あや流一期一会日記

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◎2007年11月

11月29日 区議会開会。

2007年 11月 29日 - 00:00 by aya kamikawa

朝10時、議会運営委員会に出席。

内容は今日から始まる区議会定例会の進行次第の確認。
昼食をとり午後1時から本会議がスタート。
10日間にわたる今年最後の議会シーズンがいよいよ始まった。
区長の招集あいさつに続いて共産、生活者ネット、政策会議、自民党から代表質問。

夕方の本会議終了後、急きょ開かれた福祉保健常任委員会を傍聴。
東京地裁が昨日、区の保育ママ(家庭福祉員)による乳児虐待に区も責任があると賠償を命令を出したのだ。
区はその判決を不服に控訴する方針で、その是非が今回の定例会で問われることになったのだ…。
区の保育ママの担当課は「福祉保健領域」に属している。なので案件は本会議の採決に先立ち、福祉保健委員会に付託される。で、その議論の成り行きを確かめたくて傍聴に行ったのだ。
うーん。判決文も見てないし断片的説明で是非を問われても、今のところ微妙~。
判決文が各議員に提供されるのを待ってあらためて考えたい。

その後、夜11時すぎまで残業。そして自転車で帰宅。
質問原稿は文量が大幅超過。そして明日も朝から一日会議。
今夜も準備のため寝不足決定です。

11月27日 本会議前夜。「ハートをつなごう」放送中。

2007年 11月 28日 - 00:00 by aya kamikawa

ひと月続いた秋の定例会が終わってホッとしたのもつかの間、あっという間に次の定例会がやってきた。
いよいよ明日から第4回定例会の本会議がスタートする。
抽選の結果、私の出番は本会議3日目の金曜日、午後3時10分からに決まった。
質問で取りあげる内容は、孤独死の問題とバリアフリーのレストランについて。
議会は開かれた議論の場です。ぜひぜひ傍聴に出かけください。

***

毎議会のことながら、質問の原稿づくりに四苦八苦。
本会議場の発言は事前通告が基本で、議会質問の内容も事前通告制が原則。
通告後、区役所の担当課長さん6人と入れ替わり立ち代りディスカッションを重ねて、私も役所もそれぞれの準備に入っている。
ディスカッションの場で、話し言葉ならぺらぺら質問の趣旨を喋れるのに、原稿にまとめられないのが毎回不思議。
夜中の方が仕事に集中できるという習性(笑)から、ここ数日、夕食後に仮眠をとって夜半過ぎから明け方にかけて机に向かう日々。
ああ~議会質問の直前に限って他にもやること満載だぁ~。
今回も原稿の仕上がりは登壇の直前になりそうだ。。。

***

今日、我が家のペット、うさちーの歯の手術が無事終わった。
お昼に病院に預けに行き、午後1時半に手術。夕方5時過ぎには麻酔が覚めるので電話のうえ迎えに来てくださいとのことだった。
ところが歳なのか麻酔の覚めるまで予想より時間がかかり、先生もちょっとヒヤッとしたらしい。
ウサギの麻酔は個別差が激しくてもしもの時のリスクも理解してくださいね、との事前説明があったけれど、午後6時過ぎ、議会から飛んで帰って病院に向かい、元気な様子を眺めるまで正直、気が気じゃなかった。
うさぎ一匹でこれだけハラハラするんじゃ、人間の子育てなんて私には無理なんじゃ…?とちょっと思った(苦笑)。
ちょっとでも食欲増進になれば…と干し柿とバナナを買って帰る。
ドライフルーツが普段から大好きな仔だから干し柿買ったのに、うさちーには不評。。。
食べないなら夜中に議会質問書きながらわたしが食べることになりそうだ(笑)

***

「ハートをつなごう」収録スタジオにて
26日から29日まで、NHK教育の「ハートをつなごう」にコメンテーターとして出演しています。

放送時間は午後8時から約30分間です。ぜひぜひご覧ください。
(再放送は12月3日(月)~12月6日(木)の午後1:20~1:49)
…とかいいつつ私自身は自分の出ている番組を誰かと見るが何だか苦手…(-_-;
こっ恥ずかしくってどんな顔していいのか判らない(笑)議会質問がひと段落した来月、再放送を一人こっそり見ようと思います ^^;

