◆上川あや

最後に、戦争体験者の語りの映像資料化についてです。
2012年3月の質疑で、年に一回、平和映画祭の様子を録画しているだけでは、地域に残る戦争体験者のお声は後世にもう残せなくなるのではないかと伺いました。区長も、年に一回ずつやっていても、もうやがて間に合わなくなるんじゃないかというのはおっしゃるとおりだと思いますと応じ、職員の手でお金をかけず、急ぐ考えを示されました。ところが、その後、二年たっても全くスピードアップはされておりませんで、年に一回収録しているだけなんですね。改善意欲はないのかということを問いたいんですけれども、いかがでしょう。

◎齋藤 生活文化部長

現在、世田谷区立平和資料館の準備に取り組んでおりまして、同様の発言を同検討委員会からもいただいております。ですので、また実際にも御相談させていただいておりますので、できる限り、あらゆる方法を用いて取り組んでまいりたいと存じます。

◆上川あや

戦後、もう七十年ですので、ぜひ本当に急いでください。毎回答弁が空の言葉になっていて実態が伴わないので、とても困っています。よろしくお願いいたします。