あや流一期一会日記

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◎2008年09月

9月30日 決算審議スタート。今日もまたドラマが…。

2008年 10月 01日 - 00:00 by aya kamikawa

今日から19年度決算の審議がスタート。
7日間にわたる論議がいよいよ始まった。
質疑時間は大会派も小会派も《議員1人あたり8分×会派の人数》。
私も午後6時28分から8分間質疑を行った。
取り上げたテーマは、先の本会議で質疑を延期した「雷害対策」。
といっても従来の“避雷針を備えよ”という「常識」とは全く違う課題提起です。
詳しい内容は、こちらの別ページをご覧ください。
区は私の問題提起に、その取り組みを約束する答弁をした。
やった~!

***

決算審議のわずかな休み時間、あべ力也議員に対する辞職勧告決議への署名賛同を求めるお声がけがあった。
先週末、東京地裁があべ議員の「わいせつ行為」を認定したとあって「とうとう来たか…」の感。
決算委員会終了後、臨時の議運が開かれ、明日の午後6時半、臨時に本会議が開かれることに決まった。
議案はただ一つ――あべ議員に対する辞職勧告決議案である。
私自身は署名議員(つまり議案提案者)になることは避けた。
しかし本会議に議案として上程されれば、厳しい判断を下さざるを得ない事態があると考えている。
議員提出議案の署名議員は34名。
この段階で賛成多数。議案は可決の見込みである・・・。

9月26日 議会にはいろんなドラマが…。

2008年 09月 27日 - 00:00 by aya kamikawa

朝10時から議会運営委員会に出席。
午後からはじまる継続本会議の進行次第が主な議題となる。
補正予算5件、条例改正19件、財産の取得1件、指定管理者の指定15件、条例新設1件、議員提出議案の会議規則改正1件について各会派の賛否、採決方法が確認された。

次いで追加日程に議題はうつる。
まず、共産党提出の議員提出議案「就学援助条例」について文教委員会への付託を了承。
次いで、民主連、共産、生活者ネット、社民、区民、虹(上川)の15区議で共同提案した「資源循環と地球温暖化防止に寄与する清掃・リサイクル政策をめぐる決議」の取り扱いが焦点に。
ところがここで不測の事態が・・・。
肝心な決議への賛否について一会派の態度が決まらないという。
3時間もせずに本会議は始まってしまうのに、正直、「ええっ?」って感じ。
出席議員の間にも戸惑いの空気が広がった・・・。
というのもこうしたタイミングで未だ賛否が決められないというのは前例がない。
加えて今回の決議はその賛否の数が拮抗し、可決が微妙ときている。

世田谷区議会の議員総数は52名。
議長は通常、議決に参加しないから残る51議席で賛否は問われることになる。
同決議には自民(12)、公明(11)、無所属(1)の計24人がすでに反対を表明。
一方、民主連(10)、共産(5)、生活者(4)社民(2)、無党派(1)、区民(1)、虹(これが私、1)の24人が賛成を表明。
賛否の差がないのだ。
25議席を上回ることが可決のヤマなのだが、いつもなら、ほぼピッタリ自公に寄り添っている会派の態度が決まらない・・・。
区議会事務局長がその場で同会派に説明を求めたが、所属議員に連絡がつかないという。
結局、本会議での採決を「起立採決」にすることのみ定めて朝の議運はお開きとなった。
はてさて、どうなってるのだろう?

***

午後1時から本会議開催。
結局、全議案、賛成多数で可決となった。
午前中、可決の危ぶまれた「資源循環と地球温暖化防止に寄与する清掃・リサイクル政策をめぐる決議」も僅差で可決となった。
決議の表決を前に、自公両党から反対討論が、民主連、共産、社民の3会派から賛成討論があり、議員が登壇、降壇するたび各陣営から拍手が上がり、賛成多数で可決となった瞬間、起立していた議員からひときわ大きな拍手が上がった。
これでようやく可決。
今日の継続本会議はいつもにも増して活気の感じられた議会だった。

さて、今回の決議は、区執行部に更なる資源リサイクルを迫るものとなっている。
具体的には――

1、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」のもとで 資源化の制度が整っているプラスチック製容器包装については、「資源」として位置づけることを明確にし、区民、事業者に示すこと。すみやかに、更なるごみ 減量と資源循環のための取り組みをすすめること。
2、現行の「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」では不十分な「拡大生産者責任」を強め、更なるごみの発生抑制、再使用・再生利用促進のための法改正を目指して、他自治体とも連携して国へ働きかけること。

