あや流一期一会日記

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11月30日 豪徳寺の紅葉ライトアップ。

2008年 12月 01日 - 00:00 by aya kamikawa

夕方、友人と待ち合わせ、地元の名刹・豪徳寺に紅葉のライトアップを見に行ってきた。

豪徳寺は毎年、この時期になると、ハッとするほど鮮やかな紅葉を見せてくれる紅葉狩りの知る人ぞ知る、超穴場スポット。
私もここ数年、その紅葉を楽しみにしている地元民の一人なんだけど、豪徳寺で紅葉のライトアップを見るのは今回が初めて。
イベントは、地元のさる方のアイデアがもとで実現したもので、地元ボランティアの皆さんの努力、豪徳寺ご住職のご理解もあって、今回初めて実現したものだとか。
今日は境内でその発案者さんから、直接、そのきっかけを伺うことができた。
ご家族を思う気持ちがそのきっかけには含まれていて、お話を伺いながら、じんわり、気持ちが温かくなった。

豪徳寺の紅葉
晩秋のキリリと冷えた夜空に浮かび上ったモミジの紅はとっても幻想的で、儚げ。
何ともいえぬ美しさに満ちていて、これを機に豪徳寺のライトアップが秋の恒例の行事になるといいなぁ~と心から思った。
実は今回のイベント、区役所で文化行政や観光施策を担っている生活文化部長さんも見学にいらしていたとのこと。
私も、私にできる力添えをしていきたいと思った。
寒空を厭わず、素敵なイベントを準備してくださった皆さんに感謝です。


☆ ☆ ☆

11月28日 2回の登壇。教育委員任命の同意に異例の事態。

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26日から区議会の第4回定例会がスタート。
議会活動の準備に追われ、連日極端な睡眠不足が続いている。
定例会初日の夜は2時間、2日目は1時間、今朝はとうとう、朝8時から8時半までの30分という睡眠時間で登庁。
私も本日2番目の登壇者として一般質問を行った。
取り上げたテーマは先の日記の通り、①Hibワクチンについて、と②公金収納手数料について。
どちらも何それ?と思う人が多いと思うので、以下、簡単にご説明――。


質問①のHibとは「ヘモフィリス・インフルエンザ菌b型」という細菌の略称。
これは乳幼児を死に追いやることもある重篤感染症、「Hib髄膜炎」の主な原因で、海外ではWHOの乳児にはすべからずHibワクチンを接種すべしとの勧告も受けて、ほぼ病気の原因としては制圧されたといっていい状態となっている。
ところが海外では常識とされている、この予防接種が日本では行われてこなかった。
欧米で80年代から導入が進められてきた、このワクチンを日本がようやく認可したのは、昨年の1月のことなのだ。
それまで、東アジアでこのワクチンを認めていなかった国は、日本と北朝鮮だけというくらい、日本の対応は遅れに遅れてきたのだ。
日本では今も5歳未満の幼児の2000人が発症しているというHib髄膜炎によって、5%は命を落とし、15~20%は重い後遺症を負うという酷い状態が続いてる。
対応を急ぎ、徹底させるべきだと私は思うんだけど、Hibワクチンが発売される来月19日以降も、自体は大して進展しそうにもない状況だ。
というのも、国は公費負担を伴う、Hibワクチンの定期接種化を当面は見送る方針で、かなりの自己負担が患者に求められる。
加えて、Hibワクチンの有効性、必要性、非常に少ない副反応といった基本的な情報が世間に共有されていないのだ。
これでは接種は進まない。
・・・ということで、今回の議会質問では区として積極的に公費助成はできないか?、
Hib感染症の危険性とワクチン接種の必要性について、積極的な啓発、広報を区としても行うべきではないか?といったことを質問した。

