議会活動報告と成果

上川あやの議会活動報告です

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心室細動は日中起こるとは限らない(AED情報を改善せよ) その他1点

2010年 03月 15日 - 00:00 by aya kamikawa

1.心室細動は日中起こるとは限らない(AED情報を改善せよ)
2.AED設置費用の削減策

1.心室細動は日中起こるとは限らない(AED情報を改善せよ)

◆上川あや

では、初めに、AEDに関して二点提案をいたします。

第一の提案ですが、区立施設のAED設置に関する情報提供の改善です。
インターネットでAED、そして世田谷区で検索をしますと、すぐに区のサイトの「AEDの設置について」というページが出てまいります。緊急時、ここまでは区民もすばやく情報に近づくことができます。そのページにはこうあります。「心室細動が起こると数秒のうちに意識消失し、約五分後には不可逆的な脳障害が起こり間もなく死亡します」、一刻も早くAEDを取り寄せ対処する必要性が強調されているわけです。ところが、そこに掲載されている情報は、設置施設名とその住所の一覧のみです。これでは夜間、早朝に起こる心室細動に区民が素早く対応できないのではないでしょうか。

心室細動の主な原因の一つは急性の心筋梗塞とのことですが、心筋梗塞は寒い日の早朝や入浴の前後に起こりやすいとも言われます。また、近年の研究では、男性と六十五歳未満の場合、疲れのたまった夜間に発症しやすいという蓄積されたデータがあるようです。また、早朝、夜間にマラソンやテニスを楽しむ区民も少なくありません。現状の情報だけではどの施設が早朝、夜間に開いているのかわかりませんし、電話で問い合わせをしようにも、電話番号も載っていなければ、夜間の警備員の有無もわかりません。
こうした情報提供の不備が生死のリスクを争う一、二分のおくれにつながる可能性は否定できません。この点、掲載情報をもっと充実させていただきたいと考えますけれども、いかがでしょうか。

◎ 幸田 健康企画課長

AEDは設置施設の利用者に急変が生じた場合や地域でAEDの必要な事態が生じ、施設職員等その場に居合わせた者が対応する際に活用できるよう、現在、不特定多数の利用が行われる区立施設等に二百二十九台整備してまいりました。これまでにAEDを使用した事例は六件ございました。
AEDの設置場所等につきましては、区のホームページで各地域別で設置施設名と住所をご案内しているところでございますが、ご指摘の点につきましては、施設の開設時間や休業日などを追加掲載し、万が一の際に使用する区民の方にご自宅の近くの施設のAEDが利用できる時間等をお知らせして、一人でも多くの方のとうとい命を救う輪を広げてまいります。

◆上川あや

ありがとうございます。


2.AED設置費用の削減策

◆上川あや

続いて、第二の提案ですが、導入コストの削減案です。
区に確認しましたところ、区で配備しているAEDは貸出用の二台を含めて、現在二百三十一台に上るとのことです。その導入手法を確かめたところ、購入が十四台、寄贈が三十八台、リースが百七十九台と、圧倒的にリースが多いとのことでした。二十一年度のリースの代金の合計は三百五十一万千六百二十円、一台当たり年間に四万千八百五円が必要だそうです。
一方、昨今は民間から募った広告を収容するケースに表示して、AEDの設置とメンテナンスの費用を無料化するビジネスが普及しており、こうしたサービスを利用してAEDを設置するケースが、既に都立公園の四十カ所、板橋区、会津若松市などに広がりを見せているようです。
すべてのAEDをこの手法で代替することは難しいのかもしれませんけれども、財政危機の折、リース契約終了後の再設置コストの低減策として、こういったサービスの活用も検討に値するのではないでしょうか。
区のご見解はいかがでしょうか。

◎幸田 健康企画課長

AEDの設置に当たり、これまでに寄附や寄贈をいただいている事例もございまして、世田谷区におきましては、三十八台が寄贈によるものとなっております。お話しのメンテナンスまで含む設置、運用につきましては、他自治体においてAEDに広告等を表示することにより、企業の寄附等を集め、無料で設置している例があると聞いております。
お話しの二十三区でございますが、板橋区で、板橋区内にありますAED保管ケースを製造するメーカーがコーディネーター役となり、保管ケースに企業広告を入れて、板橋区立の施設三カ所に無料で設置している事例がございます。
お話しのような経費面でのメリットはございますが、実際の運用に当たって広告になじむ施設の状況か否か、日常点検など機器の管理等の役割分担、広告内容の適否など幾つか解決すべき課題があると考えております。リース期間が終了する際や新たな設置すべき施設が生じたときに、活用の可能性について今後検討してまいりたいと考えております。

◆上川あや

検討をよろしくお願いいたします。