あや流一期一会日記
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世田谷区議会議員 上川あや あや流一期一会日記
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6月6日
http://ah-yeah.com/nadiary0506.html#050606
いよいよ今月8日から区議会定例会がはじまる。議会日程の概略は次の通り。
2005-06-06
いよいよ今月8日から区議会定例会がはじまる。議会日程の概略は次の通り。
ご都合がゆるせばどうぞ傍聴にお出かけください。
◇8日(水) 13:00〜
本会議(召集挨拶、諸般の報告、代表・一般質問)
◇9日(木) 10:00〜
本会議(代表・一般質問)
◇10日(金) 10:00〜
本会議(代表・一般質問、議案・請願の付託)
◇13日(月) 10:00〜
常任委員会(企画総務・区民生活・文教)
◇14日(火) 10:00〜
常任委員会(福祉保健・都市整備)
◇16日(木) 10:00〜
特別委員会(全ての特別委員会を同時開催)
◇17日(金) 13:00〜
本会議(諸般の報告、表決、請願の処理ほか)
◆ ◆ ◆
先週の木曜日には、あらかじめ質問内容の概要を事前に届け出る「質問通告」も終えた。
私の登壇は抽選の結果、9日の午後4時50分前後からとなる予定。
予定内容の第一はコミュニケーション障害に類する質問、そして災害時の協定に関するもの。
質問に先立って当事者グループに参加。
同年代の当事者から話を聞かせてもらい、思わずもらい涙。
区内で活躍している専門家からもお話を伺い、区の従来の取り組みなどについても下調べを済ませている。
収集した資料は今回もかなりの量に達している。
原稿急いでまとめなくちゃならないんだけど…言いたいこと山積。
かえって筆が重い。
◆ ◆ ◆
全国で続々と発見されているガードレールの金属片。
報道によると自動車がガードレールに接触した結果との説が有力なようだが、中には明らかに人為的に取り付けられたモノも発見されているという。
世田谷区でも区の管轄する道路についてチェックを実施し、12箇所で見つかったとの報告。これらについては警察に届けた後、すでに撤去を終えている。
区内でけが人などが出ていないことが救いではあるが、今回の撤去で問題が解決された訳ではない。
従来の職員の点検によって何故発見できなかったのかという問題は残ったままだ。
今後の道路設備の点検に必要な視点として活かしてゆく工夫を所管には求めたい。
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6月22日
http://ah-yeah.com/nadiary0506.html#050622
久しぶりに夢を見た。
2005-06-22
久しぶりに夢を見た。
夢の余韻でハラハラしながら目が覚めた。
現実には先週末に区議会定例会も終わりホッとしたところだというのに、夢の中ではまさに今、議会シーズンの真っ只中であった。
しかも自分の質問が間近に迫るなか準備が整わず、泡を食って質問原稿の筆を進めている夢をみた。
何回も質問を重ねる前提でメモを作っていた様子からして、春か秋の予算・決算特別委員会の前が夢の舞台設定らしい。
しばらくうなされて、ふと目が覚める。
しばし夢と現実との区別を図りかねて、夢だと気づいてホッ。
先日の定例会でもその準備に四苦八苦し、一睡もできない日があったためなのか…。
議会に絡む夢はいつも脅迫的である。(-_-;)
◆ ◆ ◆
夕方、<a href="nadiary0312.html#031229" target="_blank">オランダに住む友人のミッシェル</a>が我が家にやってきた。
一昨年の暮れに知り合って以来、これで4,5回目の来日。
彼女が東京に来るたび、我が家に数日ステイしているが、今回もご多分にもれず嬉しいサプライズとなる来日。
ミッシェルの来訪は常に突然である。
昨日午後、事務所に予期せぬ宅急便が届いた。
「いったい誰からだろう??」
と伝票をチェックしてみると、ミッシェルの名前!
しかも何故か大阪から!中身はオランダ土産であった。
この春先にも数日、我が家にステイしていた彼女。
予算委員会直前という忙しい時期で、夜しか一緒に過ごせなかったけれど、深夜営業の大規模ディスカウントストアに連れて行くとあまりの品揃えと安さに狂気乱舞していた記憶が…。
その時も「I’m in Narita
airport!」と言う突然の電話でその来日を知らされたのであった…^0^;。
「鯨とフグをいちど食べてみたいのよ」。
夜は以前から彼女が所望していた鯨料理のお店に彼女をご案内。
<img align="right" border="2" height="150" hspace="2" src="images/050622a.jpg" vspace="2" width="200">おそるおそる箸を伸ばしていたけれど、気に入ってもらえたようでホッ。
昔、学校給食で鯨の竜田揚を食べたものだけど…はりはり鍋なんて私も初めて。
ふーん。こういう味なんだ〜。観光客風情は私も一緒なのでした。
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5月8日
http://ah-yeah.com/nadiary0505.html#050508
早いものでゴールデンウィークも今日で最終日。
2005-05-08
早いものでゴールデンウィークも今日で最終日。
議員は非常勤の特別公務員という身分。
議員以外に本業をもっている人を除いては、定休日といったものがあるわけでもない。ほぼ普段と同じような日々を過ごし、行楽に行くでもないゴールデンウィークだった。
演劇集団「<a href="http://www.linkclub.or.jp/%7Enext/trans/index2.html" target="_blank">トランスプロジェクト</a>」の月島さんと悠くんがパフォーマンスをすると聞き、夕方、烏山区民センター前の広場で開かれた路上演劇祭を事務所のヤマジと見に行く。
休日午後の烏山駅前は大変な人出だ。
会場となる広場には綿飴やクレープの屋台もあったりしてホノボノムード。
相次いで知人に遭遇してビックリ。
私の姿を見てお声がけくださる方々もあって、楽しく会話させていただく。
月島さんたちが参加している広場でのパフォーマンスも本格的。
普段世田谷で活動しているグループとのコラボレーションだったけど、激しいアクションもピッタリ息が合っていて堂々としている。
ホンワカとした休日の雰囲気を味わうことができた。
広場でのパフォーマンスを一通り見て、せっかくだからと区民センターを覗いて帰る。
入り口の視覚障害者用ブロックが部分的に剥がれて無くなっている…。
補修する気はないのだろうか…???