質問②の「公金収納手数料」は、市民が住民税や自動車税などの税金、介護保険料などを金融機関から納める際、1件ごとに自治体が金融機関に支払う手数料のこと。
世田谷区は、昨年度、一般会計だけで約2700万円もの「公金収納手数料」を支払った。
「公金収納手数料」には、窓口払いの窓口収納手数料(2280万円)と、口座振替の手数料(約420万円)の2つがあって、ともに1件あたりの手数料は、自治体と指定金融機関の協定によって決められている。
ところが協定に盛り込まれる手数料額は、自治体と銀行の組み合わせによってバラバラ。同じ銀行でも、ある自治体には手数料を請求し、ある自治体には無料でサービスをするという不均衡が存在してきた。じゃあ、その手数料の積算根拠って何?と考えても、どこにもその根拠が見当たらないというおかしな協定、慣行が長らく続けられてきたのだ。
では、自治体間の格差はどれくらいあるの?結局、世田谷区は損しているの?得しているの…?ということで今回、私は質問に先立って独自に調査を行った。

その結果わかったことは、東京都も世田谷区も自治体としては、かなりの高コスト構造だということだった。
たとえば、東京都は昨年度、一般会計から2億5900万円の「公金取扱手数料」を支払った。
しかしそもそもこの費目への支出はゼロという県がある。
つまり、同様のサービスを完全無料で金融機関に受け持ってもらっているのだ。山梨、鹿児島、沖縄の3県はこれに当たる。何で、都民はこれだけ巨額なお金を、毎年、収めなきゃならないのか、すごい疑問。都民としてまったく納得できません。
こうした点々バラバラな状況は、区市町村間にもあって、世田谷では昨年度、2280万円支払っている「窓口収納手数料」を、多摩地区の殆んど全ての自治体は支払っていない。
たとえ協定を結んでいる指定金融機関が同じでも、他の自治体は払う義務を負ってない。それでいて同様のサービスを無償で受けている。どうして世田谷区が毎年、何千万円と支払う必要があるのか、まったくもって疑問。区の支払う手数料は23区共通のものとなっているので、世田谷区に限らず、他の区の区民も同じだけの負担を強いられているはず。このあたりを突っ込んで聞いたのが第2の質問。
詳しくは、こちらから議会質問原稿をごらんください。

***

今日の本会議では、珍しく2回目の登壇を行った。
目的は、議会質問ではなくて、区長の任命する人事案件に意見を述べること。
具体的には、若井田正文・現教育長の教育委員再任について意見を述べることだった。
いろいろ考えた末、ここできちんと発言をしておくべきだと考え、登壇して意見を述べた。
今回の再任の同意という大切な節目で黙っていたら、若井田氏の1期目に対し、何の不満も無かったようになってしまう、それではいけない…と考えた会派は多かったようだ。結局、1会派から二名した区長に質問が出され、4会派から区長の今回の任命に対して意見が出る事態になった。
私の詳しい発言内容は、こちらのページを見ていただければと思うのだけど、私自身もかなりの改善要望を出した。
蓋を開けたら、同じように感じてきた議員がやはり多かったと見えて、意見を出した4会派の指摘は、表現の仕方こそ違えども、似た内容を含むものだった。
思い切りよく要約すれば、いずれも、人の意見に聞く耳をもってもらわないと困る、説明をきちんとしてもらわないと困る、独断専行ではダメ、といった内容だった。
今回は、この1件の人事案だけで、4会派が意見を述べ、1会派が議会質問を行った。
一般には解りにくいことだけれど、これは異例中の異例というべきことだろうと思う。
通常、区長が任命権限をもっている人事案件については、相当なクレームや特段の理由が無ければ議員は意見表明はしない。
平成に入ってからの世田谷区議会の20年を議事録検索からざっと振り返っても、今回のような教育委員任命の同意案件に、議会から意見が出されたことは、過去3件しかない。

1回目は、平成5年5月の臨時会で、1会派から反対意見、2回目は、平成8年3月の定例会で、1会派から賛成意見、3回目は、平成12年3月の定例会で、1会派から反対意見――これで全てである。
ところが今回の若井田氏の再任に関しては質問が1本、意見が4本でた。
教育委員の任命について区長に質問が出されたのは今回が初である。
複数の会派からその任命に意見が出たというのも今回が初である。4本だされた意見のうち、3本は賛成、1本が反対だけれども、賛成の中身は決して賞賛のそれではない。こういうことでは困る、こうしてくれなければ困る、という内容である。
この現実を、区長にも、教育長にもしっかり受け止めてもらわなくては困ると私自身は思っている。