11月18日 経堂5丁目特別保護区。久しぶりのスタジオ収録。

2007年 11月 19日 - 00:00 by aya kamikawa

今朝、我が家のアイドル、うさぎの「うさちー」を近くの動物病院に連れていった。

ここ半年くらい好物のクッキーをあげると唾液をこぼすようになったので診てもらったわけだけど、どうやら高齢ウサギにママ現われる歯並びの歪みに原因があるらしい。
診察の結果、先生と相談のうえ近々手術する方向になった。。。
手術は歯を削ることが目的で、メスを入れるわけじゃないんだけど、高齢のうさぎに全身麻酔するだけにちょっと心配…。なんとか無事治療を乗り切って、元気になってもらいたい。。。

「うさちー」が我が家にもらわれてきて8年になる。
うちに来たときにもうオトナのうさぎだったから、実年齢はこれに数年プラスする必要があって、人間に直すと70代から80代にはなる高齢うさぎになるらしい。
とはいえ普段の「うさちー」は、食べ方がキタナクなった他はいたって元気で跳ね回って暮らしている。
得意技は、差し出した手をぺろぺろ舐める「手ナメ」と、舐めた直後の手の下に頭を差し込んでナデナデを要求する「撫でてんか攻撃」(笑。命名:上川家)。
インターネットで良い評判をチェックして訪ねた近所の病院だったけれど、優しく的確な診断が期待できそうな先生でよかった。
白内障の薬ももらって帰ってきた。
犬や猫で効果が証明されている薬だけれど、ウサギへの効果は定かでないらしい。
特別、害のある薬ではないというのでこれも試してみることに。
彼も我が家の家族の一員。できるだけ元気に長生きしてもらわないとね。

***

経堂五丁目特別保護区にて
動物病院から戻って、午後は「経堂五丁目特別保護区」まで足を伸ばした。

ここは、貴重な自然の残る私有地を区の条例に基づぎ「特別保護区」として指定し保全に努めようとするもので区内で指定された4箇所のひとつとなっている。
この春まで私が評議員を務めていた(財)世田谷トラストまちづくりと地元のボランティアグループがその管理にあたっていて、今日は年に7日しかない公開日の最後だったのだ。
面積1817㎡と、4つのなかでは最小面積の保護区だけれど、湧き出し口が何故かわからないという湧水の池と周囲の樹林地が晩秋を感じさせてくれて、ガイドさんの語りもあってかなり楽しめた。
日頃のボランティアのみなさんの活動に感謝。
経堂のイタリアンレストランで遅めのランチを食べて帰宅。以後、机に向かう。
火曜日には本会議の議会質問の事前通告手続き「質問通告」の期限が待っている。
議会質問の準備を急がなきゃ。

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14、15日の夕方は教育テレビ「ハートにつなごう」の収録で久しぶりにNHKのスタジオに行ってきた。
私のお役目は昨年に引き続き、NHK障害福祉賞を特集した放送回のコメンテーターを務めることで、コメンテーターは私のほかに、発達障害の当事者でご自身もNHK障害福祉賞を受賞した経験をもつ笹森理絵さん、そしてひきこもりとアルコール依存の経験者で「こわれものの祭典」の代表を務めている月乃光司さん。

今年のNHK福祉賞の受賞者のみなさんとお会いしたけれど、やっぱりエピソードはそれぞれに感動的で、私も貴重な交流の機会をいただきました。
番組のできあがりが楽しみです。
放送予定は下記の通りとなっています。
ぜひ皆さんもご覧下さい。

NHK障害福祉賞
教育テレビ 11月26日(月)~11月29日(木) 午後8:00~8:29
再放送 12月3日(月)~12月6日(木) 午後1:20~1:49

11月13日 文教委員会。区の観光施策はいったい…?

