オストメイトとは人工肛門、人工膀胱所保持者のことで、がんなどに侵された腸の一部や、膀胱を切除し、腸管あるいは尿管の端を腹部に引き出して排泄物が体外に出るようにし、それによって生命の維持を図っている人のことである。排泄物の処理や排泄口の管理、手術の合併症など、生活上に大きな困難、不安を抱えているが、一般の人や行政当局の理解を得ることがなかなか難しい。

上川さんは、ご自身の問題から離れて、社会にとどかず埋もれている問題のひとつとしてオストメイトの問題に大きな関心をよせて下さり、オストメイトの実情に耳を傾け、区議会の場でオストメイトの問題をとり上げ、区当局にオストメイトについての理解を深め、オストメイト用トイレの設置などについて大きな前進を実現して下さった。
われわれオストメイトの会についても、区当局や他の障害者団体への紹介など大きな御支援を頂き、われわれオストメイト一同、感謝に堪えない。

近著「変えてゆく勇気」(岩波新書)で述べられている様に、上川さんは御自身の性同一性障害という壁にぶつかりながら、数々の偏見、障害と闘い、大きな前進を実現してこられた。
そして目を周囲に向け、「ちいさな声、社会にとどけ」というキャッチフレーズで、私どもオストメイトの問題もとり上げ、強力な御支援、御指導を頂いた。深く感謝しています。
上川さんのこれまでの御努力、勇気、見識には深い感銘を受けています。
「議員の一人ひとりのもつ可能性は無限大」です。
上川さん、頑張れ!