具体的な成果

★外国籍でも、不就学ゼロをめざす調査が始まりました。

 

外国籍の子は義務教育でないのをいいことに、区教委の就学調査はなおざりで、3桁を超える子の就学状況が不明…。
「不就学ゼロまで確認を」と上川が求め、区教委が調査を強化すると昨年1月の就学不明児は11名に激減。
大きく改善されました。

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◆上川あや

最後に、外国籍の子どもたちの就学状況の把握についてです。

外国籍の子どもは義務教育対象者でないために、区教委による就学状況の把握はなおざりそのもので、実に六割以上の外国籍の子どもが学校に通えているのかいないのか分からないままでした。このいずれの学校にも通わない不就学児のリスクが見過ごされ、放置されてきた問題、私からは平成二十三年三月、平成三十年九月、昨年十一月と繰り返し是正を求め、他会派からの質疑にも、さも所管連携で確認するかのように答弁しながら、その実、答弁の履行など全くないではないかと不作為を責めますと、ようやく区教委は、電話連絡や訪問等あらゆる有効な方法を検討し、実施し、不就学ゼロに向けて着実に取り組んでまいりますと御答弁になりました。
この昨年十一月の私への御答弁以降、調査は順調に進んでいると伺っていますけれども、御報告をいただければと思います。

◎知久 教育総務部長

区ではこの間、外国籍の学齢のお子さんがいる御家庭の多言語による就学案内の送付、就学先を確認するアンケートの調査、出入国状況の確認、自宅への訪問調査等、就学状況の把握に努めてまいりました。

令和三年九月末現在、外国籍児童生徒数は八百二十九名、うち七百七十六名の就学状況を把握し、就学先不明者は五十三名となり、割合では約六%となっております。本年十月からは全十三言語による就学案内を開始するとともに、くみん窓口、出張所にて転入・転居先届を出された全ての外国籍の学齢のお子様に対しまして就学状況を確認する取組を強化しており、引き続き就学先が不明の五十三名の方につきましても、確認、把握を徹底してまいります。こうした積み重ねによりまして、就学状況不明者ゼロを目指し取り組んでまいります。

◆上川あや

ぜひとも不就学児ゼロを目指して点検を進めてください。
あと、私が区民生活領域で取り上げた住民基本台帳には決して現われない被仮放免者の子どもの就学案内の送付を改めてお願いをいたしまして、私の質疑を終わります。