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あや流!一期一会日記( 12月
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11月26日 定例会開会

気合が入って明け方まで質問原稿をつくる。
開会日だというのに体調すぐれず、ちょっと後悔。

朝10時、議会運営委員会。
今日からはじまる11月定例会の議事日程について確認する。 資源ごみの持ち去り防止にむけ、所有権が放棄されたゴミについて、条例を改正して区の占有となる根拠をあらためて与えつつ、人員を新たに配置して監視を強化するという。

この条例改正を予定している今回の定例会では、テレビ局2社からの取材が入っているとか。


この条例改正に対して大いに疑問がある。
換金可能なゴミ持ち去るために被害額があるというが、持ち去りがなくなることで収集にかかる区のコストが増える点については一切ふれられていない。
担当者に質問して、つっこんだやり取りをしてみたが、区のコストがこれまでにも増してかさむとしか思えない。
持ち去りに対する非難があるというが、根拠のひとつとして示されたアンケートをみても恣意的ともとれる設問となっている。
区では条例改正を経て、来年には3人一組からなる監視チームを各地に派遣するという。

一人がカメラでの撮影係、一人は行く手をふさぐ係。のこる一人は記録を作る係とか…。

回収事業自体のコスト、ゴミ捨て場の監視コスト、社会福祉のコストも上昇させて、これによって得られる利益は何かが分からない。
ホームレスの7割程度が仕事として、資源回収に従事しているとの話もあるなかどこまで追い詰めるのか…。
そもそも民間でやってもらえることに、何千万という税金を投入して処理し、ゴミを監視することにどういう合理的な理由が成り立つのだろう。
疑問は深まるばかりである。

13時。11月議会が開会される。10日にわたる定例会。

政策グループである区議会内各会派を代表する「代表質問」が夕刻まで続く。

夜、議員控室で質問の手直しして再質問の内容を考える。
私の質問は金曜日。
聴覚障害の問題を取り上げるため、手話通訳を議会の傍聴席に手配する。
区議会の委員会に手話通訳が入ったことはあるらしいが、本会議に手話通訳がはいることは前例がないらしい。

聴覚障害をもつ方にとって参政権が十分保障されてきていない、あるいは区内に住む聴覚障害の方々に区政への切実な要望があるにもかかわらず、十分に取り上げられてこなかった一つの帰結ではないかと思う。

声をあげにくい人たちの苦境に区政がどう応えてゆくのか――。

区議会にも、そして区民の付託を受けたそれぞれの議員にも等しく求められている課題があるのだと改めて思う。

11月25日 ファイト沸く

午後、区議会へ。
控え室で区の執行部の方と予定されている一般質問の取材をお受けする。

夜、聴覚障害者団体の方とお会いする。
団体役員の方、手話通訳、要約筆記の奉仕員の方などから質問にむけた取材をさせていただく。


ボランティアとしての熱心な活動の様子にいたく感動。

少しでもお役にたてるよう努力しようと、新たなファイトが沸く。

11月24日

朝10時、高松駅前で待ち合わせ。
讃岐うどんを朝食にとって準備も万端。総合的なバリアフリー展開の事例として引き合いに出される高松駅前の広場をうろつく。

昨日一緒に飲んだ皆と落ち合う。
市が運営しているレンタルサイクルポートで自転車を借り受けて出発。
キリリと冷えた空気が心地いい。
知らない街でのサイクリング気分にワクワク。
「日本一面積がひろい」というどこまでも続くアーケード商店街を走り抜け、栗林公園へ。

高松藩が100年かけて整備したという広大な大名庭園。
背後の山と一体化した雄大な景色が市内の庭園であることを忘れさせてくれる。
庭園に並ぶ木々のひとつひとつも計算された造形の美を見せる。次々姿をあらわず池も水が澄んで美しい。途中、和菓子とお抹茶もいただき、名園との評にたがわぬ風景の数々に大満足である。

昼食にこれまた、うどん屋さんに立ち寄る。栗林公園では美味しいと評判の上原屋本店という「セルフ店」。麺を湯煎するのも自分。ダシを注いで薬味を盛るのも自分。究極のセルフ店である。

