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あや流!一期一会日記(2004年1月
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1月22日

朝から久しぶりの議会関連日程。

10時から議事運営の大枠を確認する議会運営委員会(議運)が行われる。
月末に任期満了をむかえる助役について、新たな人事を承認する必要から臨時の区議会が行われる。

助役選任には議会の承認手続きが必要なのだが、今に至っても誰が区の執行権者のNo.2である助役になるのか皆目わからならい。

「いったい誰が助役になるんですかねぇ?」

議員同士その後任が話題となるが、誰もが首を傾げるばかり。
周囲の職員にそれとなく水をむけてみても異口同音。

「まったく分かりませんねぇ」。

周囲の様子をみる限りでは本当に誰も知らない様子だ。

「区長以外に知っている人はいないんじゃないですかね…」

むむむ。。。

どうやら臨時議会の開催まぎわに予定される議運で、あるいは開催前夜に電話での個別説明を受ける、そんな感じの展開になりそうだ。

あらぬ横槍が入らぬように、シャンシャンと決めよう、ということなのだろうが「議会で承認を」と言われても未だ判断材料がないフシギな状態である。

議運の後、同僚議員の紹介で他区の議員さんが来庁する。
行政書式の不要な性別欄削除についてしばしの情報交換。

来月講演のご依頼をいただいている公益法人の担当者さんらとの打ち合わせ、ゴミの収集運搬について関係者からの陳情を立て続けにお伺いする。

夕方は場所を移し、とある新年会に参加。
深夜、近くにある知人の店に顔を出す。選挙戦以来の訪問だ。
さらに高校・大学時代の友人と選挙戦以来の再会を果たし旧交をあたためる。

「まぁ、あんまり無理すんなよ。…っていってもおまえじゃ無理だよなぁ」

私の顔をながめ苦笑する友。

共通の友人に話が及ぶ。
スキルアップを重ねて独立した知人。家庭をもって子どもを生んだ知人。
この一年ほどの間にそれぞれいろいろな変化を迎えているんだなぁと思う。

「なんだか一年で凄い変化だね…みんな」

私の感慨深い一言のあと、互いに顔を見合って吹き出した。

「オンナになったり、議員になったり、あたしが一番劇的かも〜」

そう、劇的に立場が変わったのは私も同様なのであった…(汗)

1月17日

今日は岩切さんの案内で宮崎県・綾町へ。
ちいさな街づくりの成功例として、ニセコ町とならび賞される街だ。

地方を訪ねればどこも、市町村合併の話がかまびすしいのだが、綾町は例外的。

自治体経営に自信があって、持てるアイデンティティがしっかりしている分、周辺自治体との合併にはハナから関心が薄いらしい。
その優れた環境を求めて知識人の流入さえある。魅力的な街だと聞いていた。


日向から車で一時間ほどだろうか。

隣町から綾に入ると何やら雰囲気が違う。
うまく説明できないのだが。過疎の町にありがちな斜陽の空気はまったくない。
商店が多いとは決して言えない小さな中心街。

それでも営業をやめた店舗や廃屋、傷んだ道路といった荒んだ影は微塵もない。一つひとつが手堅く健全な印象を受けるのだ。

メインストリートの物産館にも足を運んだが、生産者の顔の見える地場の産品がならぶ。
決して大量生産の高度に規格化された産品ではなく、地域ならではの風土、食文化に根ざした産品がその中心だ。週末ともなれば宮崎各地からの買い物客でいっそう賑わうそうである。
農産品の多くが有機栽培の地物で、豊富な種類の柑橘類、雑穀などと並んで、郷土色とおぼしき商品が目に留まる。

「《あくまき》って何ですか?」と私。
「え、チマキでしょ? 東京にないの?!」
「東京はもち米と笹と水だけです」
「ええっ!!」

岩切さん曰く、チマキはすべからく灰汁で炊くものだと思っていたとのこと。

前日、チキン南蛮を初めて食べて感動していた私である。
チキン南蛮も灰汁まきも全国共通と信じていた岩切さんに逆に驚かれてしまった …(^_^:)

町では、農産品以外にも陶芸や木工などの手工芸品の振興、良質な水を活かした酒づくりなど、地場の特色が息づくの産業観光にも力を入れている様子。それぞれの産業を活かした施設も貴重な観光資源となっている。


