上川あやさん、
ぼくは病院の外科医をしていますが、病気で苦しむ人たちも、またある意味でマイノリティーです。仕事をやめざるを得なくなったり、生活費に苦しんだり、自分を情けなく感じたり。ぼくは、そういったマイノリティーの人たちが堂々と、自信を持って自分の意見を述べ、みんなで共生していく社会が築かれなければ、この国に真の民主主義は訪れないと感じています。他人の意見や立場に共感し、尊重していくことこそが民主主義なのですから。多数決は、民主主義のほんの一部に過ぎません。
上川さんの活動で、世田谷区が全国の1730の区市町村で初めて、「性の多様性と一人ひとりの尊厳」を学校教育の中で取り上げてゆくと表明したことは、ほんとうに誇らしいことです。「性同一性障害や性的指向などを理由とするいじめは絶対許すことのできない人権侵害であり」「万が一こうしたいじめを発見した場合には、被害に遭った子どもを絶対に守る」と、区教育委員会が公式表明したなんて、ぼくにとって涙が出るほど、新鮮な驚きでした。そうです、「絶対に守ら」なくてはならないのです。
その他にも、上川さんは力の弱い人たちのために、ほんとうにまじめに、真剣に取り組んでいらっしゃいますね。区議という枠にとどめておくにはもったいない、もしぼくが総理大臣なら、「男女共同参画担当大臣」に指名したいです!
これからも、世田谷区のため、マイノリティーのため、そして日本の民主主義のために、力を尽くしてください。心から応援しています。