具体的な成果

★電動車いす、電動カートの安全講習会が開かれました。

 

介護保険を利用した電動車いす、電動カートのレンタルが急増し、巻き込み事故も増えています。
そこで安全運転講習会を提案。警察、電動車いす安全普及協会の協力で「電動車いす安全講習」が開かれました。

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◆上川あや

初めに、簡単に電動車椅子について伺います。

高齢化に伴い介護保険でのレンタルもふえている電動車椅子なんですが、その利用に伴って巻き込まれる事故もふえております。区でも関係機関と協力して安全運転講習会などを開ければと考えているんですけれども、いかがでしょうか。

◎春日谷 交通安全自転車課長

お尋ねの電動車椅子の件でございますが、交通事故につきましては全国で年間二百件前後、今発生しているということを聞いてございます。電動車椅子は多くの場合、障害者総合支援法、あるいは介護保険法に基づくサービスとして利用されておりますけれども、御自身で直接購入している場合もあると聞いております。
障害者の方の場合は、購入に当たり給付手続といたしまして東京都心身障害者福祉センターで必要性と操作能力の判定を受ける必要があり、この際に交通ルールや操作方法について確実に説明を受けることとなります。一方、高齢者の方の場合はケアマネジャーの判断によりましてレンタルで利用する場合が多く、交通ルールや操作方法の説明が福祉用具事業者にゆだねられているということがございます。
こうしたことから、高齢者を主な対象といたしました電動車いす安全運転講習会が全国介護者支援協議会と警察署の共催により実施されているということでございます。
区といたしましては、警察署を初め関係団体と協働し、また、区の福祉所管とも連携いたしまして、電動車椅子の安全利用講習会の開催に向け取り組んでまいりたいと考えております。