そしてこの町は、何より日本一の照葉樹林を抱える町としてその名を知られている。
その森は以前、世界遺産への推薦候補としてもかなりイイ線までいったらしい。古来からの常緑広葉樹の森は、その名の通りツヤツヤとした緑に1面覆われている。

自然林と人工林が入り乱れたパッチワークを見慣れた目に新鮮な眺め。
全体に明るく輝いているのである。

たぶん天気も今ひとつで、デジカメ画像ではお分かりになりにくいと思うのだが、照葉樹林の様子を伝えようと写真も撮ってみた。
日本一の長さという歩行者用吊橋から、ヒザを笑わせつつ撮った力作?をごらんいただきたい。


人の真似事ではない。地域の持てる資源に自覚的で、自信をもってそれらを活かしていこうという視点が何より素晴らしい。

自らに自信をもって、豊かに暮らすこと。
この町のもつ輝きと健全性は、何やら人の生きる姿にも通じる姿勢なのではないだろうか。

帰路の宮崎空港で、地元の性的少数者のグループで活躍のお二人と、チャイルドラインを運営しているNPOの方々にお会いする機会を得る。

先月18日、宮崎県都城市では、性的少数者の人権尊重などを盛り込んだ「男女共同参画社会づくり条例」案が可決された。

法務省人権擁護局が人権週間の重点事項として列記するようになった性的指向(誰を好きになるのか)への差別であるが、地方自治体としてのこれらの問題を条例に明記したことは画期的であった。

今回の動きが生まれるキッカケとなったお二人にお会いして、条例の可決にいたるご苦労をお聞きすることができた。
ここに至るまでには非常にしんどい局面があったことを実感した。

声を上げるものはリスクを当然伴っている。
無理解の矢面で発言をつづけていく芯の強さ、マイナスからでも共感を培ってゆける真摯で英明な態度が、事態を動かしたことは間違いない。

濃密な宮崎の4日間であった。

多くの方にお会いできた幸運を思う。
議会人の先輩として岩切議員と語り合えたことも大変よい刺激になった。

また皆さんにお会いできると嬉しいとおもう。

1月15・16日

県北の日向市に移動。

メールと電話でやり取りしていた日向市議の岩切さんと落ち合う。

目的は日向市職員研修を2日間連続でおこなうこと。
そして市民グループ主催による公開講演への参加であった。

職員研修でのタイトルは「性的少数者と人権」。
先ごろ県南の都城市で性的少数者への人権問題を明記した条例が僅差で可決された一件が地元メディアを賑わせたこともあり、時宜をえた研修内容ともなった。

15日の午後、16日の午前、両日ともに約70名の職員、市の人権講師団の方々が参加。
日向市職員全体の1/3が耳を傾けた計算だ。動員をかけることなくこれだけの自主的な参加者があることは珍しいらしく、ありがたいことである。
市長さんほか、数名の市議会議員さんもご参加くださり熱心にお聞きくださった。

性の多様性を読み解くヒント、当事者を取り巻く社会の眼、海外での人権保障の取り組みと日本の動き、暴力的なフツウ意識がいかに根拠の薄いものであるのか…。
多くの参加者にとっては眼からウロコの2時間だったのではないだろうか。

講演を終えて参加者の何人かが声をかけてくださる。
「聞いていて目頭が熱くなりました…」という議員さんも複数。
あたたかな言葉に心強く思った。
変化のキッカケになってくれるといいな…。

16日夜7時からの市民講演会。
主催者の予想を大幅に超えて150人ほどの参加者を得る。

市内に住む、性同一性障害の当事者の娘は、バイト先の袋に講演会のチラシをせっせと入れてくれていたという。
まっすぐな行動力が可愛くて爆笑した。
そして同時に地域にくらす当事者の切実な思いが胸にせまった…。

一般市民向けということで、研修よりはやわらかく、私の当事者としての個人的体験を中心にお話をした。
性の多様な側面、一人ひとりの素直な願いと社会の壁。自分らしく生きることの難しさ、家族や社会とどう繋がっていくのか、ひとりの当事者の声としてお話した。


話し手と参加者が同じ目線で話のできた小ホール。
一人ひとりの参加者と気持ちが繋がっている実感があった。
私も参加者もちょっと涙目になりながらのひと時であった。。。

