◆上川あや

区営住宅の入居に必要な同居親族要件について伺います。

今定例会で新宿区では、養育世帯も区営住宅に入居できるよう、区営住宅条例を明文改正しようとしています。また、文京区でも同じ趣旨で既に区営住宅条例を改正したと承知をしています。いずれも、養育世帯が法的な親族に当たらないからこその明文改正です。本区も養育世帯を受け入れられるよう倣うべきではないですかと所管課に伺いますと、ややありまして、現条例規定の解釈を広げることで、既に養育世帯の入居は可能との判断に至ったという御報告でした。養育世帯も区営住宅に入れるのはよいことですし、児童相談所を擁する区として、その受入れは当然の姿勢であると評価をしています。

一方で気になるのは、その変化に応じた広報がないことです。区営住宅の案内のどこを見てもそのように分かる記述はありませんし、今後も同条例の明文改正は考えていないといいます。これでは、当の養育世帯の方々は、自分たちが受け入れられるとは思わないのではないでしょうか。我々区民の多くが利用できると思わない制度に利用申請をすることはありません。養育世帯を受け入れるなら受け入れるで、そうとはっきり分かる広報をするべきだと思います。改善を求めますけれども、いかがでしょうか。

◎蒲牟田 住宅管理課長

委員お話しのとおり、新宿区では、養育世帯は里子となる児童の養育に関わるものとして、事実上の親子関係と同様の事情にあるとのことから、里子となる児童を同居親族に含める方向で調整を行っていると聞いてございます。

当区では、里子の児童は養育世帯と親族関係がないものの、世田谷区営住宅管理条例施行規則に規定する「同居希望者が使用者又は同居者の介護その他特別な事情により使用者と同居する必要があると認められるとき」の特別な事情に該当することから、同居の承認を行うことが可能となってございます。
区といたしましては、養育を希望する世帯が区営住宅等の募集に応募する場合には、養育する里子の児童を同居者として承認できることにつきまして、本年十一月の区営住宅募集から、募集要項やホームページに明記するとともに、児童相談所など関係所管に情報提供を行うなど、周知してまいります。

◆上川あや

十一月のやつに改訂で載っけてくださるということですけれども、今朝、私も報告を受けました。委員に言われたからやるのではなくて、しっかり初めから気を使ってやっていただければよかったなと思っています。