2007年 11月 14日 - 00:00 by aya kamikawa

9時半から所属する文教常任委員会に出席。
議会の常任委員会の開催は、朝10時からが通例なのだが、今日は委員会に付託された請願審査が4件あるということで、通常より30分早めての開催となった。
審査の対象となったのは次の4件。

・平19・29号 沖縄戦に関する高校教科書検定についての陳情
・平19・36号 沖縄戦「集団自決」について教科書検定の再検討の意見書を国へ提出するよう求める陳情
・平19・37号 高校歴史教科書の沖縄戦・集団自決の記述に関し、文部科学省は検定意見を撤回するよう意見書等の提出を求める陳情
・平19・39号 「政府に教育改革の推進を求める」意見書等提出に関する陳情

はじめの3件の陳情はいずれも、先の教科書検定が沖縄戦で起きた集団自決に日本軍の関与があったとする記述の削除につながったことを批判するもの。
自民、公明、民主連、生活者ネット、無所属の青空議員と私からなる区議会文教委員会委員の対応は案の定、見事に分かれ、委員会の結論はいずれも「継続審査」ということになった。

区議会の委員会において請願審査の議論が割れた場合には「継続審査」として処理し、無理に採決を行わないということが議会の通例なのだ。
私は、先の教科書検定をめぐる審議会にこの分野の歴史の専門家が一人も含まれていないまま、結論が導き差だれたこと、同じく歴史の専門家からの意見聴取すら審議会が行わなかったこと、集団自決に対する日本軍の関与は97年の最高裁判決でも認められており、多くの証言もあって、日本軍の関与があったとみることが従来の通説であること、裁判で係争中の事案について一方の説のみ採用しない先例があることなどから、今回の検定意見には大いに疑問を持っている。
よってこれら陳情の3件は、一括して「趣旨採択」を要望した。

つづく、陳情の平19・39号は、先の教育基本法の改正を是とし、それに基づく国の施策充実を求める趣旨の内容。
私自身、先の教育3法の改正に賛成しておらず、陳情の求める国の施策充実が、地域の教育委員会の独立性、自立性を脅かしかねない危惧を孕むことから、これには「不採択」を要望させていただいた。
この陳情もやっぱり会派間で意見が割れ、結局、「継続審議」となった。

***

一般には解かりにくいことだけど、区議会でいう「継続審議」は通常、議論再開の目処の立たない「お蔵入り」を意味する。
あえて決を採って、会派間の意見の違いを鮮明にしたり、多数意見をもって少数意見を切り捨てるということは通常なかなかしないのだ。
議員になってこの方、所属する委員会で「継続審議」の事案が審議再開になったというケースはないし、継続審議となった事案が再び審議の場に戻されたというケースも聞かない。
まさに玉虫色の決着というべきか。
このあたりの議事運営上の慣例は、私も政界に飛び込んでから知ったことだけど、区民には、なかなか分かりにくいところだと思う。

***

このほか、委員会での報告事項は次の通り。

(1)平成19年第4回区議会定例会提出予定案件について
【議案】
 ○世田谷区立幼稚園の保育料等に関する条例の一部を改正する条例
 ○世田谷区立総合運動場条例の一部を改正する条例
 ○世田谷区立千歳温水プール条例の一部を改正する条例
 ○世田谷区立地域体育館・地区体育室条例の一部を改正する条例
 ○世田谷区立学校施設使用条例の一部を改正する条例
(2)区立中学校への校務用パソコンの整備について
(3)株式会社NOVAとの小学校ALT派遣契約について
(4)公共施設(芦花小・中学校、八幡山保育園)の整備について
(5)区立学校教員の服務事故に伴う処分について
(6)「彦根藩主井伊家墓所」の国史跡への指定について
(7)文化財保護・保存の新たな取組みについて
(8)地位確認等請求事件の判決について
(9)代田区民センターの改築について
(10)その他

(5)報告のあった服務事故とは、この夏、区立学校の教員が高校生のスカートの中を携帯で撮影して捕まり、諭旨免職となった事件を指す。
さすがにこの報告は所管課長に任せず、教育長の口から説明と謝罪があった。

