11月定例会もやっと明日が最終日。
先月28日の一般質問では、手話を使えない聴覚障害者のコミュニケーション・ツールである「要約筆記」が民間の懸命な努力に任され、オンブに抱っこ状態であることを指摘し、区の積極的支援を求め、薬剤師会と区との協定を中心に災害時医療救護の不備を指摘して、今後の取り組みに善処を求めた。
一般質問を終えて委員会担当部局にそれぞれ説明を求め、本会議での議案ついても私なりに結論を得てホッとしていたところなのだが…。
今日は別の意味で汗をかいた。
9月に私が出演した「徹子の部屋」が放送される。
午後の放送時間、事務所でテレビに見入る。
あぁ〜嫌な汗がでる〜。
画面上のゲスト名「上川あや」の下にでるテロップを読み上げ、手をたたいて爆笑する事務所のヤマジ…。
シメテやろうかとの思いが頭をかすめる。
人の放送って気楽に見ていられるけれど、自分が出演している放送のを見るのってめちゃくちゃ恥ずかしくて、ホントに疲れる。
客観的にみて反省すること数々。
自己採点は60点くらい。及第点スレスレってところか…。
救いは、心配してたコッテリとしたスタジオメイクが自然に見えたことくらいかな。
大学で仲良かった友人の女性からサイトを通してメールが入る。
「声を聞いてすぐわかりました。いろんな苦労があったんだね。世田谷の議員さんになられたのこと、おめでとう!!」
…ああ、また公共の電波でカミングアウトを果たしてしまった…(^_^;)
でも前回の定例会の質問で私が取り上げた、オストメイトの問題を伝えられたのは嬉しかったなぁ。
今回の放映の影響は大きく、上川あやサイトのヒット数はウナギのぼり。
2月末のサイト開設以来、9ヶ月でアクセス数がついに10万件を超えた。
今までごらんいただいた方々、ほんとうにありがとうございます!!
夕方、旧知の大好きな記者さんが事務所にいらっしゃる。
先日の議会質問で私が取り上げた「要約筆記」についてしばしディスカッション。
社会的な認知がまだまだ少ない、手話のできない聴覚障害者の情報保障について、世田谷区議会で区の見解を迫ったが、むろんこうした問題は世田谷に限った問題ではなく、全国にひろく存在している筈である。
事は世田谷だけでは済まない問題なのである。
是非とも小さな苦悩の声を掬いとり、社会にひろく発信してもらいたい――。
傍からは見えにくい苦悩、苦しくても声を上げにくい当事者の思い。
これは性同一性障害を抱えてきた私も感じてきた共通の轍である。