建物に入ってすぐのロビーには、近頃設置がされた<a href="http://www.city.setagaya.tokyo.jp/seikatu/todokede/jidou.htm" target="_blank">証明書自動交付機</a>が2台並んでいる。
しかしその設置の方法にも問題あり!です。
自動交付機の導入については、事前に区議会の委員会室にデモンストレーション用の機器を設置した期間があって、私も控室での仕事の合間に見学をさせていただいていた。
その場でインターフォンの音声を上げてもらえるよう要望し、車いすの方にも使い勝手のいいものであるのかをチェックして、十分な「蹴りこみ」があることも確認して機種選定には安心していたのだが…。
せっかくの機種選定が活かされていない!
暗証番号などが他の人に見えないように、という配慮なのだろう。交付機の周囲には、目隠しとなるべくパーテーションが設置されている。
区民センターの入り口から交付機の前面に入る通路には、ヒトひとりが歩いて通り抜ける隙間はあっても、どうみても車いすが通れるだけの幅がない!
しかも移動式のパーテーションの足は、ご丁寧にもガムテープで固定してある。
大回りすればもう一台の交付機の方には回り込めそうだが、証明書を手に入れたあと、方向転換できるだけの十分な通路幅はやっぱり設けられていない。
もう…σ( ̄ロ ̄;)。
毎日、センターに勤務している職員の人たちはなぜ気付かないのだろう?
以前、玉川総合支所でも耐震補強工事の資材が視覚障害者用ブロックの上に山積みにされたまま業務が続けられていて、「毎日勤務する職員が気付かないのはおかしい」と議会でクレームつけたこともあったけれど…職員のバリアフリーの意識がなぜこれほど低いのか…。。。トホホである。
省力化して自動交付機を入れるというなら、きちんとハートのある対応をしてほしい。
明日、担当所管にはきちんと抗議をさせていただく。
他の施設での交付機設置の設置方法も含めてチェックと善処をお願いするつもりだ。
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5月27日
http://ah-yeah.com/nadiary0505.html#050527
6月8日から始まる定例会を前に、質問の準備も忙しくなってきた。
2005-05-27
6月8日から始まる定例会を前に、質問の準備も忙しくなってきた。
昨日は文教委員会に出席。
議会に設置された委員会の委員任期も2年で満了。
議員任期も折り返して、委員会構成にも大きな変化が生まれている。
以前、文教委員長の平山さんと青空さんと私は意向どおりそのまま留任したものの、他委員は会派内での調整を済ませて全て入れ替わった。
文教委員会では、まず17年度の文教施策の概要(主要事務事業)説明があった。続いて個別の案件報告が延々とづづく。
メンバーに変化はあったものの文教委員会では相変わらず細かな質疑がつづく。他の委員会から移ってきた新委員いわく「すごく細かくて時間かかるね〜」との感想。
私からも席上、平和教育の内容、教育委員会の人権研修の中身、区総合運動場の大規模改修などについて質問を重ねた。
総合運動場体育館の大規模改修については意味ある前進があった反面、問題も。
昨年6月の本会議の席上、私からは障害者スポーツの問題を取り上げ、既存スポーツ施設のバリアフリー化も提案項目として挙げていた。
区はすこぶる前向きな答弁をし、その後の委員会においても、私は施設のバリアフリー化を重ねて求めていた。
さてさて、今回の配布資料によると以前は全くなかったエレベータが新設された。また車いす専用の観覧席もアリーナをはさんだ両翼に新設される予定。身障者用のトイレが設置され、加えて「だれでもトイレ」なるものが設計図に見える。
誠に聞こえが良い「だれでもトイレ」については前例がある。
今年度から予定されている松陰神社商店街のバリアフリー化において「だれでもトイレ」が設置されるという計画があり、私はこのトイレ施設にオストメイト(人工肛門・膀胱の使用者)の対応がなされるのかをこの春の予算委員会で質問している。
区の答弁は付ける余地があるのか未定とのこと。名折れでしかない計画案に唖然とした経緯があるのだか…果たして質問してみると、今回も同じ問題があった。
文教委員会の席上、担当課長に「だれでもトイレ」のオストメイト対応を訊ねると「確認しませんと…」と課長の歯切れが悪い。
すかさず教育次長が手を挙げ「無いようであれば付けるようにいたします」と設置を約束したものの、いったいどうなっているの??
今回の文教委員会では、経堂図書館の新築計画についても説明があり、既にオストメイト対応のトイレが計画に盛り込まれている。
この件についても過去の文教委員会で私から問いただし、中央図書館長が設置を約束くださったものが実現する運びになっている。
会議の終わった午後、あらためて所管の説明を聞き、新たに改修工事に加えるとの確約を得た。
一連の委員会質疑で区役所のほか、新たに2箇所のオストメイト対応トイレが設置されることになったものの、逐一個別の指摘をしないと配慮されない各課の認識程度には正直ガックリときた。
根本的な周知徹底には、福祉のいえ・まち推進条例における施設整備マニュアルに配慮ある記述がなされる必要がやっぱりあると思う。
6月議会で予定されている同条例の改正に併せ、整備マニュアルの改善も重ねて求めていくつもりだ。
◆ ◆ ◆
先の日記に書いた証明書自動交付機の設置状況について、先に問い合わせた担当所管より報告があった。
32箇所に38台が設置された証明書自動交付機は、出張所の見直しの補完と利便性の更なる確保が求められている。
自動交付機では通常からニーズの高い、印鑑登録証明書、住民票の写し、納税課税証明の入手が可能。
特に印鑑登録証明は郵送での交付請求を受け付けておらず10箇所の自動交付機が夜9時まで(更に1箇所は夜8時まで)稼動していること心強かったのだが、私が数ヶ所見た範囲ではいずれも、周囲の囲いが邪魔になって車椅子には入れない状態にあった。
担当所管には全区にわたる点検とその後の善処をお願いし、結果の報告を求めていた。要請から2週間半、ようやく報告を受けた。
私が個別に指摘した烏山区民センターなど、指摘後に囲いのレイアウトを変更したものを含め、現在「支障なし」となっているのが23箇所。
今なお、ツイタテの移動が必要となるのが5箇所。電動車いすの場合にツイタテの移動が必要になるのがさらに3箇所。パーテーションの作り直しが必要なのが1箇所とのこと。
ツイタテの移動を要する箇所については「窓口に声をかけてください」との表示をして凌ぐという。
利用する側からみれば証明書一枚を出したいために、「なんて大げさな」ということではないのか…。
自分がもし車いすでやってきた利用者だったら…と考えると気が重い。
他の施設利用者の前で、車いすであるがためにツイタテ内に入れないバツの悪い思いをする。忙しそうに職員が働くカウンターに移動し、頃合を見て声を掛け、職員がワサワサ出てきてツイタテの移動が終わるのを待つなんて…。
車いすユーザーの多くが求めているのは「障害」ゆえの特別扱いではないはずだ。そもそも皆にとって使い易いユニバーサルデザイン、ユニバーサルサービスが望まれるのであって、それがあれば分け隔ての多くが解消できるはずだと思うのだ。
◆ ◆ ◆
地元の方から街灯について要望があり、区の担当部署と先々週から何度かやり取り。これも昨日ようやく改善の日程について報告を受ける。
以前から複数の区民の方から担当課には繰り返し要望が寄せられていたもののナシのツブテだったようだ。
所管からひと段落?の回答は得たものの、何だか後味がわるい。
