議会活動報告と成果

上川あやの議会活動報告です

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シックハウス原因物質のリスク管理を徹底せよ

2010年 03月 15日 - 00:00 by aya kamikawa

◆上川あや

最後に、区立施設の空気質の管理について伺いたいと思います。

平成二十年六月の一般質問で私からは、シックハウス症候群、化学物質過敏症の課題を取り上げました。その際提案したことの一つは、文科省基準で検査を義務づけられている学校施設以外の区民利用施設についても、シックハウス原因物質のチェックをしっかりと行うべきであるというものでした。
区では早速、昨年度、百十五の区民利用施設について空気質のチェックを行い、その結果をさきの福祉保健委員会で報告しています。その結果によれば、保育園三施設、児童館六施設を含む十四施設から基準値を上回る化学物質を検出したとのことです。

そこで伺いますけれども、区のシックハウス原因物質に対するリスク認識を、ここでしっかりと改めていただく必要があるのではないかと考えています。
区では、シックスクールが関心を集めた平成十六年十月から、庁内各課がその必要に応じて管理施設の空気質を独自にチェックできるよう、デジタル測定器四台、測定用ポンプ四台から成る測定機器の貸出制度を整えていたはずでした。ところが、その貸出実績を確認しましたところ、今に至るまでゼロ件ということです。十四カ所もの基準値超過施設を抱えながら、各部の関心が低かったにもほどがあると私は思いました。のど元過ぎて熱さを忘れるとはこのことだろうと思います。
今回の基準値超過多発の教訓を今後の安全安心の施設運営に十分と反映させていただかなければならないと考えます。
区は今後の施設管理をどのように展望しているのか、所管の考えをお聞かせください。

◎淺見 生活保健課長

委員お話しのように、昨年夏季の空気環境検査の結果、指針値を超えた施設は百十五施設中十四施設ありました。指針値を超えた原因といたしましては、ホルムアルデヒドにつきましては日ごろの換気が不十分だったこと、トルエンは有機溶剤の使用、パラジクロロベンゼンはトイレの消臭ボールの使用が原因でした。
指針値を超えた施設につきましては、換気の励行などの低減化対策を実施し、再検査を行ったところ、指針値以下となり、安全性を確認いたしております。指針値を超えた保育園、児童館につきまして、二十二年夏季に検査して、安全性を再確認いたします。

区といたしましては、シックハウス対策を講じることが重要と認識しております。今後は空気中化学物質が夏季の気温上昇、備品の入れかえ、改修時に増加することがあるなどの留意事項や、ご指摘の測定器の貸出制度について、年度当初及びさまざまな機会をとらえて、積極的に庁内に周知してまいります。また、今後も区施設シックハウス対策ガイドラインに基づく施策を実施するとともに、関係部署と連携し、区施設の安全確保と利用者等の健康保持を図ってまいります。