――が区に求められた。これが議決されたインパクトは執行部にとっても大きいだろう。今後の区の努力に期待したい。

***

やれやれと本会議場から出てきたところで、間髪入れずオウム問題・災害・防犯等対策委員会の招集を告げられた。
この会議は当初の議会日程には無かったものだ。
というのも同委員会は一昨日にも開かれていて、当初はその会議で取りまとめられるはずだった意見書が、蓋を開けたらアレレの状況で予想外の紛糾をし…議論持越しとなっていたのだ。
そもそも意見書案は正副委員長で事前に取りまとめ、前回の委員会で提示される手筈となっていた。ところが正(公明所属)、副(共産所属)の隔たりが大きく文案がまとまらなかったとのことだ。
一昨日の会議では結局、《正》の文案だけが「たたき台」として提示されたのだが、意見の隔たりはその日の会議でも結局埋められず各議員、会派に持ち帰りとなっていた。
一番の焦点は、「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律」、いわゆる団体規制法の扱いにあった。
《たたき台》には同法の「継続・強化」を国に求める文言があったのだが、同法の成立過程では憲法の保障する基本的人権に厳しい制約を課す同法に懸念の声が上がっていた。加えてその適用対象をオウムに厳格に限定せず、範囲の拡大余地を残した条文にも批判が強かった。
結局、同法は条文に若干の手を加え、5年の時限を区切ることで賛成多数に漕ぎ着けたのだが、国会では断固反対する会派もあって懸念は積み残されたままとなっていた。
区議会には同法に反対した政党会派もいるのだから、同法の「継続・強化」を意見書に盛り込めば議会が割れることくらい目に見えていたハズなのだけど…。
オウムへの対策強化を国に強く求める点では全会派一致できるのに、その文案をめぐって話し合いは物別れに終わった…。
自・公・民主連、青空議員はたたき台そのままの文案を主張。
共産・生活者ネットと私は、その文案では賛成できないと表明。
賛成多数で押し切られ本会議にはそのままの文案がかけられることになった。
10月17日の会期末までに議会を割らない合意案づくりも可能だったと思うんだけどザンネンです。
今回の一件で、国への意見書提出は全会派一致で、という慣例も破られることになった。
区議会で一丸になって意見書を出したほうが住民、オウムへのメッセージとしては益になったのではないのかな?

***

委員会を終え、やれやれと控え室に戻った直後に2人の課長につかまった(苦笑)
来週から7日間にわたる決算質疑がはじまる。向こうもこの機をとらえて委員から質疑の意向を聞きだそうと懸命である。
その後も、ある課長と座り込んで議論している後ろに、もう次の課長が待ち構えている――そんな状態がしばし続いて、結局5人の課長とノンストップで議論して帰ってきた。
議論した内容はまったく別々である。
なんだか一日中、緊張を強いられた感じてクタクタ…^^;
世田谷区議会の決算質疑では全日程、全会派が討議する。
よって、一人会派である私も連日、議論にエントリー。
これから3週間は議論の連続です。
この週末、英気を養って頑張らないと!!

9月22日 NHK出演。「シャント法」普及に向けて。

2008年 09月 24日 - 11:26 by aya kamikawa

夕方、渋谷のNHKへ。
NHK教育の「ハートをつなごう」の収録にゲストの一人として参加させていただいた。
今回の番組で焦点を当てたのはLGBTである。LGBTってなあに?という人もいると思うので簡単に説明すると、Lはレズビアン(女性同性愛者)、Gはゲイ(男性同性愛者)、Bはバイセクシュアル(両性愛者)、Tはトランスジェンダー(性を越境する人。身体的な性別、既存の性役割に違和感をもつ人)を指す。
いわゆる性的マイノリティを包括する概念で、性のありようが多数派と異なるために、偏見や差別にさらされやすいという共通点がある。
こうした概念がNHK教育で正面きって取り上げられたのは、あらためてとても画期的なことだと思う。
今回の収録では、特にLGBTユース(若者)の最近の動きに焦点が当てられていたんだけれど、写真は司会の桜井アナウンサーから繰り返し「先輩方」と呼ばれていた30代、40代の面々(私も含む…^^;)

左から「僕の彼氏はどこにいる?」の著者の石川大我くん、次いで私、長年の友人で性同一性障害の当事者でありレズビアンでもある大学講師、野宮亜紀ちゃん、昨年、レズビアンを公言のうえ民主党から参院選に挑戦した前大阪府議のおっつん(尾辻かな子さん)、右端が文化人類学者でゲイ・アクティビストの砂川秀樹さん。
気心の知れた仲間と並んでのゲスト出演だったので、気分的には、ややリラックスモード。
議論は盛り上がり収録を終えたのはスタートから4時間半後、夜10時半のことだった。長丁場の議論がどう編集されるのか楽しみです。