私が関わらせていただいたことで、その分、迅速な対処が図られたとしても、鼻高々という気分にはゼンゼンなれない。
人生の不思議なめぐり合わせで、私は議員になった。
政治に不信感をもっていた私、行政に期待などしていなかった私が今、議員として活動している。
名誉も地盤もお金もない一区民だった、つい先日までの私と立場が重なる。一区民からの要請と、区議からの要請とで対処に差があるのでは?ということに問題を覚えるのだ。
問題が改善されてホッとはしたが、なぜ同じ対処をしていただけないのか、と言う不満は依然残ったままだ。
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4月5日
http://ah-yeah.com/nadiary0504.html#050405
春。長かった区議会定例会も終えて気持ちが季節に追いついてきた感じ。
2005-04-05
春。長かった区議会定例会も終えて気持ちが季節に追いついてきた感じ。
毎回、定例会の終了後、一年生議員からなる「一期(いちご)の会」の例会が開かれているのだが、今回は私が幹事を引き受け、今日がその当日であった。
区内のお気に入りのお店にみなさまをご案内。
プライベートでお邪魔することも多いお店だが、ともかく新鮮な食材を美味しくいただけてリーズナブル。
今日もみんな盛り上がって、食事にも満足いただけた様子でホッ。
ごちそうさまでした!m(_ _)m
明日は区立小学校の入学式。
それぞれ地元の小学校に朝から出席する都合もあって、今夜は早めにお開き。
明日もお天気らしい。
桜も花開いてステキな入学式になりそうでうれしいな。
☆ ☆ ☆
以前、区議会の本会議で夜間中学の問題を取り上げた。
区内の夜間中学を直に訪ね、各教室の授業風景を拝見し給食もご一緒させていただくなど貴重な経験をさせていただいた。
議会質問を念頭に取材を続けていた頃、夜間中学の人間模様を追ったドキュメンタリーフィルム「<a href="http://konbanwa.web.infoseek.co.jp/" target="_blank">こんばんは</a>」があることを知った。
実家近くで一日だけ開かれた上映会に急きょ、参加。
母を誘って二人で映画鑑賞をした。
生来、涙腺が弱い私であるが…こんなにも泣けた映画は過去にないくらい心に響くステキな映画だった。
登場する一人ひとりの心模様がナイーブで心に響き、何とも愛おしいのである。
隣で映画を観ている母も嗚咽を抑えるのに必死な様子で、二人でティッシュを繰り返しわけあったほどであった。
議会の質問づくりにもより力が入った。
「すっごいステキな映画があるんですよぉ〜」と力説したことがキッカケになって、世田谷での上映が決まりました。素直にうれしい。。。
毎年、区内・<a href="http://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.html" target="_blank">下高井戸</a>でステキな映画の紹介を続けている「優れたドキュメンタリー映画を観る会」が今年紹介する10作品(4/22夜〜4/30夜 Morning
&Late show)のメインとして数回上映くださるという。
この映画、教育の原点を見る思いで、とってもオススメです。
それにしても今年も粒ぞろいの映画たち…人権に直結するドキュメンタリーも多い。
日程表とニラメッコ。悩ましい日がつづきそうだ。
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4月20日
http://ah-yeah.com/nadiary0504.html#050420
お昼前、東京家裁へと出かける。
2005-04-20
お昼前、東京家裁へと出かける。
2月に戸籍の性別変更の申し立てをしていたが、今日はその審判が降りる日。
突然の封書で結果を知らされるのは嫌なので、直接出向いて受け取ることを、担当官には伝えてあった。
担当官の部屋に出向いて、審判書の中身をその場で確認。署名と押捺を済ませて手続きはすべて終了する。あっけないものだ。
主文 「申立人の戸籍の性別の取扱いを男から女に変更する」。
性の移行に踏み出してから10年。
<img align="right" border="2" height="225" hspace="2" src="images/kyoka2.jpg" vspace="2" width="300">ようやく戸籍を変えられるところに辿りついた。
見通せない将来、不安定な生活基盤を歩き、偏見にくやしい思いをしたことも少なくなかった。
理不尽に歯を食いしばって我慢したことも一度や二度ではなかった。
振り返っていろんなことがあったなぁと改めて思う。
春の雨が降りしきる中、旧知のメディア関係者の方々が今回の道中を見届けてくださった。
どの方もすでに数年のお付き合いが続いている。
折りに触れて私を取材して下さっているだけに、今回の性別変更を一緒になって喜んでくださる。
「ホントにおめでとう!」「やっとここまで来ましたね」
<img align="right" border="2" height="298" hspace="2" src="images/kyoka1.jpg" vspace="2" width="250">雨合羽のいでたちでズブ濡れも厭わずに取材に来てくれたS女史の目は、すでに私以上にウルウルしている。
春雨の滴も忘れて互いに抱き合った。
区議立候補を考える以前から交流が続いているK女史も、手を取って喜んでくれる。
会うたびに「一緒に飲もうね!」と言い続け、互いの忙しさも手伝って果たせずに来た数年だったけれど、今度こそ美味しいお酒を酌み交わしたいねと話し合った。
夕刻前、通信社が第一報を流し、夕方のテレビニュースも2社が映像を流したらしい。事務所から転送される電話は鳴りっぱなし。
お祝いの言葉と取材の申し込みが相次ぐ。対応に追われる。
不思議なほど、うれしい偶然も重なった。
仕事で東京家裁に来ていた高校・大学の同級生が、取材陣に囲まれている私を発見して声を掛けてきた。
「な?なんでここにいるの!? 今日、わたしの性別変わったの!」
「そうか、奇遇だなぁ。本当に良かったなぁ!」
私がOLをしている時分に街でバッタリ出くわして以来、交流が復活していた彼。
性同一性障害であることで様々な社会的不利があった。
彼には何度も相談に乗ってもらった。
私の出馬の決心を聞いたときは、私の心がボロボロになることを心配してくれた。それでも選挙戦で力を貸してくれた彼だった。
その後も嬉しい偶然は続く。
夜、全ての取材を終えて電車で世田谷に戻った。
区内で電車を降りた瞬間、目の前ではまさに旧知の職員さんが乗り込もうとしていた。私が区議に当選した当初、私の議会初質問はマスコミの関心事だった。事がテレビ局が中継車をだすほどに発展するなか、庁舎としてのマスコミ対応を取り仕切ってくださったのがこの職員さんだった。
「今日、性別変更の許可がでたんですよ。裁判所の帰りなんです。」
そう申し上げると、さすがにビックリしたご様子。
そしてその直後、真っ直ぐに手を伸ばし握手を求めながら、温かなお声をくださった。
「本当に良かったですね!おめでとうございます。」
当時を振り返り思い出話。一つひとつの言葉に温かさこもる。
お気持ちが本当にありがたく頭が下がる思いがした。
多くの方に祝福をいただきこの日を迎えられた幸せを実感。これまで支えてくださった方々、温かなメッセージをお寄せくださった皆さまにここで改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました!!