駅に向かう途中、香川県議の渡辺智子さん、高松市議会議員のうえたまきさんにご挨拶。

東京に戻るため、名残惜しい気分で高松を後にする。

とっても充実した広島・高松の旅であった。
また皆に会えるといいな…。

11月23日 高松
岡山から瀬戸大橋をわたり高松市へ。
穏やかな気候。車窓からみえる瀬戸内の景色が美しい。

地元のセクシュアルマイノリティのサークル「Proud in 香川」の招きで講演をさせていただく。
高松駅では何人ものサークルのメンバーが出迎えてくださった。メンバーの年代も近く、すぐに打ち解けた雰囲気になる。

連れ立って市内のうどん屋へ。
是非とも本場で味わいたかった讃岐うどん。さっそくの登場である。
オニギリやテンプラを自分でチョイスしてお盆に載せ、シンプルなうどんを頼む「セルフ店」。初めての体験に戸惑いながらの注文も楽しい。
とっても安いランチで、うどんにコシがあり澄んだおダシが美味しい。かなり満足である。

会場となった女性センターの会場はお座敷であった。
手作りとおぼしき講演会のポスターがステキ。手作り感覚の催し運営とあいまって、なんだか温かい講演会になりそうだなぁと思う。

1時間半程度にわたって、性の多様性をひもとき、幼少時代からの自分史、当事者をとりまく社会、私が政治を志すキッカケと当選までの様子などをお話しする。

目の前で聞いてくださる女性が涙を流している姿に、冷静にお話ししようと考えていた私もついつい言葉に詰まる。家族が私の人生の選択を受容するまでの過程、現在の区議会での取り組みなどについても紹介して、みなさんから温かな拍手をいただく。

「とても勇気が湧くお話でした」。

涙ぐんでその感想をお聞かせくださる方々が何人もいらっしゃった。
ありがたいことである。勇気をもらったのはむしろ私の方だと思う。

夜の懇親会。
駅前のエスニックレストランで温かな輪がひろがる。
多様なセクシュアルマイノリティの当事者の集まりだが、ふんわりとお互いを認め合える雰囲気があって誰にとっても居心地がよい雰囲気。
香川に限らず高知や徳島、大阪からの参加者もいらっしゃる。皆さんとお話しながら、それぞれのナイーブな感性がとても印象に残る。話し込むうちすっかり打ち解ける。ハッピーな気分。いい友人を得たように思えて嬉しくなった。

お店の前で記念撮影。
何人かのメンバーが、明日の午前中、栗林公園に案内してくれるという。
明日が楽しみである。
11月22日 広島

朝6時に起床。
区議会の文教委員会の視察で訪れて以来の広島行きである。


不覚である。深夜「ラストエンペラー」を終わりまで見てしまい、ほとんど寝ていないにもかかわらず、3連休初日の新幹線、すでに指定の空きはない。

朝の新宿駅でグリーン車を含め指定席がまったく取れない事実を知って愕然とする。
通路にまでびっしり乗客にあふれた新幹線で西へ向かう。

ようやく名古屋で席が一つ空く。同道している事務所のヤマジは、京都のガイドブックを広げていたグループに照準を定め次の停車駅の京都でようやく席をとる。
座席を確保した途端にふたりとも意識を失い爆睡!
あっという間に広島に着く。

駅舎2階の人気店「麗ちゃん」でお好み焼きをテイクアウトして会場入り。

地元の新聞記者の取材も入るなか「自分らしい性を探して」と題して1時間半の講演とつづく質疑応答を行う。

自分としては、あれも言いたかった、これも言いたかったと自己採点低し。


私の感想とは裏腹に参加者のアンケートでは評判は上々の様子。
ちょっと安心する。

11月19日

今日正午が、11月定例会の質問通告期限。
世田谷では、議会での「一般質問」に通告制がとられている。予め質問の内容を提示することで、答弁を迫られる側が突然の質問で、困ることのないように考えられた仕組みである。

