◆上川あや
続けて、本年六月の一般質問で私より提案をし、区から性的指向で差別をしない平等な処遇をお約束いただきました同性パートナーに対する新型コロナ傷病手当金の遺族支給についてです。
区は、新型コロナの感染者が死亡した場合に遺族が受け取ることのできる傷病手当金の遺族支給について、性的指向への差別を禁じる区条例の趣旨も踏まえ、同性パートナーにも申請できるようにすることを表明してくださいましたが、規定の整備は追いついていないと承知をしております。このところの新型コロナの感染者急増で、第三波の襲来が言われる中で、規定の整備にもスピードアップを改めて求めます。区の見解を問います。
◎澁田 保健福祉政策部長
私からは、同性パートナーに対する新型コロナ傷病手当金の遺族支給についてお答えいたします。
区は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年五月、区長専決処分により国民健康保険条例を改正し、国保被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染したため労務に服することができない場合など、一定の要件を満たす者に対する傷病手当金の支給を開始いたしました。
お話にございました同性パートナーに対する傷病手当金につきましては、国保被保険者の遺族である配偶者に支給する場合と同等に支給できるよう、年内を目途に規定の整備に取り組んでまいります。以上でございます。