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3月2日
http://ah-yeah.com/nadiary0503.html#050302
体調いまひとつ。
2005-03-02
体調いまひとつ。
ベッドにノートパソコンと資料の山を持ち込んでここ数日、質問作り。
行く先々で仕事ができるようにと、一昨年買ったノートパソコンを使うが、このパソコン、議会シーズンが近づく度に調子が悪くなる。
何の前触れも無く突然のダウンを頻発。
議会活動のために作りかけたファイルがオジャンになることも数回。
そのたび悲鳴を上げる。これでは仕事にならない。
懐かしのラップトップを取り出し、やおら仕事再開。
一般質問の原稿を書く。
今となっては驚くほど分厚く重〜い!しかも搭載されているのWindows
97、記録媒体は3.5インチディスク、2HDである。いやぁ、懐かしい!
原稿を取り出そうと、慌ててフロッピーを買いに出たが、なかなか売っていなくて驚いた。
技術革新の速さ、時代の流れを感じる瞬間であった。(^_^;)
でも区役所で仕事しようとすると、USBフラッシュメモリなんて新しい記憶媒体、通用しないのよね…データのやりとりをしようと思ったら、依然2HDがいちばん確実だったりする。
役所でモノを大切に使っていくのは大切なこと。
でも時代をキャッチアップするのもとっても大切。うーむ…。
☆ ☆ ☆
昨日、1日から区議会定例会が始まった。
会期終了は今月30日。
当面のあいだ、議会対策に追われる日がつづく。
気持ちの上での春は、まだ遠い感じだ。
夕方、私からの一般質問。
今回の質問の柱は次の3点。
☆ 区・外郭団体の障害者雇用について
☆ 区内民間の障害者雇用について
☆ 精神障害者の就労支援について
詳細なデータをもとに質問を組み立て、区の対応を迫った。
詳しい質問内容は別ページにアップした<a href="nareport.html#050302">質問原稿</a>をご覧いただきたい。
全体として問題意識を共有いただいていることに感謝。前向きである。唯一渋い答弁だったのが、区本体の知的障害者の雇用について。
区は民間に対しては、知的障害者の雇用を求めながら、自らはまったく雇用するつもりがないらしい。外郭団体が採っているから良いと。。
区役所は正規職員5700人。アルバイトなどをふくめれば更に1000人の大所帯である。
区内最大の就労者をかかえる事業体にもかかわらず、知的障害者は1人も含まれない。
正規職員の大多数は23区共通の人事委員会を通した採用であり、区独自で動ける範囲は限られていると承知している。しかし1000人近い嘱託やアルバイトの採用については区に裁量があるはずで、その気があれば工夫の余地はおおそうなものだが…。
ある職員の弁。
「知的障害を雇用する場合、その人に応じた仕事を工夫して作らなければならないんですよね…」
「採用は常に成績主義で…、採用する人が臨機応変に動けないと…」
・・・・。
いかにも採用実績のない事業者が言いそうな言い訳である。
知的障害者の就労については、従来の福祉就労から一般就労にどう移行させていくかが論じられている時期に、この現状。
工夫をしようとは思わない。可能性を考えてみようともしない。
…要はハナから採るつもりなどないのだと思った。
こうした職員だけではないはずなのだけど…トホホの展開で総務部の答弁は終わった。息の長いリベンジが必要なようである。
今日の在宅サービス部の答弁では、障害者と触れ合う機会の多さと、雇用意欲は比例関係にあるとの指摘があった。
区の現状や如何に?である。
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3月29日
http://ah-yeah.com/nadiary0503.html#050329
今月1日から始まった区議会定例会も、ようやく終わりが見えてきた。
2005-03-29
今月1日から始まった区議会定例会も、ようやく終わりが見えてきた。
連日行われた新年度予算の審査も28日が最終日。
用件が重なってかなり疲れがたまっている。
控室の机も資料の山ですごいことになっている。
寝不足のなか早めに議会に行き準備。私の質疑は朝から2人目。
10時9分からの予定であった。
今回の補充質疑のテーマは、増える性感染症や望まぬ妊娠と教育とのかかわりについて。
今回初めて文教領域に対しこの問題を質問する。
これまで議会活動の中では、この問題に対する議会内の共通理解を醸成することが前進ある答弁を取る上で重要だという認識から、もっぱら福祉保健領域から所管の認識を問い、若年層に対する教育の重要性が認識されるようメッセージの発信に務めてきた。
一昨年の決算特別委員会の私の質疑では、クラミジア感染が深刻な状況であることと区の文教領域の取り組みが乏しい現状を取り上げた。
また昨年の決算特別委員会でもヒトパピローマウィルスの感染が主原因とみられるガン患者が20代で増えている問題を取り上げ、がん検診の拡充と啓発活動の充実を求めている。
幸い子宮ガン検診の対象はこの4月から20歳以上に拡充されることになった。
この背景には20代で性感染症に起因するガンが着実に増えている背景がある。発症までの経過期間は長い、その根底には10代での無防備な性交渉が見え隠れしているのである。
深刻な事態が続くなか、区の教育の取り組みはなお縮小傾向にある。
保健衛生の担当者、教育政策の担当者、それぞれの考えを聞いても危機感の差は歴然としていると私は感じていた。
結局はあいかわらずの縦割り。
教育委員会の実際の取り組みがあまりに薄いのである。
補充質疑では保健領域に具体的なデータの提示を求め、アドリブも交え文教領域の取り組みの方向性を質した。
詳しくは<a href="nareport.html#050328">議会活動報告</a>(アドリブでこの通りではないけれど)をご覧ください。
結果、従前に比べて前進ある答弁を引き出したものの、所管の考える具体の方策とは距離のあるぼやけた答弁となった。
国、都のレベルで性教育バッシングが激しいなか、目立つ動きをしたくないという判断もあるのだろう。前に出る答弁で各方面から逆風が来ることを恐れる構造も理解できないではないのだが…。
教育ビジョンでは「いのちの大切さ」を重視していく姿勢を謳っている。
自他を大切にしてゆく姿勢を培うというのであれば、性にかかわる包括的な教育は避けて通れない課題であるはずである。
信念をもって答弁願いたい。
議会でのこの及び腰、誠に頼り無いかぎりである。
この問題についても、現実の改善が十分に図られるよう今後も注視していく。
必要であれば何度でも議会でその姿勢を問うつもりだ。