これまでの通告では期限日時にどうにか滑り込み提出をしていた私だが、今回は前日夜に提出。数年ぶりに風邪をひき、頭痛もあって気分が優れないながらも、すこしだけホッとした一夜を過ごした。

12時の通告期限をむかえ、区議会恒例の質問順クジ引くが始まる。これまで必ず日程前半のクジを引き、早々に質問を終えて落ち着いて他の議員の質問に耳を傾けてきたのだが…。
一人ひとりの引いた札が読み上げられる。

「上川議員、26番!」

がぁ〜ん。29人が一般質問に立つなか26番である。

本会議場での登壇は定例会の最終日、28日の午後3時過ぎに決まる。

(議会のライブ中継は http://www.city.setagaya・・

今回の質問内容は聴覚障害に関連したものと災害対策に関連したものが大項目。
午後から担当部局の課長、室長(これらを議会では理事者とよぶ)から取材が入る。

ここでいう「取材」とは質問内容に対するサグリであるが、答弁を求める私にとっても担当者の考えを問いただす意味では重要な機会である。

以下に理にかなったカタチで質問内容をプレゼンテーションするかも、「かく在るべき」と考える答弁を引き出すうえで大切な視点だと思う。

次の質問で予定している2つの柱のうち、1つはかなりの善処を見込めそうだが…もう一つは補強材料が必要と痛感する。うぅ〜いま一度、踏ん張らないと!

意見を交換した理事者から報告。
私の9月議会での質問の結果、区役所本庁舎の第一庁舎1階と第三庁舎1階のトイレを、人工肛門、人工膀胱の所持者に使いやすいオストメイト対応することが決まったとのこと。年末から年始にかけての工事する予定だそうである。今後は総合支所などの改善も視野に入っているとかで、オストメイトに優しい街への変化は、嬉しい限りである。
他の自治体との追加的な防災協定についても、私の質問主旨をふまえて検討を進めているとか。

決算特別委員会の質疑で2回にわけて取り上げた、夜間受付の改善も既に工事を済ませている。議会での初質問から半年。実際の区のアクションに私の質問が繋がっている実感がある。いくつかの報告を受け、今後の活動にむけ、さらなる意欲が湧く。

先だって目にした最新の『全国市議会旬報』によると、一般質問を実施した685の市区議会のうち、平均質問者数は年間44人。議員の定数は基本的に人口比から割り出されるしくみのため、世田谷区は議員数がもっとも多い部類にはなるのだか、質問者総数のランキングで世田谷区は那覇市、さいたま市についで3位。
党派としての考えを所属するメンバーが代弁する代表質問では、議論のわかれる区民の多様な声はやっぱり反映されにくく、時として総花的で問題に切り込む点では魅力に欠ける。

その点、一人ひとりの議員の考え、視点に基づいた一般質問が、盛んに行われる議会の空気は活気があり大歓迎だ。

11月9日

鈴木さんと、そのパワフル!なスタッフ田中さんの案内で市内の龍潭寺を見学。

小堀遠州の庭が美しい。
幕末の大老、井伊直弼で有名な井伊家の菩提寺である。
世田谷区の豪徳寺からお邪魔した私。

ちょっと不思議な縁を感じる。そう、東京の豪徳寺も井伊家の江戸での菩提寺なのだ。
歴史を感じさせる緑濃い寺域というのも共通点なのだが、一点おおきな違い。街のどまんなかにある豪徳寺は都市鳥であるカラスばかりが鳴いていること。
浜松のこのお寺では小鳥のさざめく声が心地よい。


足を伸ばして昼食に隣町で野草料理をいただく。有機栽培の自然薯に野山でとった野草料理の数々。近くにお住まいの高齢者の方が山で集めてくる野草だとか。
お鍋にはいっている猪肉は、野生のイノシシ。締めにタンポポの根を炒ってつくったタンポポコーヒーをいただく。
手間ひまかけて作られた料理を味わう。
美味しい空気の秋の野山。そして盛り上がる会話。
とってもリフレッシュさせていただいた。

