昨年、所属する劇団の芝居作りのため上川さんにインタビューを申し込んだところ、快く引き受けてくださり、私たちの劇団の小さなアトリエに来ていただきました。
初対面で緊張気味の私たちに対して、上川さんは、一人ひとりによって感じ方は違うから、あくまでも自分の場合、として、自分の経験をてらいなく語ってくださいました。
「多数派の人は、少数の人たちの息苦しさになかなか気づけない。常識の側にいる人は、その常識を疑う必要がないので、だから自分は、マイノリティと呼ばれる人たちの声を、たくさんの人たちに届けたいのだ」と、語っていらっしゃったことが印象に残っています。
初めはどんなに弱く、ささやかな声しか出すことができなかったとしても、私たちが「必要だ」という強い思いを持ち続けそれを伝えていければ、社会を一歩ずつ変えていくことができる。
上川さんと話していて、そう思えました。そうして上川さんは現実の壁を幾度も打ち破ってきた人ですから。
勇気と行動力を持って、社会を少しずつ良いほうへ変えていく、上川あやさんを心から応援しています。

劇団燐光群