最後に今を去ること13年前、私より議会で取り上げたテーブル・フォー・ツーの取り組みについてです。

前回、議会でこのテーマを取り上げた当時、世界では開発途上国の約十億人が飢餓や栄養不足に苦しむ一方で、先進国でも同じく十億人が肥満や生活習慣病に悩んでいるとされていた。そうした食の不均衡を是正するアイデアとして生まれたのがテーブル・フォー・ツーの取り組みです。

具体的には先進国の食堂で低カロリーの健康食メニューを用意し、その売り上げの一部、一食当たり20円を開発途上国の給食一食分として国連機関等を通しアフリカの学校給食に寄附します。
先行導入された文京区役所では、食堂利用者へのアンケートの結果、「よい事業なので続けてほしい」との回答が75%を占めるなど利用者の満足度も非常に高いとご紹介しました。
当時の総務部長からは、職員食堂の見直しに着手する予定があるので、ご提案も視野に検討したい旨、ご答弁をいただいたのですが、残念ながらその後も導入はないままです。

そこで改めて伺いますが、現在進行中の区役所本庁舎の建て替えでは、東2期棟2階に民間レストランに入っていただく計画で、プロポーザルも予定されていると承知しています。
いま申し上げた、区民を含めたレストラン利用者の健康増進と国際貢献につながる取り組み、ぜひ取り入れていただけたらと思うのですが、いかがでしょうか?

地方自治体では、先ほどご紹介した文京区役所の職員食堂以外でも、相模原市の職員厚生会、横浜市の職員厚生会、大和市役所、茨城県庁生活協同組合、高山市役所、大阪市役所、足立区役所、立川市役所、品川区職員互助会の食堂などで導入されているそうですので、ぜひ参考にしてください。