本当に感謝です。。。

夜、新幹線を乗り継いで東京帰着。

選挙の開票速報に釘付けになる。
まさに一喜一憂である。
当選者の確定を見届けて就寝。

11月8日

朝から午後にかけて知人のもとを相次いで訪問。

午後は掛川市が10億円かけて町興しの目玉に再建した掛川城を見学。本格木造建築での再建ということで全国的にも知られたスポットとなっている。
全国障害者スポーツ大会「わかふじ大会」が開かれているために見学無料。管理する教育委員会も太っ腹である。


国体にともなう環境整備が県内各地で進んだと見えて静岡、袋井、掛川、浜松と移動するなか、どの駅前も小奇麗に整備されている様子。障害者スポーツ大会にあわせて、手話通訳や要約筆記などのボランティアスタッフの姿が各地で目に付く。
本当は、こうしたイベント時だけでなくこうした社会基盤の整備や人員の配置が求められていることは間違いないのだが…。

ボランティアスタッフとならんで目に付いたのが、大会キャラクターの着ぐるみ姿。
あのナスの人形は何モノ?と思って聞けば、静岡県のシンボル富士山を模したマスコット「フジッピー」であった…。
(失礼しましたm( _ _;)m)

浜松市の街角はやや緊張ムード。皇太子ご夫妻を迎えて厳重な警備の様子である。

夜、浜松市議の鈴木めぐみさんのパーティーにゲストとして参加する。

個人的な体験を紐解いて、自分らしく社会で暮らすことの難しさ、政治が人々の生活に深く根ざした存在であること、市民それぞれが主体者として地域と関わる大切さを話し合う。
私が性同一性障害であったことをめぐっての家族のやり取り、選挙に出たとき感じた人々の温かさなど、数々のエピソードをお話するなか、涙を拭う人の姿も。

その後の2次会。
一人ひとりの市民と密に繋がりあう、鈴木さんの姿勢が反映される和気あいあいとした雰囲気。多くの人が共に出会い繋がりあう温かな時間。

市民ボランティアの人たちが主体的な意思で関わり、支えられている鈴木さんの議員としての姿に、市民派議員の理想像を見るように思う。

11月7日

睡眠時間およそ1時間半。
朝5時に起床して出かける準備をする。

心が逸る。何年ぶりであろうか…サラリーマン時代以来の九州行きである。
直方市の植木中学校で行われる性教育講演会のため福岡へと向かう。

【手を振って待ってます】

福岡空港の到着ロビーには、予告通りの様子で教頭先生、と養護の先生がお見えになっている。
11月とは思えぬ暑さ。夏日になりそうである。
教頭先生運転の車中では互いの地域での性教育の話題から始まって、個性あふれる学校の生徒さんの様子などをお聞きして会話に花が咲く。

「でも、うちの校長先生が一番、○○キーかもしれませんね…(*^o^*)」とお可愛らしい笑顔。

(先生のお立場もあるので伏字。モンキーではありません。念のため…)

楽し気にお話しする様子にとても好かれている校長先生なんだなぁと思った。


1時間ほどで学校に到着。校長室で養護の先生としばし休憩していると、休み時間に入った女子生徒さんが連れ立って、私に会いたいからとやってくる。

「どうぞ、どうぞ。入ってもらって結構ですから」


中学時代、校長室はちょっと近寄りがたい場所だった気がするのだか、校長先生のお人柄のためだろう、決して垣根が高くない様子だ。苦笑して招き入れた先生と生徒さんの仲良い様子に見ている私も温かい気持ちになった。
女の子たちは皆、チョッと日焼けしていて本当に人懐こい。

そうこうしているうちに校長先生登場!
お弁当をご一緒しながら会話がはずむ。

権威主義とか統制とか、ともすれば、陥りがちな教育現場での管理者側の姿勢とは、対極的ともいえる発想の持ち主とお見受けする。包み込むような包容力と永年少年のような(失礼かしら?)好奇心と柔軟性…。
なるほど〜。すっごいステキな先生!!
しばらくお話するうちにすっかりリラックス。楽しい気分になる。なんとも温かな学校の空気にこういう学校に通いたかったなぁと本当に思った。

