最後に子どもたちの間に差別を生まない学校教育についてです。

夏の参院選で広がった「日本人ファースト」の言葉が子どもたちの間にも広がり、傷つく子が出てしまわないかと懸念しています。
海外にルーツのある子の教育に関わる教員からも心配の声が上がり、署名活動も始まりましたが、それらご懸念も当然のことと受け止めています。

文科省の調査によれば、昨年度、外国籍の子だけで少なくとも約15万人が在籍し、単純計算でも1校に約4人はいる計算。両親のどちらかが外国籍である子も含めれば、より多いとみられますが、区立学校の現状はどうでしょうか?

また、区の教職員に子どもたちの前で「日本人ファースト」などと言わせない、子どもたちの間で、民族、国籍を理由に優劣などつけさせない、差別的な言動には毅然と対処する教育活動を求めますけれどもいかがか? 区教委の対応方針と差別を許さぬご決意を伺います。