(7)の文化財保護・保存の新たな取組みについては、担当課から3つの取り組みの柱について説明があったけれど、そのひとつは、以前、私が議会で取り上げた登録有形文化財制度の積極活用についてだった。
ふむふむ、これはうれしい変化。
議員としても、文教委員としても積極的に応援する姿勢で臨みたい。

(6)「彦根藩主井伊家墓所」の国史跡への指定についても、私の地元・豪徳寺の史跡の格上げであり、うれしい変化。
区内の国史跡は、区内北部の玉川上水跡と、区内南部、等々力の満願寺にある細井広沢の墓に続いて3件目とのこと。

玉川上水の跡は今、緑道になっていて、かつて上北沢に住んでいた頃は散歩の定番コースだった。
豪徳寺の井伊家の墓所は、友達が我が家に遊びに来たときの散歩コースのひとつでもある。
でも、満願寺の細井広沢の墓というのは知らなかったなぁ…。
お寺のある等々力は世田谷を代表する景観のひとつ、等々力渓谷(都内区部唯一の天然の渓谷)の近くでもあるので、ぜひ一度行ってみたいと思う。

***
等々力渓谷
せっかくなので、たまたま最近撮った等々力渓谷の写真をアップ。
等々力渓谷は、区が区内観光名所の第一に挙げる場所でもあって、区議会でよく引き合いに出される場所のひとつとなっている。


現区長は平成15年の就任の初年から観光施策に力を入れてゆくことを表明。
区は翌年、「せたがや観光夢舞台」という「観光イベント」を等々力渓谷を舞台に行っている。
区が観光施策の充実を言い出した当初、私のまわりでは「区内の観光名所っていったいどこ?」というツッコミが多かったのだけど、そこは譲って、じゃあ観光に値するポイントっていったいどこだろう?って私なりに考えた時、きっと現状で一番有力な場所は「シモキタ」なんだろうなって思っていた。

「下北沢」ではなく、あえて「シモキタ」と書いたのは、そのほうが、この街の魅力を語るのにふさわしいと思うからだ。
シモキタの魅力を醸しているキーポイントの一つは、よく言われるように、キッチュなお店と路地裏に代表されるような界隈性だと思う。
劇場の多い街として知られている下北沢だけど、決してハイソな演劇ではないところが良い。
アングラな個性派演劇、あるいは爆笑とペーソス溢れる大衆性のある演劇こそが、私にとってのシモキタのイメージ(笑)
若者に人気の古着屋さんや中古レコード屋さん、ライブスペースや小洒落たカフェが多く存在していて、ビンボーでもそれなりに一日楽しめるところがいいと思うのだ。

ところが昨今の区役所は、若者たちが熱く語るこうしたシモキタのこうした魅力にあまりに無頓着に見える。

いや…私の見るところ、実際には多くの職員が、そうした街の魅力に気付いているのだと思う。
ただ区の方針に従わざるをえない立場であるために、個人の感情や意見を表に出さないだけで、内心、下北沢の街に安全安心を掲げて大ナタを振るうことに疑問を抱いている職員は実は少なくないんじゃないかと想像する。

区内でもっとも来訪者の多いシモキタの魅力を軽視しているらしい人たちが、一方で観光施策を謳っているところが痛いんだけど、それで区が最初に観光の目玉に取りあげたのが、等々力渓谷…。

「最初に」って、今、書いたけど、これは「最初で最後に」と書くべきなのかもしれない…。
というのも区が等々力で区が観光夢舞台とやらをやって以降、区の観光施策の打ち上げ花火はパッタリ途切れて無くなっているからだ…(苦笑)。

観光スポットには、基本的に訪問者にとっての「非日常性」が欠かせないとおもう。
ところが世田谷は純然たる住宅都市であって、区内の名所といっても日常の延長な感じの場所ばかり。
正直、「観光」っていうには、ものすごく中途半端なのだ。
観光に来てください♪と謳うからには、最低限、半日は余裕で遊べるくらいの魅力がないと観光地には成りえないと個人的には思うけど、そう考えるてゆくと、考え直さなきゃいけないポイントは沢山あるんだと思う。