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1月7日
http://ah-yeah.com/nadiary0501.html#050107
はや正月松の内も終ろうとしている。
2005-01-07
はや正月松の内も終ろうとしている。
今年は正月2日も年賀状の配達があるということで、事務所には多くの年賀状が届いた。
郵政民営化前夜?の変化も感じる正月である。
公職選挙法の縛りもあり、親戚や選挙にでる以前からの旧知の近しい人に関してしか年賀状は書けない。
毎年、せっかくならどんな年賀状を用意しようかと気をもみ、一人ひとりお送りする相手にあわせて、気持ちをこめた言葉を添えようと頭をひねっていたことから解放された一方、さまざまな方面からいただくご挨拶に対して返答が難しいというジレンマも感じる。
「ゆく年、くる年」を見て厳かな気分になる。
子供だった時分には、味気ない番組だと思っていたけれど、年の変わり目にあたり過ぎた一年に思いを馳せ、新年にあたり思いを新たにすることの味わい深さを今は感じる。
新年を迎えた直後、実家に電話。弟とオヨメさんと話がはずむ。
あいにく母は近所の方々と連れ立って、神社での夜通しの甘酒くばりに出かけているという。
ボーイスカウトの隊長として毎年、極寒の初詣会場の警備ボランティアをしていた父も今は一線から退いてゆったりとお酒を傾けて大晦日を過ごしているようだ。
子供の時分、わが実家のお正月には、お重を重ねた古典的なおせち料理が並んだ。
おせち料理の手伝いをしながら、材料と料理の説明を受けた。
将来「カシラ」になれるようにという「八ッ頭」。
子孫繁栄を願う意味のある「カズノコ」、先々の見通しが良いという「酢蓮」。
松前漬や筑前煮、煮豆…子供のころ、こうした和食があまり好きになれなかった記憶がある。
縁起物だからと無理して口に運んでいた品の数々が30代に入って以降、好きな味になった。
家を出て、逆に家庭の味覚に戻っていくのは年齢のせいなのか…。。。子供のころ、料理の下ごしらえを手伝いながら母の説明を、いいかげんに聞き流していたけれど、実家を出て数年もたって、その時々のごくありふれた日常の一つひとつがとてもいとおしく思えるようになった。距離をおいてみてはじめて振り返るぬくもり。
過ぎ去ってあらためて気づく人の心の有難さ。
共有する時間のいとおしさ。
「忙」は心を亡くすと書く。
今年も有難いことに相当先の予定までいろいろなご要望をいただいている。今年もやっぱり走り回る年になりそうだ。
しかしいずれも自分自身が歩む人生の一歩いっぽ。
伴走してくれる人がいる幸せもある。
耳元に声援を届けてくださる方がいる。
謙虚に歩みを重ねたい。
周囲への感謝の気持ちを忘れないように。
年頭にあたっての自分自身への訓示である。
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1月10日
http://ah-yeah.com/nadiary0501.html#050110
地方にお住まいだという性同一性障害をもつ当事者の方から、今日も悲痛な内容のメールがサイトに届けられる。
2005-01-10
地方にお住まいだという性同一性障害をもつ当事者の方から、今日も悲痛な内容のメールがサイトに届けられる。
一語一語そこに込められた思いを目で追いながらココロが痛む。
インターネットの普及によって情報の地域格差は各段に改善されたとはいえ、むろん全ての人がインターネット環境にあるわけではない。
世代的にアクセスが難しいデジタルデバイドという問題もある。
前途を照らす善意の光も、人心の負の掃き溜めもあるのがインターネットの世界。
情報の質を見極めて、どうより良く活かすリテラシーの能力も問われるだろう。
溢れかえる情報の海にヒカリを見出すことは、人により容易ではないのが現実だろうとも思う。
私自身、10代から20代前半にかけて何ら道標を見つけることができず、暗中模索をしていた一人だった。
より正しく表現するならば、ココロの中での葛藤は止め処なく繰り返すものの、社会への現実の一歩を踏み出すことのできない膠着状態のなかにいたというべきだろう。
私が「男性をやめる」意思を固めた当時、インターネットの普及はまたまだごく一部に限られていた。
「性同一性障害」という言葉が国内で知られるようになったのは、自らの心の殻を破って、現実の社会で人と人としての関係を一から再構築しようと歩き出してしばらくたってからの事だった。
どうやって自分らしく暮らそうか…。日本に専門医といえる人など皆無に近いのがその当時の現実。
私はシンガポールの専門医に手紙を書き、格安航空券片手に渡航した。
家族を巻き込むことはしたくなかった。
周囲から聞こえてくる雑音にも耳をふさぎたくなった。
二度と家の敷居をまたがないくらいの覚悟で家をでた。
英語もろくに話せなかった当時。
辞書をいちいち引いて住まいを一から探し始めた。
長期滞在を続けるための家探しに学校さがし。
はじめの何日かは失敗の連続にへこんだ。
誰一人知る人のいない街。空を見上げて涙がこみあげた。
それでもココロの殻に篭っていては、私にとって希望する将来などないことはわかりきった事実だった。
だから涙を堪えて歩いた。
あれから10年近くがたった。
まだまだ問題が解決したとはいえない現実もある。
しかし状況は大きく変化した。
多くの当事者が数少ない専門医のもとに集中し、外科治療を含めて手がける医療機関も偏在している。
しかし現状を振り返って、これまでの複数の扉が開かれた原動力には、未知なるドアを勇気をもってたたき、勇気と熱意と共感させる力をもって訴えた勇気ある人の存在があったのが事実だ。
医療機関が足りないと批判するのは容易い。
現状の改善を求めるためには現実に努力する誰かが必ず存在しなければならないだろう。
声を上げることなく、足を運ぶことなく開く自動ドアがどれだけあるのだろうか。
性同一性障害が人権という枠内で語られるようになった現在。
権利意識をもつことも必要だろう。
しかし権利を頭から振りかざして無理やり扉をこじ開けたところで、本来的な解決を見たことに、偏見をきちんと排したことにはなるまい。
相手の気持ちに想像力が及ばない単なる圧力など逆効果でしかないと私は思う。
共感によってのみ開く扉がある。
自分の思いを伝える努力とともに相手の気持ちになって伝える努力が、一番の鍵を握っていると常々、私は考えている。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆<a href="http://www.linkclub.or.jp/%7Enext/trans/index2.html" target="_blank">トランスプロジェクト</a>という演劇集団がある。