放送予定は以下の通り。ぜひぜひご覧ください。

教育テレビ 10月1日(水)、2日(木) 午後8時~8時29分
再放送 10月8日(水)、9日(木) 午後1時20分~1時49分

***

9月18日、本会議で一般質問を行った。
今回、取り上げたテーマは「がん手術で声帯を失った人の声の回復について(気管食道シャント法を中心に)」というもの。
事前通告では、役所の雷対策も取り上げるつもりだったんだけど、質問の準備を煮詰めてみたら、ど~考えても2つの専門的な事柄を、持ち時間10分で説き起こすのはムリ!と判断。がん手術後のリハビリテーションに絞ることにした。

今回の登壇では、やや専門的な内容をわかり易く概説するためにパネルを3枚準備した。
今回の質問では、身体の部位の説明から始まって、手術法を概説、失われる身体機能と考えられるリハビリ手法、必要な機器と装具、それぞれの手法の効果と限界、安定性――にまで話を発展させなくてはならず、パネルをとっかえひっかえする都合上、手元原稿はそうそう読めない…。細大漏らさず問題点を伝える必要を思うと、かなりプレッシャー!! ^^;
ということで、前夜、思いついてパネルにアンチョコを貼り付けた。^^;
これでちょっとは安心と思いきや、弄した策が裏目に・・・。
実際の壇上では緊張も手伝って、目元に近すぎたアンチョコは読めない!(>_<;)、手元原稿に目を戻してもどこから読み始めたらいいのか分からない…というしょうもない状態に陥ってしまい自己嫌悪。ああ~っ、ビシッと決める意気込みだったのに・・・。
凹んでいる私に「でも、いいたいことちゃんと分かったよ」と同僚議員は慰めてくれたけど、私自身は不全感の残る議会質問だった。ぐすん。もっともっと精進せねば。

***

詳しくは、別ページの質問原稿を見ていただきたいのだけれど、日本では従来、喉頭がん、咽頭がん患者の喉頭摘出術後のリハビリテーションといえば「食道発声」が主流だった。
これは食道からゲップを出す要領で声を出すもので、長く厳しい訓練が必要。しかも大変な苦労を経ても、日常、不自由しないレベルに声を取り戻せる人は2、3割という厳しさである。つまり大多数の人は話せない。
これを補完するものに「電気喉頭」があるけれど、その声は小さく使える場面は限られ、しかもロボットのような声が不人気で、人前で使うにはかなりの勇気が必要だといわれている。
以上の、いずれも限界の見える2つの手法が日本の音声回復リハビリテーションのスタンダードなんだけど、世界に目を向けると状況は一変する。
欧米では今回、私が取り上げた「シャント発声」こそがスタンダードなのだ。
この手法なら、簡単な手術の後、すぐ声が出る例が多いという。
手術を受けた患者の9割で声が回復し、声質もより自然。
人によっては「風邪でもひいた?」という程度の違いで、手術前の声に近かったりするそうだ。
日本の現状から見ると、とっても画期的な方法なんだけど、欧米でその活用の歴史は長く実験レベルの方法などでは全くない。
欧米ではすでに喉頭摘出者の9割前後がシャント発声を導入し、手術を受けた約9割で声が戻っているという。
充分に知見が積み重ねられており、その効果も確認された手法なのだ。 なのに日本のシャントの導入例はおよそ300例。
喉頭摘出者全体の1~1.5%に留まっているという。
その普及を阻んでいる最大の要因は装具のコスト。そして装具の補助制度「日常生活用具」の認定は区の権限である。区は柔軟に現状をかえてゆくべきだ。
今回の私の質疑に対し、区は「研究する」といった答弁をした。
果てしなくゼロに近い従来の行政の認知レベルから、にわかに良い答弁を出すことはやっぱり難しかったのだろう。
しかし、都内の喉頭摘出者団体に加入している世田谷区民は、すでに100人を超えている。
確率から考えれば、その大多数が今なお周囲とのコミュニケーションの難しい閉塞的な状況にあるわけで、改善策の検討は喫急の課題である。
区は、区の外郭団体で「電気喉頭」を用いたリハビリテーションを行っていると答弁したけれど、これも全く自慢にはならない。
欧米では10年前、20年前にすでに廃れていったリハビリテーション手法なのだ。
めざすべき進展に向けて、私は引き続き区政の動きを注意深く見守ってゆく。
必要なら何度でも討議を重ね、変化を求めてゆくつもりだ。