誤解がないように言い添えておくと、等々力渓谷そのものは実際、とっても素敵なところだと思う。
「都内にもこんな場所があったんだ!」と初めて訪ねた人が感嘆符つきで思うことは請け合い。
ぜひ多くの人に訪ねてみてほしい区内の場所のひとつだと思う。
特に等々力不動の見晴台から見事な桜が見下ろせる春と、渓谷の新芽が一斉に芽吹く新緑の渓谷、晩秋の紅葉はオススメしたい。
ただ渓谷といっても等々力渓谷は、ゆっくり歩いても40~50分で一通り通り抜けてしまえる小渓谷。
流れる矢沢川も区内に源流をもつ河川ゆえ、水がちょっと臭う。
お散歩道にはGOODだけど、これが果たして観光なの?といわれると疑問が湧くところだ…。

区が観光施策を本気でいうのであれば、一日遊べるくらいの回遊性を考えて、沿線のリッチな風情の五島美術館とつなげるとか、それなりに歴史の雰囲気を感じさせる九品仏や多摩川沿岸の古墳群とつなげるとか発想を膨らませて策を練らないと、観光にならないんじゃないかなと思う。
加えて渓谷の魅力を本気で高めようと思うなら、水の浄化にもっと努力すべきだし、シュロの木が増えて南国チックになってしまった景観もそのままでいいのか疑問。渓谷に垣間見られる無粋な金網フェンスだって何とかするべきなんじゃないのかなぁ。

結局、区の観光施策は、首長が当選後、新しい政策をぶち上げてみたけれど、結局、現実が追いつかなかった…という巷によくある失敗例のひとつに近いのではないだろうか。
ううむー。考え始めると疑問がいっぱいだ。
トピックの優先順位を考えなきゃだけど、区の観光施策はその後どうなったのか、いちど議会質問してみようかしら ^^;

11月8日 「区議会だより」編集。春日亮二さんの訃報。

2007年 11月 09日 - 00:00 by aya kamikawa

朝10時から広報小委員会、11時から議会運営委員会に出席。

議題はいずれも「区議会だより」の編集発行について。
「区議会だより」は区民が議会の動きを知るうえで最も身近なメディア。
区議会にふだん関心の低い区民でも、新聞折り込みされる「区議会だより」の紙面だけは、投票した議員の発言くらいは読んでいる、といった例が少なくない。
よって議会活動の内容を広く知っていただきたいと考えている私もその原稿づくりには毎回、かなりの力が入っている。とはいえ各自に割り当てられる紙面は非常に限られている。
議会の「ひとり会派」である私の場合、本会議の質問を要約した紙面で15字×24行、決算審議の意見開陳を要約した部分で15字×8行という制約がある。
よって限られた紙面に発言を凝縮するために、思いを込めて一句を詠むが如く、毎回、短いながらも効果的な原稿をひねり出すために1、2時間は考え込んでしまう…。

「区議会だより」の原稿案は通常、議会事務局調査係の手で、まずタタキ台が作られ、議会運営委員会の広報小委員会に提示される。
その内容に修正を望むのであれば、次回の小委員会の前に「修正要望」として事務局に提示しておく必要がある。
多くの議会会派、議員のすることは、この事務局案に若干の変更を加える程度のことなのだが、私の場合は考えた末に、大幅書き換えか全面書き換えで要望することが多い。

短い文面の制約があるからこそ、論点をスパッと判りやすくしたいし、役所にとり耳の痛いであろう問題も明確に伝えたい。
この点、事務局から示される当初案は非常にそつなくまとめられているし、きちんと大意はつかんでいるけれど、私から見るとずいぶんマイルドで、質疑の臨場感とか気迫が薄いかな…と感じることも多いのだ。

かくして今回の広報小委員会でも私からは大幅な修正要望を出した。
実際の発言内容に沿ったほぼ全面的な書き換えだったけれど、他会派からの意見もなく要望は了とされ、その後の議会運営委員会に諮られることになった。
小委員会を通過すれば、ほぼ問題なく議会運営委員会の了解も得られることからこの段階でかなりホッとして控室で休憩。11時から議会運営委員会が始まって、あっけなく小委員会案が了承されて終了。
その後、会派をまたがる勉強会に出席して帰路についた。