性の越境をモチーフとした演劇を当事者と当事者以外の人たちが一緒になって作り上げてゆく演劇。
私も議員になる以前から知人が参加していて、実際に演劇に足を運んだり、公園での夏のバーベキューといった交流の機会に参加させていただいている。
昨年の11月に彼らのイベントにお呼びいただき、彼らの演劇を映像の形で改めて拝見する機会があった。
その圧倒的な共感させるチカラには改めて目を見張った。
場を共有した方々の多くは、性同一性障害をもたない方々であったのだが、それぞれがそれぞれに感動の言葉を口にしていた。
週明けに予定されている新たな公演、本当に足を運びたいのだが、日程がどうにもあわない、とっても残念。
「共感」。
相互理解の扉をひらくヒントが彼らの演劇には多く含まれていると私は感じている。
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1月19日
http://ah-yeah.com/nadiary0501.html#050119
本日付で区議会の民主、生活者ネット、社民が合同して会派を結成した。その名も「民主党・生活者ネットワーク・社民党世田谷区民連合」。先だって女性区議の会派の突然の離脱があって、私たちの1人会派の部屋にも仲間が増えたところ。急な展開にちょっと驚いていたのだが…やはりというべきか…ことはそれだけに留まらなかった。
2005-01-19
本日付で区議会の民主、生活者ネット、社民が合同して会派を結成した。その名も「民主党・生活者ネットワーク・社民党世田谷区民連合」。先だって女性区議の会派の突然の離脱があって、私たちの1人会派の部屋にも仲間が増えたところ。急な展開にちょっと驚いていたのだが…やはりというべきか…ことはそれだけに留まらなかった。
今回の3つの会派が合同することは、これまでの相互の関係からして決して不自然には感じない。
今年夏の都議選を控えて区議会にはなお再編の動きがでるのでは?という予想もあった。
実際そうかぁ…という感じ。さてどんな会派名になるのか?と思っていたら、先の名前である。長い。しかも構成が何ともわかりやすい。会派の略称が何なのか聞きそびれた…。
通常は三文字以内で届け出るのだが…「区民連」とか?なのかな?当面12人と、区議会では公明を抜いて第二会派に躍り出た。
自公をあわせた多数に変化はないものの、議席の変更、控え室の変更も必至。
夏の都議選では2人の区議が都議会を目指す。
このほかにも変化の動きがあるのでは?とも感じている。
当面、区議会の流れの変化を注視していきたい。
☆ ☆ ☆
金八先生の脚本で知られる小山内美江子さんが療養中とのニュースが流れる。容態は回復に向かっているとのことだ。
以前、私の挑戦に対しお心のこもったお言葉をくださった小山内さん。その多くの作品を通して人々に多くの感動をくださり、カンボジアでの学校づくりにも精力的に取り組まれてきたことでも知られている。小山内先生といえば常にお忙しく、絶えずアクティブに走り続けている印象がある。
この機会にしっかりと養生して頂きたいと思う。
そして一日も早いご快癒を心から願っています。
☆ ☆ ☆
本日明らかにされた厚生労働省の最新の調査結果によると、2003年時点で、国内の母子家庭の数が過去最多の約122万5000世帯となったという。
パートや臨時雇いの割合は5年前の前回調査より大幅に増え、平均年収は約212万円と、収入は1978年以降初めて減少に転じた。
11月末の私の<a href="nareport.html#041130">一般質問</a>(質疑参照)では、国の母子家庭等への支援策が従来の給付中心から自立促進へと急速に変化していくなかで、区の自立支援策の無策を追求した。
質問では父子家庭についても母子家庭とのあまりに大きな支援格差の是正、相談業務への配慮などを求めたところだが、事態はさらに深刻の度を深めていることが裏付けられた格好だ。
区は私の質問に対して、区内の実態把握とつづく支援策の検討方針を示してはいるが、区のこれまでの対応はあまりに鈍重だ。
今この時を育児と収入の担い手に奔走している方々の存在を直視して、区には早急な対策の具体化をあらためて求めたい。
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2月1日
http://ah-yeah.com/nadiary0502.html#050201
月末の28日、久しぶりに区議会公式の会議に出席。
2005-02-01
月末の28日、久しぶりに区議会公式の会議に出席。
議会運営委員会、つづく広報小委員会への出席を終えて、間髪入れず助役・各所管より新年度予算の説明を受ける。
年末年始をはさんで休止状態だった議会日程もいよいよ本格化してきた。
一ヶ月間つづく3月の定例会を前に必要な準備も盛り沢山。
次々と埋まってゆく日程表を横目に眺めながら、かなり気持ちが焦ってきた。
民主・生活者ネット・社民の3会派が合同して会派を結成したことは前の日記にも書いたが、議会運営委員会では、先の区議会で民主党を出て一人会派となった富永議員が年明け世田谷政策会議に合流したことが報告された。
ひととき入所者が5人となっていた私たち一人会派の控室。
新たな議員を受け入れる工事を終えたばかりだが、議会運営委員会で正式な報告を受ける朝には、既にすっかり室内備品の配置換えを済ませている。さっぱりとしたものだ。
「この世界はいろいろあるからね」と、先輩議員の一言。
私も議員一期生として折り返し地点が近づき、ちょっとやそっとのことでは驚かなくなっている今日この頃であるが、日々、本当にいろいろなことがあるなぁと実感する。
新たな会派構成で行なわれる3月の定例会。
新年度予算を審議する予算委員会も設置される運びだ。
各議員ともいきおい発言機会が多くなる。
一連の会派構成の大幅な変化がどのような変化を区議会に生むのか、各人、各派の発言が注目される。
今度の定例会、見どころ盛りだくさんである。
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2月10日
http://ah-yeah.com/nadiary0502.html#050210
東京・霞ヶ関に向かう。
2005-02-10
東京・霞ヶ関に向かう。
今日は法務省人権擁護局が主催する「人権に関する国家公務員等研修会」に講師として参加させていただくのだ。
かつての「サラリーマン時代」、中央官庁所管の公益法人に勤めていた私。
見慣れた街を以前と違った立場で訪ねている今の変化が何ともフシギな感覚である。
ホールへと上がるエレベーターの中、世田谷区にお住まいの参加者の方よりあたたかな声を掛けていただく。