午後1時半。学校の体育館で講演会開始。
170人の生徒さんと保護者の方々、そして先生方。あわせて200人程度であろうか。


70分ほどの講演。興味津々なたくさんの瞳が私をみつめる。
自分の小学校、中学校時代の体験を通してなるべく分かりやすく、性っていろいろなカタチがあるんだよ、と。
「常識」にとらわれずに自分らしさを見つめる視点についてお話した。

私が一通りの話を終えて、会場からたくさんの質問が寄せられる。


「付き合っている人はいるんですか?」
「結婚はするつもりですか?」

というのは予想している範囲であったのだが…


「ナンパされることはありますか?」

「昔の名前は何ですか?」

《……。どう答えよう…(汗)》

なんて質問もあって苦笑するけれど、中学生の生徒さんとのやり取りが楽しかった。
少しの休憩を入れ、名残惜しいながらも学校を出発。移動のため北九州に向かう。

新幹線に乗るまでの時間、門司港へご案内いただく。
かつて製鉄業で名を馳せた重工業の街、北九州市がいま力を入れている観光開発。
関門橋やトンネルの開通で、通過点となった感がある街が、門司港レトロの名で整備され観光地として活性化している。

北九州市の末吉市長の著書を以前に読み、関心のあった街並み。
秋の夕暮れ。レトロな街並みをしばし楽しんで小倉へ。最終の新幹線で静岡に入る。

11月6日 可愛くない女

朝10時。
「区議会便り」の編集について議論する広報小委員会が開催される。
先月20日に終了した9月議会の内容について、各会派とも限られた文字数の中でいかに自らの主張を伝えるのか苦心のしどころであるのだが…。

文章の修正を要望していたある会派が欠席。会派から説明もなく討議もできない委員会での議論をどう決着させるべきか、まず、その対応をめぐって議論が沸騰。

次いで決算特別委員会で各会派から出された7日間にわたる議論が掲載対象からスッポリ抜け落ちている点(議会便りには本会議場での発言しか載らない)についても議論が沸騰(いな、水蒸気爆発の勢い…(^_^;))し、議論に言葉を添えようとする議会事務局職員に、一人会派の出席議員が黙り、退席するようスルドク一喝っ!! する場面もあった。

通常なら10分程度と思われた委員会審議が一時間以上に及ぶ迫力の議論であった。

結局は一喝が奏功し(?)、見直しが議論の俎上に乗る方向になった。

区民の立場にたった改善は憚ることなく早急にでも検討されるべきで、歓迎すべき結末であったのだが…思わぬ迫力にタジタジとなってしまう私であった…。

とはいえ、一人会派の権利獲得はこうしてなされてきたのだろうなぁ…という感慨もあり、私はこうした雰囲気の議論も時に必要なものだろうとポジティブに評価している。
そう、時には「吼える」議論も必要なんですよね…。

かくいう私も先月の決算特別委員会では、会派として執行部の姿勢を追求して後の休憩時間、ある保守系ベテラン議員が私のもとに歩み寄り、耳元で

「(その姿勢は見ていて)怖いよ…」

と耳打ちして立ち去る出来事もあった。

とかく女と見ると「愛嬌」であるとか「可愛げ」を要求する向きもあるが、私は議員としてこうした風潮に与する必要があるとは思っていない。
議会は議論の場であり、議員は行政のチェック機能をもつ以上、時には真っ向から対峙して、その信念を譲らぬ気概こそが必要である。
区の執行部や他の議員に甘くみられつつ、議会に席を置くのでは一議員としての役割を自ら小さくしてしまうだろう。「一目置かれる」必要があるのである。

人一倍、人懐っこい私。
人との距離をつくることに一抹のさみしさを覚えないでもない…… がっ!

議会人としては、可愛くなくて大いに結構!

しなやかさと強さのある、スマートな議員でありたい。

(え?もともと可愛くない…?)