***

夜、会食の途中で携帯にメールが入る。
ゲイ・アクティビストであり実業家でもアーティストでもある春日亮二さん(愛称「がんすけ」さん)が亡くなったことを知らせるメールだった。
突然の訃報に接して、がんすけさんの顔がフッと頭に浮かんだ。
享年37歳。私より若く、才能に溢れていた彼がこんなに早く亡くなるなんて…。

私が性的マイノリティを初めて公言して選挙を闘っていた2003年の当時、私たちは友人の仲立ちで出会っている。
当時、無謀とも思えた私たちの挑戦に性的マイノリティのコミュニティからさまざまな声が上がった。
急きょ開設されたサイトには温かなメッセージも沢山寄せられた一方で、匿名性が担保されたネットの掲示板には、哀しいかな多くの誹謗中傷の声があった。
そんな当初、自らの名前で応援メッセージを発信してくれた数少ないゲイアクティビストの一人が、がんすけさんだった。
何もかもが足りない、走り始めの選挙事務所に早々に自らの事務用品を快く貸し出してくださったのも彼だった。
当選を見届けた明け方の選挙事務所に、最後まで佇んでいた彼の姿を思い出した…。

彼が私に期待したものは何だろう?
彼が望んでいた社会変化とは、どのようなものだろう?
……いろいろ思いを巡らせて、何だか切なくなった。

交友の機会をいただいた一人として、そして一人の政治家として、彼の存在を忘れないでいたい。
現に政治に携わる一人として、地道に私にできる努力を今後とも重ねてゆきたいと思う。
春日亮二さんのご冥福を改めてお祈り申し上げます。

11月7日 怒涛の北海道・後半。GLAAD関係者と懇談

2007年 11月 08日 - 00:00 by aya kamikawa

朝6時半起床。
新千歳空港から空路、東京に戻ってきた。

4泊で訪ねた道東は、怒涛の駆け足ではあったけれど、内容充実だった。
3日の帯広市につづき、4日は釧路市で講演。
釧路は帯広の倍ほどの方が講演会場に駆けつけてくださった。
5日は一日オフ。
ご好意に甘えて弟子屈の知人宅に泊り、ご自慢の白樺林の温泉露天風呂でくつろぎ、満点の星空を仰ぎ見た。
朝は車で30分、神秘的な摩周湖の日の出を見て、午後は知床方面までドライブにお連れ下さった。鮭の遡上も初めて見たし、ふんわり雪を頂にのせた羅臼岳と燃えるような晩秋のカラマツ林にもうっとり。
国後島が知床から思った以上に間近に見えたことにも考えさせられた。

6日はプロペラ機で丘珠空港に移動。
そのまま車で倶知安に入り、夜、教職員組合の自主編成講座で講演。そして今日、朝6時起きで新千歳空港へ移動、午後には東京に戻ってきた。
4日のうち3日は講演が入っていて移動も多かったけれど、行く先々でホスピタリティに恵まれて思い出深い旅になった。皆さんに感謝!!

***

東京に戻って夜は、六本木のミッドタウンへ。
かの地は、いわずと知れた東京でも最先端の再開発地域。
初めて足を踏み入れたけれど、約束があって待ち合わせた場所が、世界的な高級ホテルグループ、リッツカールトンのラウンジだったこともあって、見渡せば周りは外人ばかり、ホテルの周辺もクリーン&グリーンで知られたシンガポールの都心部みたいで、何だか日本離れした印象だった。

ホテルでは、アメリカを代表するセクシャルマイノリティ支援NGOのひとつ、Gay & Lesbian Alliance Against Defamation(略称:GLAAD)の関係者と懇談。
新しくLGBT(いわゆる性的マイノリティ)向けのサイトを構築する予定だとかで、対談の模様はそこにアップしたいとの意向だった。
3時間のディスカッションは私としてもなかなか刺激的で楽しかった。
サイトにインタビューがアップされた暁には、皆さんにもこの日記でご紹介したいと思います。