はじめに、この新庁舎から目と鼻の先に区が設置した区役所周辺の誘導サインについて伺います。 

まず、画像を用いて説明します。ぜひ委員のみなさんもタブレットからパネルをご覧ください。
この画像は、私が先日、目にしてハッとさせられた旧ツイッター、Xへの投稿画像です。
ここでは、投稿者のお名前のみ、モザイク処理しておりますが、他県の有名な公立劇場の劇場長だった方による投稿です。
この景色は皆さんお馴染みだと思います。

この新庁舎の南、100メートルほどにある世田谷税務署前の交差点。
区役所通りの薬局前に立つ、誘導サインを真ん中にした風景写真です。
投稿された文章にはこうあります。
「この世田谷区役所案内看板 何とかしてくれませんか? 歩道のど真ん中に立ってて、もう何度もぶつかりそうになりました。目の不自由な方にはかなり危険だと思うんですが、いかがですか?」
私も本投稿を見てハッとし現場を再確認しました。
そして、目が見えることで容易にそのリスクを回避できていた健常者ゆえの無関心を自覚し、反省させられました。
それと同時に、投稿趣旨に賛同し、ここは移設が望ましいと考えるのですが、区のご見解はいかがですか?

注意深く観察してみると、看板の表示内容もまた、おかしいと思うんですね。
左側に大きくPと丸囲みの文字があり、これはパーキングを示すのだと思います。
そしてそのすぐ脇に「左折」を促す矢印を加え、世田谷区役所、法務局・税務署、都税事務所と書いてある。
つまりこれは、4つの施設のパーキングはいずれも左折方向にありますよと、ご案内していることになる。
ところが区役所以外のパーキングは逆方向。
区道を真逆に右折した世田谷合同庁舎の中ですよね?
本区道は、そもそも右折禁止の道路ではありません。
また交通量もさして多いと言えず、交通法規に従い同駐車場にはスムースに右折侵入できる。
で、あるにも関わらず看板は4施設を揃えて逆方向を示している。
あまりに紛らわしくないですか?