朝10時の新幹線で新潟入りする。
新潟訪問の目的は、県主催の県職員への研修会講師だ。
昨年来、性同一性障害をめぐる地元の自助支援グループなどが地元自治体に熱心に働きかけてきたことが功を奏したカタチで、今回の訪問につながった。
前夜、地元の当事者などから提供いただいた資料に目を通したり、お会いするつもりの地元議員さんの活動をインターネットでチェックしたり、昨今の新潟の情報に触れようと県や新潟市のサイトをネットサーフィンしてゴソゴソ。
ああ、そうして今日もまた寝不足でちょっと後悔である。(~.~;)
新幹線で英気を養う(つまり爆睡する)つもりが、6月議会への準備にむけて購入した本についつい引き込まれ没頭。
あっと言う間の2時間が過ぎて新潟到着。
会場は信濃川に面した施設内。160人ほどの職員を迎えたホールであった。
階段状の観客席ゆえ参加する方々と目線が合わせづらい。
お一人おひとりの参加者とアイコンタクトを重ねながら徐々にリズムをつかんでいく私なので、今回は緊張がなかなか解けないまま、ややウワズリつつ話し始める。
私がお示ししたお題は「性的少数者と人権」
およそ1時間半にわたって、誰もが多様な性の1コマと捉えられること、性の多様性と社会の成り立ちから見えてくる問題点などについて、個人的な体験を含めお話しする。
私を受容した家族の言葉、選挙を通して街の人々から示された反応の数々…を話すなか、お聞きくださる方の中に涙をぬぐう姿も見える。
さまざまな記憶を紐解くなかで、会場との一体感が生まれる。
お話する私もつい一瞬、言葉に詰まった。
舞台袖に戻る私に、これまで準備を重ねてくださった担当の県職員の方から、ねぎらいのお言葉をいただく。
「とても感動しました」。やっとホッとする瞬間。
会場を後にする若手職員方々からも「会場で伝えられなかったんですが…是非がんばってくださいね!」などと身に余るお言葉をいただく。
お一人ごとにゆっくりお話しできないのが残念な素敵な出会いを感じる。是非ぜひ、またお会いできるといいなと思う。。。
講演後、地元新聞社の取材をお受けする。
また地元新潟で自助支援活動をなさっている方々が控室を訪ねてくださり、しばしの間、親しく懇談させていただく。
地道な活動に頭がさがる思いがする。
昨年、性同一性障害をめぐる特例法の成立を求めて国会議員を訪ね歩いていた際、ある議員さんの事務所でご紹介いただいた新潟市議会議員の中山均さんが議会帰りに、研修会場まで駆けつけてくださった。
議員会館での印象的な初対面と変わることなく、今日も中山さんはTシャツにジーンズのラフなスタイル。
「中山さん、相変わらず議員らしくないイデタチでいいですねぇ!(^o^)/」
およそ本会議の帰路らしからぬ姿での再登場に思わず笑い出す私であった。
そんな中山さんも実は歯科医師さんという横顔もお持ちで、社会的に見ればハイソな経歴であるのに、それがぜんぜん匂わない
(^o^)…
市民派議員を地でゆく、いかしたアニキという感じです。(失礼?^_^;)
中山さんのご好意に甘えて、会場から帰路の新潟駅までお送りいただく。
機転を利かせたドライブで、夕暮れが美しいという日本海を迂回、「これが万代橋ですよ」などと有名なスポットも通過。
車中では、それぞれの街が今抱えている課題や議会内の動き、互いの議員になるまでのいろいろ……尽きることなく話は盛り上がる。
めちゃくちゃ楽しいショートトリップを経て新潟駅に到着。
素敵な時間を過ごせて本当に感謝です。m(_
_)m
「新潟は酒と料理はうまいですよ。今度は是非ゆっくり来てください」。
楽しい会話に美味しいお酒…ステキ。
いつかゆっくり来られるといいのだけれど。