11月2日
朝10時、駒沢公園で開かれる世田谷区の区内消防団の合同点検式に参加する。
予定時間よりかなり早く公園に到着。会場となる軟式野球場には直行せず、ちょっと遠回りして公園を散歩する。
日曜の朝だけにマラソンにいそしむ人たちが多い。
競技場に付設されたスポーツセンターで汗を流す人たちの姿や、パントマイムの練習をするグループの姿も。紅葉のはじまった小春日和の木漏れ日が美しい。

会場となる軟式野球場に入る手前で、衆議院議員選挙での新人立候補者が会場に入る人たちに挨拶を繰り返している。
私の姿にも気づき、とっさの握手を求められる。
必死さが伝わる握手であった…。

こうした多くの区民が参加する催しは、多くの方に名前と顔を覚えていただく格好の機会ということなのだろう。1時間半ほどの催しの最中も合わせると3人の候補者の方にお会いする。
区長、区議、都議とならんで元衆議院議員、前衆議院議員が来賓として紹介される。
新人候補者は当然といえば当然ながら来賓としての扱いは受けない。厳しい現実だなぁと思う。

投票日まであと一週間かぁ…

議会議員の参加は半数くらいだろうか。
来賓としてゾロゾロと列を組み、観閲して回ると、お馴染みのご近所のお米屋のダンナさんや同僚議員が消防団員として参加している。目が合うと思わず互いに笑みがこぼれる。

救命救急訓練、消化訓練、避難路の確保訓練などが続く。
議員の就任直後に多摩川河川敷で行われた水防訓練でも、消防団員の日頃の成果を目にする機会があったが、いまさらながら幅広い訓練内容があるのだなぁと思う。区内の消防団員は1200名。ボランタリーな皆さんの活動に頭が下がる。

消防団による催しを終えて、公園内を見て回る。
目的地は、公園内の「ドックラン」。欧米の都市公園には珍しくない、犬をリードから解き放ち、それぞれが自由な空気のもとで遊ばせる施設だ。

東京都が試行的に設置したドックラン。これまでも運営の延長が続けられてきたが、存続を望む声の多きさについに常設されることになった。
実家では、愛犬のゴールデンレトリバーと一つ屋根の下で暮らしていた私。
ドックランのワンちゃんたち。無邪気に走り回る…他の犬と戯れる…。
どの犬もとっても楽しく過ごしているのが分かる!

「いやぁ〜ん。めちゃくちゃ可愛い!!」

犬好きな私。飼い主の方に声をかけて、ワンちゃんを撫でさせていただく。
犬を介して人との距離も急速に短くなり、会話も弾む。

犬が好きではない人にも迷惑がかかることもなく、繋ぎっぱなしからワンちゃんが開放される施設があるのには大賛成。都内でも区によっては、区立公園への犬の立ち入りを一律に禁止しているところもあって「土を踏むことすらできない犬の生活って考えモノ…」と、複雑な気分にさせられるのだか。。。
秋の穏やかな日差しのもと、ワンちゃんも飼い主も伸びのびと過ごす光景に、かなり癒される私であった。

午後、事務所の皆と近くの出張所に不在者投票に向かう。
この選挙から投票所入場券に性別表記がなくなった。バーコードを機械で読み込んで、確認は速やかに終了。考えた末の願いを込めた一票を投じる。

投票にいく様子はデジカメ画像にとったのでHPで近日公開の予定。お楽しみ?に。

夜、友人たちと鍋を作ってつつく。コタツでお鍋。うどんを入れて2度楽しみ、更にクレープとプリン、トドメにみかん。
食欲の秋。ああ、食べ過ぎて苦しい…。

夜、あるNPOによる引きこもりの勉強会に参加。

複数の引きこもり体験者が自らの経験を話すことを中心とした催しである。
NPO代表による言葉、「体力や学力があっても、社会力がない」という指摘が印象に残る。
ひとつの解決策に収斂しきれない問題の複雑さを思う。
引き続き勉強していく必要を思う。
今度はNPOでサポートしている側の体験を聞いてみたいと思う。

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