手法などを含め、検討を図ってまいりたいと考えております。

◆上川あや

乳がんに対する理解と支援を進めている日本乳がんピンクリボン運動では、ピンクリボン温泉ネットワークというものを展開しているそうで、ぜひ区民健康村も早期に加入していただき、より広く温泉を楽しんでいただける広報にも取り組んでいただければと思います。