区議選では私に投票くださったとのこと。
何とも有り難いひとこと。
初心を忘れちゃいけないと噛み締めるひと時であった。
<a href="images/jinken050210b.jpg" target="_blank"><img align="right" border="1" height="188" hspace="1" src="images/jinken050210a.jpg" vspace="1" width="250"></a>7階の会場エントランスには、法務省の人権イメージキャラクターの「(人権)まもる君」と「(人権)あゆみ」ちゃんの姿。
担当者さんとの簡単な打ち合わせを済ませ、主催者である法務省人権擁護局の局長よりご挨拶を頂戴し、しばしお話する機会をいただいた。
今回の参加者は全省庁、所管特殊法人の職員など六百十数人。
対する講師は私ひとり。
今回の聞き手の数は私にとって過去最高数だ。
「緊張したら嫌だなぁ…演台から見える景色はどんなだろう?」と思ったけれど、これまでに経験している3、400人も今回の600人も会場が醸す雰囲気に大きな違いはないのだと感じた。
講演のなかでは性同一性障害に限らず、インターセックス、同性愛者らを含む性の多様性をはじめに概説させていただいた。
そのうえで「非典型的な性」を生きる人たちの社会的な困難の具体例、海外で広まる権利擁護と日本の現状について説明した。
次いで私の個人的な体験をお話しし、その視座から見えてきた社会、さらには議員活動を通し強く感じるようになった少数者共通の課題についてもお話して終了。
きっちり1時間半で講演を終えた。
会場では涙を拭う方の姿もあった。大役を終えてホッ。
つづくアニメーション映画「もも子」を私も拝見させていただく。
同研修会でアニメの上映は始めてのことというが、かなりの感動作だと思った。
日々、人権擁護局に寄せられるさまざまな声。
そういったなかには「人権を同性愛の問題などと一緒に語るな」といった批判の声もあるのだと聞く。
偏見というものの広がりとその根深さを強く感じさせられるエピソードだ。
人種差別の問題も女性差別の問題も…これまでのその環境改善にあたっては、実際の当事者が声を上げて問題の所在を繰り返し訴え、改善を求めてあちこちに足を運ぶ息の長い活動があったことを思う。
人々の偏見を変えてゆく上では問題の社会的なビジビリティ(可視性)を高めてゆく努力が欠かせず、問題の実在を証しつづけることが必要だと思う。
まさにComing out of the
closet (押入れ=ヒミツから抜け出し立場を明らかにする)が一つの鍵なのである。
差別を受ける可能性をもつ者は、苦しくとも「苦しい」とさえ言いにくい。この轍をどう踏み越えてゆくのか。
その課題は、重い。
◆ ◆ ◆
先だって、世田谷区議会の一期生で構成される「一期の会(いちごのかい)」の仲間たち13人と横須賀のリサイクル施設を見学させていただいた。
全国から注目される横須賀市の先進的な取り組み。横須賀は、容器包装リサイクル法の最先端をゆく街なのである。
私たちが訪ねた2月4日も那覇市からの議員団とすれ違う。
まず「燃せるゴミ」から生ゴミを効率的に取り出して、ガス化し清掃車を走らせているプラントを見学。
次いで、缶類、ビン類、プラスチック、紙類の容器包装廃棄物を徹底して選別、資源化する中間処理プラント「<a href="http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/aicle/index.html" target="_blank">アイクル</a>」を見学する。
夕方の時間一杯いっぱいまで見学してまわる。
見学先では、皆、矢継早に質問を重ねる充実した視察となった。
参加した誰もがかなり触発された様子。
世田谷の今後にもヒントを活かしたいと思う。
世田谷区議会では二期生、三期生などもそれぞれ親睦の会を開いているが、行政視察に乗り出したのはこの10年、私たちの代が初めてのことだという。
会派という縦の枠を超えて横の連携も、もっともっと深められたらいいなと思う。
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2月24日
http://ah-yeah.com/nadiary0502.html#050224
来月一日からはじまる区議会の第1回定例会。
2005-02-24
来月一日からはじまる区議会の第1回定例会。
昨日の正午が質問通告期限。
本会議での議会質問の内容については、事前に知らせるのがお約束で、抽選の結果、私の質問順序は13番。
本会議二日目の夕刻に決まった。
通告した内容は障害者施策に関して。
具体的な基盤に区の姿勢を問いたい。
本会議場での持ち時間は、私の側からの投げかけだけで10分。区側からの答弁と合わせ15分から20分弱といったところだろうか。
前進ある結果となるよう質問を煮詰める作業が残っている。
来週の質問予定日までがんばらなくちゃ。
今定例会では通常の本会議と常任委員会以外にも、来年度予算を審議する予算特別委員会が設置される。
区議会の常任委員会ごと、その所掌範囲で質問できる5日間があり、前後2日間は範囲を限定しない総括質疑、補充質疑が予定されている。
1人会派の私にもきちんと時間枠がある。
各回9分間。9分×7回の質疑を行う予定。
毎回時間をかけた下調べの末に質疑を組み立てている。
今定例会も3月末の会期末まで気の抜けない毎日がつづくことになりそうだ…。
本会議・予算委員会の開催日程は次の通り。
議会は公開の場です。平日日中ではありますが、ご都合がつけばぜひ傍聴にお越しくださいね。
3/1 13:00〜 本会議
(区長の召集挨拶、諸般の報告、代表質問など)
3/2 10:00〜 本会議
(代表・一般質問。上川の一般質問は夕刻4時過ぎ)
3/3 10:00〜 本会議 (一般質問・議案の付託ほか)
3/10 13:00〜 本会議 (委員長報告・表決)
3/14 10:00〜 予算委員会(総括質疑)
3/15 10:00〜 予算委員会(企画総務領域)
3/17 10:00〜 予算委員会(区民生活領域)
3/22 10:00〜 予算委員会(福祉保健領域)
3/23 10:00〜 予算委員会(都市整備領域)
3/24 10:00〜 予算委員会(文教領域)
3/28 10:00〜 予算委員会(補充質疑)
3/30 13:00〜 本会議
(委員長報告・表決・請願処理ほか)
◇ ◇ ◇
12日、京都で開かれた「アジア太平洋みどりの京都会議」にシンポジストとして参加してきました。
会場で旧知の議員とたびたび接近遭遇。