2時間の講演後の質疑では、地元の同性愛者の男性からも堂々とした質問が出される。この時点では、もう誰も彼を色眼鏡で見る人は居なかったと思う。

「講演が終わっても誰も帰ろうとしない講演会は主催したのも、参加したのも初めてですよ」

日向市議の岩切さんから嬉しい一言をいただく。
沢山の方のご尽力で、一体感のあるいい催しとなって嬉しかった。


講演後、駅前のカフェで打ち上げ。
市内に住んでいる性同一性障害の彼女、市内でバーを経営しているゲイの男性も他の参加者に混じってすっかり打ち解けて会話に興じている。
心の垣根を取り払ってみると、性的少数者っていっても結局はおなじニンゲンじゃぁないか…てな感じで、私も幸せな気分で皆の様子をながめた。

結局夜中の2時過ぎまで打ち上げはつづいた。
たくさんの大好きな友達に出会えた気分。マスターのサービスしてくれたコーヒーで高揚感も続いている。
名残惜しい気持ちで再会を願い、抱き合っておわかれをする。

また皆に会えますように。皆さんのこと大好きになりました!

1月14日

朝6時に家を出て宮崎へ向かう。
手にした航空チケットは、SNAという聞きなれない便名である。

当日になるまで気にもとめていなかったのだが、スカイネットアジア航空という今回の航空会社、政府の規制緩和によって誕生した新規参入組のひとつらしい。

出発する羽田空港では、搭乗機までバスで向かう。新入り苛めなのか?ボーディングブリッジが横付けされていないのだ。
構内バスの車窓からは、搭乗機と並んで新規参入航空会社であったAIR DO の姿も。こちらも同じくバスでの搭乗である。

AIR DOは昨年、民事再生法を申請した。新規参入した航空会社には、ボーディングブリッジが使用できないというハンデもあったと聞く。体力ある先発大企業との低価格競争にも太刀打ちは難しかったという結果であろう。

果たしてSNAは大丈夫なのだろうか…?
判官びいきの私。
応援したい気分がふつふつと沸く。がんばれ〜。

10時半には宮崎市内へ。
予約しているホテルにチェックインできるわけでもない。
駅構内の観光案内所で資料をもらって思案する。

コインロッカーに荷物を預け、フラリと半日の一人旅。日南海岸にそって1時間南下して城下町の飫肥、バスを乗り継いで、海蝕洞に造営された社で有名な鵜戸神宮へむかう。

飫肥では日南市のレンタサイクルで城跡と武家屋敷へ。小さな町を1時間ほど散歩する。

バスに乗って鵜戸神宮へ。
バス停から20分の海蝕洞窟に有名な社殿がある。
寝不足でかなり疲れていながらも、好奇心が辛うじて勝っていた。
海沿いのさびしい道を歩き、根性で辿りついた神宮の入り口。昭和43年生まれのオンナは厄年であるとの宣告を受ける。社殿を一回り。
お参りした時点でエネルギーが切れた。帰路を思うと気が遠くなった。あ〜あ。。。

バス停に戻ったところで、いったいいつ?
バスが来るのやら…。

帰路、憔悴した様子でトボトボと海辺べりを歩く女。

冬の午後である。日南海岸であっても陽の傾きは早い。
通りすがる車からは、かなりヤバイ様子に見えたのではないだろうか…。

「どこに行きますか?」
背後から走ってきた男性の車が停まる。

ああ、神の助けである! 
105円の賽銭は決して無駄ではなかった。


背中が訴えたヒッチハイクにより、バスの通る国道までお送りいただく。
宮崎までは長距離バスで移動。死んだように眠る。

宮崎ではホテルにこもって仕事。
昨年夏の国会での法整備でお世話になった某氏の依頼を受け、夜中の3時まで東京の事務所とやり取りを繰り返し、仕事に没頭する。

1月12日

三連休の最終日である。

成人式。 世田谷区では区民会館を会場に出身の地域ごと、3回にわけて開催される。

議会控え室で仕事をするつもりだった私。

せっかくお祝いだし、会場隣の庁舎で仕事するのだからと、3回とも出席するつもりであると事務局には伝えてあった。

……結局、11時から午後3時近くまで、つかの間の休憩時間を挟んで続く成人式。仕事に向かう時間もほとんどなく、夕方になって今日はじめての食事をとった。

昨日のニュース映像で、荒れる成人式の様子が映し出されていたのだが…果たして世田谷の新成人たちはどんな様子を見せてくれるのだろうと、ワクワク。。。

本庁舎の敷地は、大学のキャンパスよろしく、中庭を複数の庁舎が取り囲む。

会場入口の中庭には、晴れ着姿の若者たちが溢れかえる。

区が手配したのか中庭には、プリクラコーナーもある。米穀小売組合のテントでは、きな粉モチをどんどん振舞い、元気がいい。

「おう、食べてきな!」

挨拶した私にも威勢良くお餅をふるまってくださる。

「ずっと昔に二十歳だったんですけど…ありがとうございます!(^_^;)」

式は吹奏楽団の演奏から、区長と議長からの挨拶、来賓の紹介(ここで世田谷選出の国・都・区選出議員を紹介される)。次いで著名人からのビデオレターなるプログラムがあった。