9月17日 議会質問前夜。

2008年 09月 18日 - 00:00 by aya kamikawa


議会質問前夜。
夜12時半まで議員控え室で準備に精を出した。
写真は、壇上で使うパネルをチョコチョコ最終調整している様子。
登壇時間の半分は、パネルを使ってのプレゼンテーションになりそうだ。
登壇は13時50分からです。がんばるぞ~。


9月8日 質問通告前夜。

2008年 09月 09日 - 00:00 by aya kamikawa

今日は定例会告示日。

朝10時から開かれた議会運営委員会に出席、会期、提出予定案件などについての確認が行われた。
議会の招集日は9月16日、この日から10月17日までの32日間が会期と決まった。
提出予定案件は、議案44、認定5、諮問1、報告が16件。
さらに、今回の議運で「質問通告」の要旨を区議会ホームページに事前掲載することについても了承された。
おのおのの議員が議会日程のどこで何を論じようとしているのか事前にわかることになったのは、区民にとっても朗報だと思う。
ぜひぜひ、傍聴にお越しください。
この点、私からはデジタルデバイドでホームページにアクセスできない方への事前周知上の配慮について改めて要望を述べておいた。
議運は10時40分すぎに終了~。

間をおかず、委員会室をお借りしてひとり会派としての勉強会。
質問を予定している雷害対策について専門の方から2時間近くお話を伺った。

千葉県八千代市
その後、電車を乗り継ぎ、千葉県の八千代市へ。
同じく議会質問を予定している喉頭摘出後の声の獲得について実情を追加取材。
抱えていたいくつもの疑問を解消しようと臨んだ追加取材だったけれど、関係者の熱心な取組みが感じられてインスパイアーされた感じ。

限られた議会質問の時間の中でどこまで判りやすく議論を盛り込めるのか悩ましいところではあるけれど、頑張らないと!!とあらためて思った。親切なご対応に深謝である。

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バタバタの連続で食事を取りそびれ、乗り換えの大手町で、サラリーマン時代(爆)、上司と何度が立ち寄った、懐かしのスパゲティ屋「リトル小岩井」の閉店間際に滑り込み、ようやく今日の一食目。
独特の焼きうどんっぽい家庭的なパスタでひと心地ついた。


区役所に戻って控え室で残務整理。結局、議会を退出したのは10時過ぎだった。
ああ、このバタバタ感と煮詰まってくる感じ――いよいよ議会シーズンが始まったんだなぁ~と妙に実感(^^;)

9月4日 議会対策に追われる。戦災を語る「コウヤマキ」の木。

2008年 09月 05日 - 00:00 by aya kamikawa

区議会定例会の「質問通告期限」(本会議で行う質問については、執行部に内容を事前通告するのがルール。通告期限とはその〆切のこと)が、いよいよ来週・火曜日正午に迫ってきた。
今月16日の召集から、ひと月以上にわたって続く、区議会の定例会を控えて、すでに私の気持ちは焦り気味。。。
寝室のクイーンサイズのベッド上には、いつでも仕事ができるようテーブルを常備、愛用のノートパソコンをその上に載せて、ベッドサイドのラックには友人からもらったお古のプリンターをセットした。
今日も朝から役所の各所管に資料請求を行い、担当課長としゃべり、民間企業も含め、いくつかの面談をセットした。
既にベッドの上は、政務調査のためにこのところ購入した本と、役所から持ち帰った行政資料、新たにネットでダウンロードしたペーパーですごい状態になってきた…(苦笑)

今のところ、本会議で取り上げようと考えているテーマのひとつは防災に関すること。
とはいえ、「安全・安心」に最も力を注いでいる昨今の世田谷区でも、全く取り上げられていないテーマになりそうだ。
もう一つくらいテーマを盛り込めそうな気がするけれど、どうしよう…。週明けには決断しなくちゃね。

***

コウヤマキ(高野槙)
夕方、気分転換と日用品の買出しを兼ねて、2時間ほど、お散歩。
世田谷代田まで足を伸ばし、北沢川緑道わきの円乗院まで行ってきた。
お目当ては境内に残された《戦争の記憶》を見ること――昭和20年5月25日の空襲で焼かれ、立ち枯れた木、コウヤマキ(高野槙)を見ることだった。

この夏、ネット上でその存在を知って以来、ずっと見たいと思っていた木。
今日は念願叶って間近に佇むことさえできて、大変に満足だった。
想像以上に保存状態が良く、根元の植え込みのパネルには樹種の一般的な説明に加えて「…戦争の痛ましさを忘れない為に保存しました。代永山 円乗院」とあった。
ご住職の想いが伝わる一文に、とてもありがたい気分になった。
歳月と共に失われがちな地域の戦災の記憶。
ぜひこれからも良い状態のまま、残ってもらいたいものである。