あや流一期一会日記

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6月12日 怒涛の質疑準備。本会議で登壇。

2008年 06月 12日 - 00:00 by aya kamikawa

午後、なんとか所期の議会質問を終えてすごい開放感…。

登壇の様子
今回はともかくそれくらい難産の末の議会質問だった。
問題点を10分間の議会質問に詰め込むだけでも難しいと思っていたのに、パネルを使って説明しないと消化不良の状態になって訴求力も低下してしまいそうで、結局、でかいパネルを2枚準備して、かなりのアドリブを強いられた。
当然、これは頭に十分な知識を詰め込んで備えておかないと無理。

で、議会質問の準備もいよいよ佳境に入ろうかというタイミングになって、パソコンの不具合が続出!!もうホント何度も泣きたくなった…。
議会質問の数日前になって、普段、議会にも持ち運んで重宝しているノートPCが故障。電源すら入らない状態に…。
これだけでも十分、ひーん状態なんだけど、自宅の仕事部屋に置いてあった、年季の入ったデスクトップもひさびさにスイッチを押してみたらこちらも電源が入らない!!

仕方がないのでパネルを発注しに出かけた新宿で、夜通しネットカフェを利用してみたり…^^;
…ネットカフェ難民って本当にかなりいるんだなと思った。
私は仕事を目的にブースに入っていたから、当然一晩中、パソコンでカチャカチャ仕事していたのだけど、私のまわりのブースにいた人たちはパソコンには執着していなくって、単に寝にきていた人が多かったみたい。
私が使用していたブース以外は、しーんと静まり返っていて、私がカチャカチャやっているのが気になったのか、しばらくすると近くのブースにいた人たちは次々、別のブースに移動していった…^^;

圧巻は、議会質問の前夜…。
パネルに物を落としてすでにオシャカになっていたPCを引っ張り出して、別のモニターに接続して議会質問の最後の詰めをしていたら、いよいよ原稿が佳境に差し掛かってきたと思える時点で忽然と原稿が消えた…!! こんなのってあり!?
確かにこのPC、ディスプレーが壊れる以前から調子が悪かったんだけど、挿しておいたUSBメモリーへのアクセス権が突然なくなって、直近で手を入れていた原稿が2本、キレイサッパリなくなった。
しかも画面から消えただけじゃなくてUSBメモリーのなかのデータごとなくなった!!
もうパニック寸前って感じで、早い時間から議員控室に駆け込んで議員控室の議員共用のパソコンで怒涛のごとく原稿を準備した。
いやはや…泡を食ったとはこのことだ。

***

もちろん本会議上では無事、議会質問した。
苦労が報われたのか、これまでもなかなかないほどに、登壇したあとのまわりの評判がよかった。
取り上げた内容は、「宅地耐震化」と化学物質過敏症などへの区の対応について。
「宅地耐震化」ってなに?住宅の耐震化じゃないの?と思われそう?
議会質問の事前通告を受け取った議会事務局職員の中にも「この表現、間違っているのでは?」と思った人がいたらしいのだけど、「宅地耐震化」で正解です。
より詳しくは別ページに質問原稿をアップしたので、そちらをご覧ください。

以下に議会質問の事前通告の文章を添付。
どちらも、それぞれの担当部局から、とてもよい答弁をいただくことができた。
地盤災害のハザードマップは、きっちり区としても調査を行ったうえで開示。
区の一部施設でしか行われてこなかった、シックハウス原因物質の調査は、早急に全庁あげての調査が行われることになった。
来週まで定例会はつづく。気を抜かずにがんばらないと。。。

***

平成20年6月4日
平成20年度第二回定例会の一般質問通告

1.宅地耐震化について

平成27年度の住宅耐震化率95%を目指し、減災対策に取り組んでいる世田谷区であるが、区の減災対策には重大な落とし穴がある。
建物の耐震化ばかりに目がゆき、地盤の脆弱性を見過しているのだ。
国は平成18年3月、谷埋め盛土地すべり災害の軽減を目的とした「宅地造成等規制法」改正案を成立させ、宅地盛土の耐震化推進事業(ハザードマップの作成と対策工事費の補助)を創設、耐震化工事に減税措置を導入したが、いずれも当区では未実施である。
法改正の背景には、各地の震災で明らかにされた人工地盤の脆弱性、専門家による研究の進展があるのだが、世田谷ではこの成果がまったく活かされていない。
阪神淡路大震災では、阪神間の丘陵地で発生した斜面変動200箇所のうち、実に半数以上が人工谷埋め盛土の宅地変動だった。
中越地震の検証でも広範囲で「地盤災害」が指摘され、地震後、専門家が危険と判断した「宅地」は1000箇所に上った。
そして、こうした「地盤災害」のリスクは世田谷区も例外ではない。区内の住宅地は一見、平坦に見える。
しかしこれは長年の切り土、盛土の成果であり、地下には依然、「地下斜面」が存在するのだ。
すでに法改正を主導した専門家は区内に「地震時に変動する可能性が極めて高い谷埋め盛土」の宅地が多数あることを指摘している。
ところがこの分野における当区の予防型行政、「宅地耐震化」は置き去りのままである。
そこで以下、質問する。

・「谷埋め盛土」など、地盤災害の区内での発生危険性について区の認識を伺う。
・早急に区内の脆弱地盤の洗い出し、検証を行なうべきであると思うが、区はどう考えるか。
・上記により検証された結果は、順次公開すべき。「ハザードマップ」等に対する区の考えは。
・都が予定する検証、情報公開のスケジュールは呆れるテンポの遅さだが、区の安易な様子見は許されない。区として主体的に取り組む意思はあるか。
・世田谷区南部地域の一部には、既に専門家が検証・作成したハザードマップがあるが、区はこれをどう評価しているか。率先して活用する考えはあるか。
・区の「宅地耐震化」の具体的取り組みについて伺いたい(ハード、ソフト両面にわたる手法、その実施スケジュールについても考えを伺いたい)。

2.化学物質過敏症への対応について

標記に関し、次の質問をおこなう。

◆小中学校以外の区立施設についてもシックハウス原因物質の定常的管理はできないか。
区立小中学校では、「学校環境衛生の基準」に基づき、空気質管理が行なわれているが、その他の区立施設については営繕課による竣工・引き渡し時の検査のみで、以後の管理は所管の判断に任されている。
このため引き渡し後、たとえ大幅な什器の搬入、入れ替えがあったとしても空気質の検査は担保されておらず、利用者、従業者にとっての安全は担保されていない。
一方、近年、学校施設、あるいは竣工時の検査に限定せず、全庁的に空気質管理に乗りだす自治体が増えてきた。
「港区有施設シックハウス対策ガイドライン」、「横浜市公共建築物シックハウス対策ガイドライン」、「札幌市公共建築物シックハウス対策指針」などがその好例である。世田谷区でもあと一歩、安心のための工夫、努力はできないだろうか。

◆民間建築物のシックハウス原因物質を積極的に低減できないか。
一定規模以上の事務所ビル等については、ビル管理法に基づいて、一定の空気質確保が図られるようになった。
しかしそれ以外にも、民間集合住宅、戸建て住宅、保育園、高齢者施設など、依然、空気質管理の網から漏れ出る建物は多く存在し、化学物質過敏症をもつ方々の社会参加は大きな制約を受けている。
「千代田区における住宅の衛生的環境の確保に関する要綱」などでは、この積極的な規制に乗り出しているのだが、世田谷区でもこれらを参考に、この分野での「ユニバーサルデザイン」を達成したい。