続けて、男女共同参画を貶める言説についてです。

この夏、ある党の党首が街頭演説で「日本は行き過ぎた男女共同参画のせいで少子化になった」旨、主張したと報じられましたが、これもデマではないでしょうか?
まず、国内の出生率低下は男女共同参画基本法・成立のはるか以前。50年代より始まり、同法施行後はむしろ微増。つまり因果関係はないハズですが如何ですか?

2つめに日本より男女共同参画が進んだジェンダーギャップ指数上位の国と比較しても日本の出生率は低くないでしょうか。

3つめに「女性の社会進出が少子化の元凶」「専業主婦世帯は子どもが多い」といった言説もデータを見れば、逆ではないですか。

4つ目に今挙げてきたような根拠のない思い込み、偏見を和らげる啓発努力こそ、区に求められると考えますが、それぞれ区の見解はいかがですか。