6月8日から始まる定例会を前に、質問の準備も忙しくなってきた。
昨日は文教委員会に出席。
議会に設置された委員会の委員任期も2年で満了。
議員任期も折り返して、委員会構成にも大きな変化が生まれている。
以前、文教委員長の平山さんと青空さんと私は意向どおりそのまま留任したものの、他委員は会派内での調整を済ませて全て入れ替わった。
文教委員会では、まず17年度の文教施策の概要(主要事務事業)説明があった。続いて個別の案件報告が延々とづづく。
メンバーに変化はあったものの文教委員会では相変わらず細かな質疑がつづく。他の委員会から移ってきた新委員いわく「すごく細かくて時間かかるね〜」との感想。
私からも席上、平和教育の内容、教育委員会の人権研修の中身、区総合運動場の大規模改修などについて質問を重ねた。
総合運動場体育館の大規模改修については意味ある前進があった反面、問題も。
昨年6月の本会議の席上、私からは障害者スポーツの問題を取り上げ、既存スポーツ施設のバリアフリー化も提案項目として挙げていた。
区はすこぶる前向きな答弁をし、その後の委員会においても、私は施設のバリアフリー化を重ねて求めていた。
さてさて、今回の配布資料によると以前は全くなかったエレベータが新設された。また車いす専用の観覧席もアリーナをはさんだ両翼に新設される予定。身障者用のトイレが設置され、加えて「だれでもトイレ」なるものが設計図に見える。
誠に聞こえが良い「だれでもトイレ」については前例がある。
今年度から予定されている松陰神社商店街のバリアフリー化において「だれでもトイレ」が設置されるという計画があり、私はこのトイレ施設にオストメイト(人工肛門・膀胱の使用者)の対応がなされるのかをこの春の予算委員会で質問している。
区の答弁は付ける余地があるのか未定とのこと。名折れでしかない計画案に唖然とした経緯があるのだか…果たして質問してみると、今回も同じ問題があった。
文教委員会の席上、担当課長に「だれでもトイレ」のオストメイト対応を訊ねると「確認しませんと…」と課長の歯切れが悪い。
すかさず教育次長が手を挙げ「無いようであれば付けるようにいたします」と設置を約束したものの、いったいどうなっているの??
今回の文教委員会では、経堂図書館の新築計画についても説明があり、既にオストメイト対応のトイレが計画に盛り込まれている。
この件についても過去の文教委員会で私から問いただし、中央図書館長が設置を約束くださったものが実現する運びになっている。
会議の終わった午後、あらためて所管の説明を聞き、新たに改修工事に加えるとの確約を得た。
一連の委員会質疑で区役所のほか、新たに2箇所のオストメイト対応トイレが設置されることになったものの、逐一個別の指摘をしないと配慮されない各課の認識程度には正直ガックリときた。
根本的な周知徹底には、福祉のいえ・まち推進条例における施設整備マニュアルに配慮ある記述がなされる必要がやっぱりあると思う。
6月議会で予定されている同条例の改正に併せ、整備マニュアルの改善も重ねて求めていくつもりだ。
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先の日記に書いた証明書自動交付機の設置状況について、先に問い合わせた担当所管より報告があった。
32箇所に38台が設置された証明書自動交付機は、出張所の見直しの補完と利便性の更なる確保が求められている。
自動交付機では通常からニーズの高い、印鑑登録証明書、住民票の写し、納税課税証明の入手が可能。
特に印鑑登録証明は郵送での交付請求を受け付けておらず10箇所の自動交付機が夜9時まで(更に1箇所は夜8時まで)稼動していること心強かったのだが、私が数ヶ所見た範囲ではいずれも、周囲の囲いが邪魔になって車椅子には入れない状態にあった。
担当所管には全区にわたる点検とその後の善処をお願いし、結果の報告を求めていた。要請から2週間半、ようやく報告を受けた。
私が個別に指摘した烏山区民センターなど、指摘後に囲いのレイアウトを変更したものを含め、現在「支障なし」となっているのが23箇所。
今なお、ツイタテの移動が必要となるのが5箇所。電動車いすの場合にツイタテの移動が必要になるのがさらに3箇所。パーテーションの作り直しが必要なのが1箇所とのこと。
ツイタテの移動を要する箇所については「窓口に声をかけてください」との表示をして凌ぐという。
利用する側からみれば証明書一枚を出したいために、「なんて大げさな」ということではないのか…。
自分がもし車いすでやってきた利用者だったら…と考えると気が重い。
他の施設利用者の前で、車いすであるがためにツイタテ内に入れないバツの悪い思いをする。忙しそうに職員が働くカウンターに移動し、頃合を見て声を掛け、職員がワサワサ出てきてツイタテの移動が終わるのを待つなんて…。
車いすユーザーの多くが求めているのは「障害」ゆえの特別扱いではないはずだ。そもそも皆にとって使い易いユニバーサルデザイン、ユニバーサルサービスが望まれるのであって、それがあれば分け隔ての多くが解消できるはずだと思うのだ。
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地元の方から街灯について要望があり、区の担当部署と先々週から何度かやり取り。これも昨日ようやく改善の日程について報告を受ける。
以前から複数の区民の方から担当課には繰り返し要望が寄せられていたもののナシのツブテだったようだ。
所管からひと段落?の回答は得たものの、何だか後味がわるい。
私が関わらせていただいたことで、その分、迅速な対処が図られたとしても、鼻高々という気分にはゼンゼンなれない。
人生の不思議なめぐり合わせで、私は議員になった。
政治に不信感をもっていた私、行政に期待などしていなかった私が今、議員として活動している。
名誉も地盤もお金もない一区民だった、つい先日までの私と立場が重なる。一区民からの要請と、区議からの要請とで対処に差があるのでは?ということに問題を覚えるのだ。
問題が改善されてホッとはしたが、なぜ同じ対処をしていただけないのか、と言う不満は依然残ったままだ。