「どんな人が出るのかなぁ??」


…と期待していると九重親方(元横綱・千代の富士)、今井絵里子さん、ここまでは驚かない。つづいて、なぜかNHKの子ども番組キャラ「ガチャピンとムック」。

あまりのベタな設定に苦笑しかけたのだが…ナメてはいけません。

ガチャピンによる、パラグライダーでの滑空、スノボーでの華麗な宙返り、スキージャンプ、果てはスキューバダイビングまで次々繰り広げられる映像に爆笑の渦!
(たぶん来賓の中では私が一番爆笑していた。3回見て3回とも飽きずに笑った。単純な私)

最後のプログラム、和太鼓の演奏も最前列にいただけにボディソニックの迫力であった。
さしたる混乱もなく終了。

結局、地域ごと3回に分けての成人式を通して出席したのは、区議では私だけであった。

勝手にそれぞれの新成人を講評。

北沢・世田谷地域(の一部)
  もっとも個性派。紹介された区議と一緒に立ち上がり挨拶をするヤンチャも。

砧・烏山地域
  行儀よく上品。静かに耳を傾ける者が主体。

玉川・世田谷地域(の一部)
  ノリが良い。演奏に自然に手拍子、来賓紹介に指笛を鳴らすが迷惑な感じではなく、盛り上がり上手。

なんだか、それぞれの地域のもつイメージと重なる気がするのは私だけ??

その後、夜10時まで控え室で仕事。

現在、たまに立ち寄る区役所近くのベトナム料理屋「サイゴン」で夕食中。

店員さんの好意でジャスミン茶のポットいただく。
あー、ホッとする瞬間。ごちそうさまぁ!感謝ですm(_ _)m。

1月8日
10時。区民会館で開かれた世田谷消防団始式(はじめしき)に主席する。

受付から会場内にご案内くださる婦人消防団員の方から「『徹子の部屋』も見ましたよ」と温かな笑顔をいただく。
会場には既に多くの同僚議員の姿。
そして来賓の後方では、凛々しい制服姿の消防団員の方々が多くの座席を占めていらっしゃる。

表彰、訓示、答辞、謝辞…etc.多くの方々からのごあいさつが続く。
国歌斉唱では起立を拒む方も…。

式典の最中、壇上に上がる人々が変わるたび号令一下、敬礼。表彰される内容ごとに起立と着席を繰り返す消防団の方々の起立正しさに感心することしきりである。

十数名の区議会議員も出席、司会からの紹介を受けたが、例年に比べて出席議員の数は少ないらしい。
会費を払って式典後の祝賀会に出席する。

立食形式の会場、外周の椅子に腰掛けた関係者に順繰りご挨拶をさしあげる。
ここに出席する区議会議員は私のほかにお一人だけだ。
同じく出席した国会議員、都議会議員の方々にもご挨拶をさしあげる。
都議の田代さんのお話では、わが国で初めて性同一性障害の外科手術に公式に取り組んだ埼玉医大の時の学長さんは、議員のご親戚とのこと。議員ご自身も医師ということは存じていたものの、不思議な縁に驚く。
旧知の消防団員の方もまじえ、新しい出会いもあり、和やかに杯を傾けて楽しい時をすごす。

午後は隣の庁舎に移動。議会内にある会派控え室で仕事に励む。
会場でいただいたお赤飯を昼食にして夜までパソコンに向かう。

議員によってはこの時期、対議会の仕事以上に、各種新年会のハシゴで忙しいらしい。
最大会派などでは、商店街や各業種団体とのお付き合いのために、百数十件の新年会に次々と顔をだし酒を飲むのにヘロヘロ…といった方もいるらしいときく。

先だって行われた議員互助会の新年の顔合わせで新年会の話題がでたが、同じテーブルに第一会派以外の議員が座ったこともあり「(議員として招待される)新年会なんてぜんぜんないよ」とのことだが…。この差やいかに…???

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