その多くがジーンズにジャンパー姿といったイデタチ。あるいはラフな生活者スタイルだったりして、いかにも草の根っぽい。
会場に集う人々それぞれがGreens独特の雰囲気を醸している。
ちょっとした異空間という感じである。
セッションB「アジア太平洋地域の多様性と人権問題」でスピーカーを務めた。
スピーカーは他にオーストラリアの先住民、ネパール緑の党、トンガの人権活動家と多彩。
私からは日本における性的少数者をめぐる人権課題、そして一昨年、成立した性同一性障害特例法の成立までのアクションなどをご紹介しました。
<a href="images/kyotoa.jpg" target="_blank"><img align="right" border="1" height="228" hspace="1" src="images/kyotob.jpg" vspace="1" width="300"></a>
写真でご一緒しているのは、当日のコーディネーターを務めたオーストラリア連邦議会議員のボブ・ブラウンさん。
環境保護に熱心に取り組む同氏。オープンリーゲイの政治家としても知られている。
「スピーチとても面白かったよ。議会の仕事のほうはどう?」
セッションの終了後、彼のほうから声をかけてくださる。
とっても温かいキャラクター。
共通の知人の話題などもあって会話がはずむ。
タスマニアにもいつか行ってみたい。
とんぼ返りの京都。短い時間だったけれど刺激的であたらしい出会いがたくさんあったことに感謝。また皆さんとお話したい。
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2月26日
http://ah-yeah.com/nadiary0502.html#050226
<a href="images/miyakonojo2b.jpg" target="_blank"><img align="right" border="1" height="260" hspace="1" src="images/miyakonojo2a.jpg" vspace="1" width="250"></a>宮崎県・都城市へ。
2005-02-26
<a href="images/miyakonojo2b.jpg" target="_blank"><img align="right" border="1" height="260" hspace="1" src="images/miyakonojo2a.jpg" vspace="1" width="250"></a>宮崎県・都城市へ。
都城市の男女共同参画都市宣言を受けた記念フェスタにゲストスピーカーとして参加させていただく。
都城市は2003年12月18日、男女共同参画社会づくり条例を公布している。
この条例には日本初となる画期的な内容が含まれていた。
条例では男女共同参画社会を「性別又は性的指向にかかわらずすべての人の人権が尊重され、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され…(中略)共に責任を担うべき社会をいう」と定義した。
つまり男女という枠組みに限定せず、性的少数者(同性愛、両性愛、性同一性障害やインターセックス)も不当な差別や偏見を受けずに自分らしく暮らしていける社会を目指すべことを謳ったのである。
この前例のない条例はその成立までの過程で地元紙を中心としたマスコミ、コミュニティの情報ツールを通して大いに賑わした。結果は僅差での可決。
その先進的な内容は大いに参考とすべきだと思う。
さて、そんな都城市であるが、地方都市のご多分にもれず平成の市町村大合併の最中にある。来年1月に周辺自治体との合併を予定しているそうである。
旧自治体の条例はというと、残念なことにいったんご破算になってしまうのである…。よって、その精神が今後とも受け継がれるよう地元関係者の取り組みにも力が入っている。
私自身はといえば、議会の定例会直前である。
その準備に追われながらも、ご依頼がある以上、ぜひ私にできる協力はさせていただきたいと思った。
市と実行委員会が主催する男女共同参画都市宣言の記念フェスタでは、6つの文化会に分かれて多岐にわたる議論が予定され、私は第6分科会の1部と2部ともにゲストとして参加した。
まず自分らしい性を生きる 〜同性愛・性同一性障害などの性的少数者を知っていますか?〜 と題した基調講演を1時間ほどさしあげる。
<a href="images/miyakonojo3b.jpg" target="_blank"><img align="right" border="1" height="180" hspace="1" src="images/miyakonojo3a.jpg" vspace="1" width="250"></a>会場の聴衆は60人ほど。
他の分科会よりかなり参加者が多い様子である。
性の多様なひろがりを説明したのち、個人的な体験を淡々とお話した。私の横で終始うなずきながら聴いてくださっていた司会者さん、涙声になって司会を引きつぐ。相互の顔のみえる会場には一体感がうまれ、温かい雰囲気のなか基調講演を終えることができた。
続いて、地元の当事者グループ、Circle
V の代表 YUUKIさん、みやざき子ども文化センターの後藤幾子さんと、1時間20分のパネルディスカッション。
<a href="images/miyakonojo1b.jpg" target="_blank"><img align="right" border="1" height="225" hspace="1" src="images/miyakonijo1a.jpg" vspace="1" width="300"></a>後藤さんたちが続けている子どものありのままに耳を傾けるチャイルドラインの活動紹介から話がスタートする。
ついで最も身近なオトナ・親たちが同性愛を、性同一性障害をどう受け止めたのか、同性愛者としてYUUKIさんから、そして私からも個人的な体験をご紹介してパネルが進行する。
つづいて後藤さんが「妻」として「母」として暮らすなかでの「自分らしさ」への気づきを語り、それぞれの性のありがた、自分らしさを尊重しあえる社会について、聞き手それぞれが何らかのヒントを感じていただけたのではないかと思う。
夜の分科会報告まで、一連の大役を終えてホッ。(^o^;
会場には、日向や熊本から旧知の皆さんも参加くださっていた。
再会できて本当に嬉しかったです。ゆっくりお話する時間がなくて本当に、本当にごめんなさい。またゆっくりお話したいです。
また暖かく接してくださった都城のみなさん、ステキな出会いが嬉しかったです。
次回はとんぼ返りでなく、ぜひぜひ皆さんとゆっくりお話したいです。(^0^)/