◆上川あや

最後に、入学準備金の前倒し支給について伺います。

区立の中学校では今年度より、従来七月に支給されてきた入学準備金を入学前の三月に前倒しをするようになりました。二十三区では板橋区に次ぐ事務の改善で、高く評価するものです。一方で、福岡市、新潟市、宗像市、都内でも八王子市等では小学校でも前倒しの支給が行われております。当区とは当然審査の手順が異なり、すぐに取り入れるということは困難もあるのかもしれないんですけれども、他の自治体にできる改善が当区でできないということもないのではないかというふうに期待をいたします。ぜひ先行事例として研究し、積極的に検討していただきたいと考えるんですけれども、いかがでしょうか。

◎林 学務課長

就学援助制度は、子どもの学習機会の確保及び経済的な支援の重要な役割を担っております。
就学援助におけます中学校新入学用品費の支給は、保護者等から標準服、それから体操着等の購入のため、支給時期の早期化の要望等がありました。今年度から小学校六年生の三月に支給することといたしました。中学校新入学用品費の前倒し支給は、既に認定されている小学校六年生がいる世帯に支給費目を追加することで対応できますが、小学校入学前の前倒し支給は、保護者へのお知らせから支給に至るまでの一連の事務を新たに行うなど課題がございます。
具体的には、小学校入学前の子どもがいる世帯への制度周知、申請の受け付け方法や場所、認定審査に必要な世帯の所得情報の確認作業などがあり、申請者全員に対して新たに認定審査する事務が発生いたします。また、システム改修も必要となります。そのほか、学校教育法上、就学援助の対象となる学齢児童には就学前の子どもは含まれないため、現在、財調交付金の対象となっている経費が引き続き対象になるかなど、財源上の課題も含め整理する必要がございます。
いずれにいたしましても、委員御紹介のありましたように、他自治体の先行事例もありますので、その仕組みや工夫を調査し、区として対応が可能かどうかを含め、さらに研究、検討を進めてまいりたいと考えております。

◆上川あや

終わります。