◆上川あや
まず、教職員の福利厚生の平等について伺います。
先月30日の決算審査で、区の職員の同性パートナーが亡くなった際の弔慰金の支給について、異性のパートナーと同等に改善できないかということを伺いました。区の職員互助会では、ことしの四月から同性のパートナーを持つ職員にも結婚祝い金等を同額給付すると規約改正しており、弔慰金についても同じように給付できるよう互助会に提案したいというのが御答弁でした。
同じ課題は区立学校の教職員についても残されておりますけれども、改善はできないものでしょうか、区教委の見解を伺います。
◎秋元 学校職員課長
教職員の互助会では、区の職員互助会と同様に、本年四月よりですが、同性パートナーにつきましても結婚祝い金に相当する給付を実施するため規約を改正し、施行をいたしております。弔慰金の給付につきましては、今委員からもお話がございましたように、区の職員互助会では、課題等を整理し、互助会に提案していく方向で進めているというふうに聞いております。
教職員互助会の今回の結婚祝い金についての規約改正につきましては、差別や偏見のない社会を目指すという観点から、会員の皆様の賛同を得たものというふうに考えておりますので、弔慰金につきましても、区の職員互助会の動きと共同歩調をとって進めてまいりたいというふうに考えております。