次に、区立大蔵第二運動公園内にある、区立の宿泊室についてです。
同宿泊室は旅館業法でいう「旅館・ホテル営業」に位置付けられる、れっきとした公共の宿。
付近にホテルや旅館のない大蔵周辺にとっては親戚等の呼び寄せにも利用でき、区にとっても貴重な財産の一つと考えるのですが、区も指定管理者であるスポーツ振興財団も、その存在を広く知っていただく努力は殆どないようで、歯がゆく思っています。
「世田谷区も、区立のミニホテルみたいなもの、持っているんですよ」と私が周囲の区民の方にお話しすると一様に驚く。それくらい知られていない施設のままなのです。
残念なことにネット空間に複数ある「公共の宿」のリストにも掲載されず、また民間の宿泊予約サイトにも全く引っかかってこない同施設。
まずはその概要と予約方法、利用率をご紹介いただけますか?
利用率が低い状態は以前と変わらずですが、区民や区外の方にもっと知ってもらう努力をすべきです。
例えば今日、いかにスモールビジネスでも起業するならば、グーグルマップにその営業拠点の所在や名称、営業時間、商品あるいは内部の写真、主だった商品価格や連絡先、予約先のリンク等を登録し、知っていただく努力から始めることも普通です。
その登録は簡単で、スタッフがウェブ入力すれば経費負担もゼロ。
審査も簡易で、早ければ翌日にはグーグルマップ上に施設、店舗は表示されます。
そうなると近くにホテルを求める多くのユーザーの目にも留まり利用者の増も期待できる。
こういった取組みをすぐにでもやるべきと考えるのですがいかがでしょうか?
併せて、手数料は数%かかるそうですが、登録無料の宿泊予約サイトの活用もお考えになると良いと考えるのですが、お考えはいかがですか?
主だった宿泊予約サイトの多くは登録無料。
その活用ができれば、まさに言語の枠を超えて、世界中から24時間、現地通貨表示でご予約が可能となり、そこで得られる口コミは、サービス改善にもきっと役立つはずですし、施設の活用可能性もぐっと高まると思います。