最後に、新庁舎で計画されている井戸水浄化プラントの配管設計等について見直しを求めます。

東日本大震災直後の一般質問で私より区役所本庁舎に深井戸を掘り、水道法に準拠した飲用水製造プラントを作ることを提案いたしました。
福島原発事故後、都の金町浄水場の水道水から基準値を超える放射性物質が検出され、一時期、都内23区全体で乳児への水道水提供はできなくなりました。都の浄水ネットワークは一部の汚染を全体に広げるシステムでもあって、命の水のリスク分散の重要性は明らかでした。
その対処として外部の影響を受けにくい深層地下水に着目し、膜処理技術を応用したコンパクトな浄水施設をつくる私の提案は区に受け入れられ、平成25年4月より毎日10トンの飲用水を供給しています。

同施設は新庁舎においても設置を計画中ですが、そこで毎日作られる上質な飲用水10トンの行方を調べると全量、雨水と同じ「雑用水槽」に投入し、平素はトイレの洗浄水にのみつぎ込む計画であると知り、驚き、呆れました。
新庁舎に設置予定のレストランの調理や飲用水に使うならば、コストに見合った魅力アップや災時の備えの啓発にもつながりますが、みすみす全量をトイレに流すというのです。

現在の基本設計では、レストランと浄化プラントの位置が離れすぎ、すでに今述べた設計変更は現実的ではないのかもしれませんが、浄水プラントは新庁舎西棟の地下に設置され、その上層階には区民窓口が計画されています。同フロアに冷水器を置き区民の利用に供すると共に災害時の水の備えをPRする。また災害時、断水時には雑用水槽に入れず、切り替え弁を設け、全館で飲用可能とする等の改善を求めます。区の見解を伺います。