本会議で3日にわたって各会派の代表質問、一般質問が行われる。
私の一般質問は、なか日2日。
午後3時半前後から応答含めて十数分にわたった。
今回の一般質問、私の質問の大項目は二点。
・ 「完全不登校」の児童等について
・ 夜間中学について
当初、本会議場での質問に考えていた内容は、夜間中学と居住支援にかかわる二本柱だったのだが、議会の開会日が近づくに従って、夜間中学に対して予想される区の姿勢は後ろ向き。
どこかヤッカイ視の空気。
そんな空気が気持ちに引っかかる。
こうした問題を取り上げる議員は決して多くない。
(というより夜間中学を誰も議会で正面から取り上げたことがない)
あえて文教領域の問題に焦点を絞って一般質問に取り上げることにする。
自宅では前夜遅くまで質問内容を推敲した。
当日も、およそ1時間の昼休み、午後の20分の休憩を全てつぎ込んでパソコンに向かう。
再質問、再々質問についても、予期される答弁と、私が限られた時間の中で入れるべきツッコミ、さらにそれによって予想される答弁のケースを考えつつ考えをまとめる。
朝から理事者には、私の質問のスタンスを変えるつもりのないことは伝えてあった。
本会議まえの朝、昼休み、午後の休憩時間…。
控え室には何度も答弁担当の理事者が現れる。
理事者 「再質問、だれに答弁を求めるんですか?」
上 川 「もちろん区長です。私は初めから区長に聞いているのですから」
理事者 「もう(答弁)内容は全体(の担当者会議)で決まっているのですから…」
…区長には聞いてほしくないといわんばかり(?)
「私には質問する権利があります。仰っているのは、あくまでそちらの都合でしょう!? どういう答弁をなさるのかはご自由です。やり取りの判断は傍聴者と議事録を見た方がすれば済むことですよね?」
《もぉっ! 質問の手直しする時間が無くなっちゃう!》
ヽ(`⌒´)ノむっき〜
困った様子の理事者を尻目に私はパソコンに向かい、想定問答に思いをめぐらせ、メモづくりに没頭する。
★ ★ ★
私の質問順は9番。午後の休憩を終えて3人目。
3時過ぎ、控え室から本議場にむかう。
再会までのひととき、質問順序一覧(質問順と内容の柱立てが案内されている)を見たとおぼしき同僚議員としばし会話。
議員某「世田谷区に夜間中学ってあるの?」
上 川「新星中学校にあるんですよ。こんど名前が三宿中学に変わりますけど…」
《世田谷にあるから質問してるんだってば…》
議員某「区内に夜間中学っていくつあるの?」
上 川「一つだけです。いくつもなんてないですよ」
《そんなにあるわけない!全国に35校、都内も8校だけなんだから…》
再開を促すブザーが響き、本会議を再開。
自民、公明の議員さんにつづき私の質問時間となる。
「上川あや議員!」
「議場、36番!」
議長に名を呼ばれ、手をあげて応答、演台に向かう。
押したり引いたりの議論は質問の前日までの話だ。
求める方向性に向かって論旨は曲げない。
正面から訴えるつもりである。
区の運営する「ほっとスクール」(不登校生徒の適応指導学級)などが不登校生徒の実数を見えにくくしている側面への危惧。
学校にもどるまでの経過措置と位置づけられるこれら施設から学校に戻るケースは実は少ないこと。通学実績のない不登校生徒であっても便宜的に卒業が認められるが、社会生活に最低限必要な学力が養われないことの問題。これら卒業生のその後のサポート体制への取り組みについて区の見解を問う。
夜間中学についても、区長の評価を皮切りに、不登校経験者への情報提供の必要性、夜間中学をめぐる広報が識字程度に配慮なく行われている問題点などについて、区の姿勢を問う。
さて、区の答弁である。夜間中学への評価については、区長の答弁を要請したものの、区長はおろか教育長も答弁には立たない。
質問を求めてもいない理事者が立ったと思えば、質問とズレた詭弁を口にする。
《あのねぇ…(-.-;)、意図的なのそれ?》
私に与えられた発言機会は再質問2回まで、壇上での質問を併せて合計10分以内だ。
残り時間を使って再質問する。
「私がお尋ねしていない理事者が、尋ねてもいない夜間中学の経緯や役割をお答えになっていますが、話を故意に摩り替える詭弁を伺うつもりは毛頭ございません…(中略)
…『全ての基本は人づくり、その基本は教育にある』と常日頃述べられている区長の真意を伺っております。答弁なさらないということが、すなわち区長のお答えでありましょうか?」
「そうだ!!」
私に加勢する不規則発言が聞こえる。
(「ヤジ」ともいう。誰だったんだろう??)
頷いてお聞きくださっていた区長、ヤオラ手を挙げて答弁にお立ちになる。
結果、やっと夜間中学について《評価はしている》旨?の意思表明をいただく。
「区長、心の通ったご答弁、本当にありがとうございます!」
議員席、最大会派あたりから笑声が聞こえる。
《別に皮肉でお礼を言ってるんじゃないってば…(゚_゚I)タラー・・・》
教育長に広報の取り組みについて再質問。
再々質問にたち、基本姿勢への所見を述べる。
ちとビミョウな雰囲気を感じつつ質問終了。ふぅ。。。
「怒ると怖いんですね…」夜の区庁舎で職員のひとこと。
ちょっとバリバリやり過ぎたかなぁ…。
夜遅く帰宅。
傍聴にきてくれた人たちの講評を聞く。
その言葉をききつつひとまず安心。。。
日々、いろいろなできごとがある。よく言えば刺激的な毎日。
自分を成長させる糧にめぐまれていると思う(ことにする(^-^;)。
ちゃんと初心は忘れずにいることが大切。
月末まで予算委員会。
がんばりどころはまだまだ続く感じだ。